カナダでは健康保険加入者は医療費が無料です(診療費のみ。薬代は別途だそうです)。全て国が負担しています。国の財政がどうかというのはさておき、無料なのでみんな少し体調が悪くなるとすぐに病院にかかります。日本では、医療費負担がない上に時間を持て余しているお年寄りが病院を集会所代わりにしているとよく言われますが、それがカナダでは全世代で行われているのでその混雑具合たるや想像できようというものです。(なので病院は予約制が主です)

さて、そうなるといざ急病でかかりたいときに困ってしまうのもまた想像通りなのですが、それが酷いときはレントゲンを撮るのに2、3日待つとか。なので、子供が転んで骨折の疑いがある場合、「骨折の疑いがあるからレントゲンを撮りましょう、3日後に来てください」と帰されてしまうのだとか。「えっ!?」となりますよねw まあこれは極端な場合かもしれませんが、複数ソースからの情報なので信憑性は高そうです。
そんなわけで、お金がある人はUSまで車を飛ばして診察してもらいに行くそうです。あちらはあちらで医療費がバカ高いことで有名ですよね。うーん、どっちに転んでも嫌だなあ。。。そう考えると、日本の3割負担ってのは結構いい線いってるんだなと思う次第です。

我が愛娘はおっちょこちょいでしょっちゅう怪我をするのでお父さんは心配でなりません。どうか大怪我だけはしませんように。。。


。。。などと祈っていたところ、なんだかここのところ娘が変な咳をしていたのでちょっと心配になり、海外旅行保険(健康保険に加入できるまでの間のために日本で入ってきた)が使えて日本人の通訳がいる病院を予約して行ってきました。
予約したのに20分くらい待たされましたが、まあほら、カナダだし。通された個室でさらに10分くらい待たされましたが、まあほら(ry)。入って来たお医者様は従軍経験あるんですかとききたくなるくらいゴツいイケメン。腕が僕のふくらはぎより太い。太ももくらいあるかもしれない。殴られたら首がもげるくらい。とにかく太かったです。でもすごく優しい先生で、娘もおとなしく受診。「軽い風邪ですね」という診断結果と咳止めシロップ(味がすこぶる心配。飲んでくれるといいのですが。)を貰ってきました。参考までにこの受診で保険に入ってないといくらなのかきいたら、125ドルだって!!!!!さらに通訳をつけるとプラス100ドル!!!なにそのぼったくりプライス!健康はプライスレスとは言え、ねえ。でもこちらの医者はあまり儲からないとも聞いたし、じゃあお金はどこに行っちゃうのかしら。

まだまだ謎が多いです、バンクーバー。また何かわかりましたら追記いたします。


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