学年末試験の真っ最中です。もちろん僕でなくて娘の話です。

一応勉強らしいことはしているだけ、僕の学生時代に比べると格段に偉いのであまりやいやい言うのは違う気もしますが、大人はずるいので30年も前の話は棚の一番上に置いてやっぱりやいやい言うわけです。
やれ勉強しろ、そんなで良い点数が取れると思うのか、数学だけでもちゃんとやっておけ、やいやいやい。

それはそれとして、今時だなあと思ったことがあったのでメモを兼ねてご紹介。


・試験用のまとめノートはGoogle Documentで共同編集する
試験の範囲をなんかきれいにまとめて勉強しやすくする作業、やりませんでした?覚えないといけないところは赤ペンで書いたりして。僕はやってました。試験一週間前に始めて、まとめノート作って満足するタイプでしたが。

娘の同級生達はそれを仲良しの子とGoogle Docsで共同編集しながら作成し、それを他のクラスメートにシェアしたりシェアしてもらったり、不足箇所を指摘してもらったりしています。効率的だ。

タイプして作成するだけじゃ覚えられるとも思えないので「(お父さんみたいに)作って満足するなよ、出来上がったところからがスタートだぞ」と伝えてはいますが、あまりやってるようには見えないんですよねえ。大丈夫?


・問題を作ってシェアするサービスを使う
Kahootというサービスがあり、オンライン上で4択問題を作成して他人に解かせて点数を競うゲームができます。
ゲーミフィケーションを絵に描いたようなサービスで、こういうのを学校主体で導入してるのすげえなって思います。
問題は、こちらも活用してるのをあまり見かけないことかな。。。繰り返し解いて高得点にチャレンジして欲しいんですけどね。学校でやってるのかな、きっとそうだよね。


・オンライン勉強会
これは学校問わずやってる人結構いるんじゃないでしょうか。Zoomとかで手元だけ映してお互い勉強してるのを見張るのが目的だそうです。最近はおしゃべりが目立つのでもうそれ勉強会として機能してないんじゃないかなと思いますが。開き直ってゲームしてる子もいるみたいだし。
まあ昔から勉強会ってそういうもんですよね。古今東西、オンでもオフでもやることはあまり変わらないという人間の愚かさを見せつけていただいてます。

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やりかたを眺めてて大人としては思うところは色々あるのですが、まだそこまで成績を追い求める必要もないのと、とりあえず試行錯誤してもらいたいので限界まで我慢して何も言わないようにしています。なるべくね。

ただまあ限界がありますからね。やっぱりやいやい言ってしまうわけです。お前もうちっと真面目に勉強せいと。

さて、学年末試験の結果はどうなることやら。あれで良い成績を取られてもなあと思うと親としては痛し痒しで困ったもんです。


おまけ
一夜漬けのことは英語で "cramming" と言うそうです。知らなかった。赤毛のアンに出てくるそうで、「crammingは良くないらしいよ」と娘が教えてくれました。その言葉、3年後にも吐けるよう毎日コツコツやる習慣つけておいてね。