この1年間読んだ本を主観だけでランキングしちゃったよ!どれも面白かったので、是非読んでみてくださいな。

1位:天地明察
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)
この本は今年読んだ本でいちばん時間を忘れて読んだ本だと思います。出会ってなかったらどうとかそういうのではないけれど、読んですごく満足した本。Amazonの批評で星の数が少ないものも、作中の論理の誤りを指摘するものがほとんどで、作品への影響は大きなものではありません。超オススメ。(もう少しちゃんとした感想は過去のエントリー参照)


2位:新書がベスト (ベスト新書)
小飼 弾
ベストセラーズ
面白いだけでなく、その後の本の読み方・選び方も変わったので、そういう意味ではの影響力も含めて2位にランクイン。読む本の新書率が上がったのは前のエントリーの通りです。本の読み方は成毛眞さんの「本は10冊同時に読め!」もオススメ。


3位:トポロジカル宇宙 完全版―ポアンカレ予想解決への道
根上 生也
日本評論社
この本は感動しました。宇宙の形を想像するっていう壮大な作業を本の中でするというところがすごいです。宇宙にロマンを感じるなら読むべし!


4位:大人げない大人になれ!
成毛 眞
ダイヤモンド社
内容は変人奇人列伝な感じですが、周りに遠慮して小さく縮こまるより、やりたいようにやったほうが結果を残せるぜ!って本です。個人的にはすごく共感できる内容で、成毛ファンになった作品でもあります。電子書籍版もありますよー。


5位:容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
東野圭吾作品は今まで読んだことがなかったのですが、結構はまりました。その中でもドギュンときましたよ。この本は本当に面白かった。伏線の張り方が上手で、読み終わった後で読み返したくなります。間違いなく名作。


6位:マグネシウム文明論 (PHP新書)
矢部 孝,山路 達也
PHP研究所
夢が詰まってます。詳細は過去のエントリーに譲りますが、これが実現したらすっごく素敵だなあとウキウキしちゃいます。


7位:動物の値段―シャチが1億円!!??
白輪 剛史
ロコモーションパブリッシング
成毛さんのブログで紹介されてたので読みましたが、動物の値段と飼い方が出てます。現実問題として飼うことはまずないわけですが、動物好きとしてはいろいろな豆知識にふれられてかなり楽しいです。ライオンの値段が意外に安い!


8位:ニセ科学を10倍楽しむ本
山本 弘
楽工社
なんかよくわかんないけど科学的っぽい理由で良いと思ってること、悪いと思ってることありませんか?もっともらしい理由があるけど実はウソな「ニセ科学」を糾弾しながら楽しめる本です。理系の人も文系の人も読んで欲しい本。


9位:完全教祖マニュアル (ちくま新書)
架神 恭介,辰巳 一世
筑摩書房
個人的に、宗教について学ぶのは楽しいのでランクイン。宗教を学ぶことは文化を学ぶことにもつながります。すごくライトかつフランクな文体で宗教を学べる良書。どうしてもこの手の内容はかたっくるしいのが多いのですが、真逆を行ってるので興味ある人は読んでみるといいかも。


10位:流星の絆
東野 圭吾
講談社
東野圭吾の作品を2つもランクインさせてしまいました。ホントはフィクションとノンフィクションを分けようと思ったのですが、フィクションって天地明察と東野圭吾作品と楊令伝、あとマンガくらいしか読んでないのでランキングにならないのでごっちゃ混ぜにしちゃいましたw この本も面白かったですねえ。人気作家なだけあるなあと思います。本もドラマもまだな人は是非。


以上、2010年の僕が読んだ本ベスト10でしたー。来年はもっとたくさん読むぞー。