気まぐれ思いつき日記

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む40代男性の日常。2年間ずつバンクーバー、LAに滞在、2016年8月末に帰国。現在は主夫と会社員とライターの三足のわらじで頑張ってます。バンクーバーやLAと関係ないことも多々あります。

今日同僚と話してて、我ながら良いこと言ったなあという気がするので、忘れないうちに書いておきます。

「自己満足のために怒らないようにする」

つまり、なんで怒ってるのかを自己分析して、それが自己満足のためならば怒るのは理不尽だからやめようね、という話です。

例えば、部屋が激しく散らかっていたら「なんで片付けないんだ!」と子供であったりパートナーであったりに対して怒りたくなるかもしれません。でも、片付けないのは片付いてなくても散らかした当人が困ってないからです。あるいは困っていることに気づいていてもめんどくさくて片付けたくないからかもしれませんが、いずれにしても片付けることにさほどメリットを感じてないから散らかったままになっているわけですね。「散らかすのは悪いこと」と思うなら、それを相手が行動に移すレベルで納得するまで説得するべきで、納得してくれないならそれは価値観の押し付けでしかありません

で、片付いてないとなんで怒りたくなるのかというと、自分が気分良くないからです。散らかっているところを見たくない、人を呼んだ時に恥ずかしい、他人のものをわざわざ片付けたくない、だから片付けてほしい。でもこれは自己満足のためだよね、と。散らかした当人からしたら「知らんがな、わし別に気分悪くないし。」と。

なので、その気分が悪い状態を我慢するか、自分で片付けるか、自己満足のために協力してくれるよう要請して片付けてもらうか、あるいは相手に片付けるメリットを説くなど何か根本的な対策をとるかといった行動をとるべきであって、「俺の気分が悪くなるから片付けろ」と怒るのは「むしゃくしゃするから殴らせろ」と無茶苦茶言ってるジャイアンと同じです。
gian

そんなわけで、怒りたくなっても「それが本当に自己満足のためではないのか」というのを自問自答すると、怒る機会も少し減るのかなと思うのでよろしければ考えてみてください。

ちなみに子供に対して怒るときは下記のエントリーもどうぞ。

子供が急に海外で暮らすということ」というエントリーがちょっと話題になっています。
4才の子供がある日海外(アメリカ・カリフォルニア州)に引っ越して言葉もわからない現地校に入り、他の子達とコミュニケートできず孤立し、メンタルを病みかかっている姿は想像するだに胸を締め付けられる思いです。

ちょうど友達が子連れで海外に引っ越したという話を聞いたので、その友達や他の人でも誰かの参考になればと思い、少し書いてみます。


思い返せば我が家もカナダに引っ越して娘には辛い思いをさせたなあという気持ちがありまして、上のエントリーは我が家にとって人ごとではなかったわけです。
うちにとってラッキーだったのは、奇跡的と言っていいほど、ていうかもう奇跡だな、うん、神がかり的に周りの人達に恵まれたということです。

まず同級生に日本人(厳密にはハーフ)がいたこと。
この子はカナダにいる間の娘にとってのベストフレンドの一人でした。この子が通訳の役割を果たしてくれたことで、他の子との交流もちゃんとはかれたのかなと思います。

1つ上の学年にも日本人がいたこと。この子達のお母さん達にも相当助けてもらいました。入ってすぐの頃、休み時間に一人で泣いていたところを声をかけてくれて一緒に遊んでくれたのは本当に助かりました。
翌年、同じように泣いていた新入生の日本人の子に声をかけてあげたと娘が報告してくれたときは本当に嬉しかったです。

さらに、入学してすぐに、同じアパートに同級生が住んでいてしかも同じように海外から引っ越してきたばかりの子供がいたこと。この子のお母さんはアパートが同じであることに気づいて夕飯に招待してくれました。(そのときのことを過去に書いています。娘にお友達ができました

また、クラス役員のお父さんとお母さん(どっちも中国系カナダ人)が本当に本当にいい人達で、馴染めずにいた娘のことをとても気にかけてくれたこと。
放課後、遊び相手がおらずポツンと立っている娘に声をかけて、自分の子供達に「一緒に遊んであげて」といつも声をかけてくれました。お父さんの方は僕と同じく主夫で、以前は神父だか牧師だかもしていたんだとか。どうりで優しい。僕の生涯で彼ほど優しい人が他にいたかな、と思うくらい優しい、そしていつも冗談ばかり言っている気さくな人です。一度、家に招いたときに「娘のことを気にかけてくれてありがとう!」と伝えたら、「だって娘ちゃんは知らない人ばかりのところに、しかも言葉がまったくわからない世界に急に放り込まれたんだよ?自分だったらと思うと考えるだけで恐ろしいよ。だから自分にできる精一杯のサポートをしようと思ったんだ。」と言ってくれました。神父っていうより神様なんじゃないかな。

いまだに当時のことを思い返すだけで感動で涙がこみあげてくるくらい、本当にたくさんの親切に恵まれて、だからこそものすごく良い印象をバンクーバーに対して持っています。

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小さい子供を連れて海外引っ越す人にお伝えしたいのは、子供の親同士のコミュニケーションがとても大切だということです。もっというと、遊び相手になってくれる子の親と早く仲良くなることが肝要。

日本と異なりアメリカやカナダでは(そして他の多くの国でも)、子供同士が勝手に約束をして放課後に遊びに行くということができません。なので親同士で話して、いつだったらば遊べるのか、どちらがどちらの家あるいはどこの公園に行って遊ぶのか、何時まで遊ぶのか、誰が連れて行き付き添いをするのか(子供だけで外で遊ぶのは御法度)。そういったことを全て話した上で一緒に遊ぶことになります。

男性の親の場合はこれが非常に高いハードルで、僕はコミュニケーション能力は低い方ではないと自負しているのですけれども、やはり女性ばかりの中にいきなり飛び込んで(ここまではできるけど)しかも連絡先を交換したりするのはなかなかに難易度が高い行為です。子供同士が先に仲良くなっちゃえば「プレイデートしたいって言ってるんで連絡先教えて」って言えますが、親側で先に仲良くなってという行為ができない。そこに加えてシャイな娘は自分から友達と約束をしてこれない(というか保育園育ちでそもそもそういう習慣もない)ので割と八方塞がりになるところでした。周囲のサポートがなかったら、そして同級生や近い学年に日本語を喋れる子がいなかったら、どうなっていたことかと思うと背筋が寒くなります。

願わくば、先のエントリーのお嬢さんが早く仲良しのお友達を作って、学校が楽しくなってくれますように。。。

先日、たまたま火事の現場に居合わせまして。

用事を済ませて外に出たら向かいのマンションで警報ベルがけたたましく鳴り響いていて、「おやおや、どこぞのいたずらっ子がうっかりボタンを押しちゃったかな?w」なんて思って眺めてたら煙がモクモク出てきました。

あれ、これ、マジのガチの火事じゃね?

ってなりまして。そんときに脳裏に浮かんだのが、アフロ田中の「誰も、消防車を呼んでいないのである!」というワンシーン

すでに誰か通報してるかもしれないけど、通報してないかもしれない。それならば通報してない可能性を考慮して通報しようじゃないか、ってんで緊張する手で119番に電話しました。
超速攻で電話出るのかと思ったら、意外に待ちました。5コール以上かかったんじゃないかな。なんかへんなとこにかけちゃったかなって心配した頃に出て、「救急ですか、火災ですか」って聞かれました。そうだよね、救急の場合あるもんね。娘がすっころんで頭を切って血まみれになったときにも119番したわそういえば。
場所やら状況やらを伝え、「他の方からも通報を受けて向かってます、ありがとうございました」って言われて、成し遂げたな、と。ちょっとした充実感を味わいました。

皆さんも、火事の現場に立ち合ったらまずは通報しましょうね。




さて、為すべきことを成し遂げたあとはじっくり野次馬にシフトチェンジです。消防士さんの邪魔にならなそうな場所に陣取って眺めてました。しばらくして消防車がサイレンを鳴らして近づいてきてテンション上がる上がる。

で、ですね。消防車が交差点に侵入しようとしてるのに、対向車とか普通に走ってるのね。おがたさんびっくりですよ。え、停まらないの?って。日本の法律では停まらなくていいの?って。

というのも、アメリカでもカナダでも、緊急車両がサイレン鳴らして走ってきたら周りに時間を止める魔法をかけたみたいに全ての車がピタッと停まるんですよ。完璧に。だから「緊急車両交差点に侵入します!」とかマイクで叫ばなくても安全に交差点に入れるわけ。そんで、消防車や救急車がすごいスピードで過ぎ去ったらまた何事もなかったかのように動き出すの。アメリカ人の運転マナーなんてひどいもんだけど、これだけはみんなちゃんとやるんですよね。
それが日本(東京だけ?)ときたら、周りの車があまりちゃんと停まらないもんだから消防車もゆっくりしか動けないし、そのせいで通り過ぎるのも時間がかかる。当たり前だけど消火作業や救出作業も遅れる。絶対ダメでしょこれ。

別にね、アメリカやカナダがえらい!最高!日本ダメ!とかそういう話じゃないんですよ。ただ良いところは見習うべきだよねって思うわけ。このあたり、アメリカやカナダで動いたら射殺されかねないけど(言い過ぎ)、日本は甘いんだなあと。一応道交法では緊急車両が通過する際には停止するよう定められてるんですけどね。

なんか日本人として情けないなーっていうのと、そこはもっと厳しく取り締まった方が良いんじゃないかなと思いました。
火事はそのあとに前を通ったらもう何事もなかったかのように収まってました。めでたしめでたし。

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