さてさて、3月末日をもちましてめでたく無職となったわけで、雇用保険(失業保険)をもらわなければいけません。しかし、この雇用保険、働く意志がある人にしか給付されません。海外に引越しちゃったら、現地で働くかはともかく日本では意志を示そうにも就職活動もままならない状態になります。そんな僕たち私たちのために、受給期間延長申請というのができます。これは、配偶者の海外転勤に同行するためというやむをえない事情がある場合は最大4年間は受給権利失効を待ってあげますよ、というものです。別にもらえる期間が延びるわけではありません、念のため。(当初、僕はそういうふうに受け取ってしまいましたがw)

んで、上記のページにも書いてありますが、いくつか書類が必要となります。僕が住む目黒区はハローワーク渋谷の管轄となるのですが、問い合わせたところ、下記の書類が必要とのことです。

1.雇用保険被保険者離職票-1と離職票-2
2.受給期間延長申請書
3.住所、生年月日、続柄を確認できるもの(コピーでも可のようです)
4.パスポート、出国スタンプのページと顔写真のページのコピー
5.ビザ(ビザが必要な国へ行く場合)
6.配偶者の転勤辞令のコピー
7.返信用封筒


4で「出国スタンプのページのコピー」とあるように、ハローワーク渋谷は出国してからしか認めてくれないようです。なので、書類を用意しておいて誰か信用できる人に預け、後からコピーをドッキングさせて返信用封筒を添えて提出してもらう、という段取りになります。ていうか、ハローワークによって対応異なるとかアホじゃねーのかと思うんですが。

ちなみに、2の受給期間延長申請書は窓口に行けばすぐもらえます。たぶん、退職前でももらえます。「退職してから来てください」と言われたのでわざわざ退職を待ってから行ったのですが、書類渡されておしまいでした。うーん、さすがお役所w
役所って未定のことについての相談をすごく嫌うなーという印象。「○○になる予定なんですが」と言っても「では確定してからまたご相談ください」とか平気で言うし。こっちは事前に準備しておきたいから相談してるんだっつーの!あれですかね、言質とられて揚げ足取りされるのが嫌なんですかね。

ということで、時間に余裕がある方は退職を待たずに一度寄ってご相談されてみるといいんじゃないかなと思いました。

(参考)
失業保険給付&退職マニュアル