ミンスクの台所というベラルーシ料理屋さんに行ってきましたよ。

営業のときにお世話になったお客様と久しぶりにコンタクトをとったところ、食事にお誘いいただき、連れて行っていただきました。彼の故郷の料理だそうですが、恥ずかしながら世界地理・世界史の授業を睡眠学習(←あまり効果なかった)でパスしたワタクシ、ベラルーシがどこにあるか知らず、ましてベラルーシ料理なるものがどんなものか全くわからなかったので事前に少し勉強いたしました。あ、こんなところにあるのね、ベラルーシ。ミンスクというのはベラルーシの首都だそうです。

勉強の成果から思ったこと。「これ、僕が食べられるものなのかな。。。」(←めちゃくちゃ失礼ですよね、ごめんなさい)
いやですね、なんか酸っぱそうな雰囲気があるんですよ。あまり偏食ではないんですけど、酸っぱい食べ物って柑橘類以外は苦手なんですよね、酢の物とか。しかも、見た目も派手派手しいし。。。

料理を頼むのはお客様におまかせしたのですが、食べられないものがないか訊かれたときに「酸っぱいもの、たとえばサワーキャベツとかは苦手です」と素直に答えておきました。そしたら、あまりそういう酸っぱいものはないそうです。心配して損したよ。でも見た目が派手なのは変わりないしな。。。とまだドキドキがおさまらず。
とりあえずグルジアワインで乾杯。このグルジアワイン、すごく甘くて、でもくどくなくて飲みやすい、美味しいです。重厚なワインとは違いますが、これはこれでアリだと思いました。また試してみたいです、グルジアワイン。(フランスワインのような普通のもあるそうです)
さて、いよいよお料理の登場です。お店の看板メニューの1つでもある「毛皮を着たニシン(ニシンとビーツのサラダ)」。

あ、赤い。。。やっぱりなんか酸っぱそう。。。恐る恐る口にはこびましたところ、、、これ、すんごい美味しかった!見た目の派手さに反して素朴な味。このお店の料理は全て家庭料理だそうですが、このあと食べた料理もどれも素朴で食べやすいものばかりでした。変な先入観持ってごめんなさい!

結局、
毛皮を着たニシン(ニシンとビーツのサラダ)
キノコのピクルス
ポテトサラダ 「オリヴィエ」
ベラルーシ水餃子
パン
ピロシキ
ボルシチ
キエフ風チキンカツ
シャルロトカ(アップルケーキ)

とかなりの量を頼み、どれも美味しくて食べ過ぎてしまい胃袋が破裂しそうに。飲み物もグルジアワインのあとにバルティックビールを、デザートには紅茶にジャムを入れるロシアンティーをいただき、満腹ご満悦でございました。しかもご馳走になってしまい。。。今度は美味しい日本料理をご馳走しなければ!!


お客様とは色々な話をしました。お仕事のこと、家族のこと、311の日のこと、日本のこと、ロシアのこと、etc.、、、。英語がやや不自由な僕は聞いてるのが8割くらいだったと思いますが、色々と気を遣ってくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。また会いましょうと約束して帰路につきましたが、次回はもう少し色々しゃべれるよう、英語をちゃんと勉強しようと思ったのでした。


ということで忘れられない夜になりました。そしてミンスクの台所、美味しいです。普段なかなか触れる機会がないベラルーシ料理(ロシア料理)ですが、一度行ってみられてはいかがでしょうか。人気店なので予約をしてから行くのがオススメ、とのことです。

参考
トキヤの食・酒BLOG
Allabout