気まぐれ思いつき日記

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む40代男性の日常。2年間ずつバンクーバー、LAに滞在、2016年8月末に帰国。現在は主夫と会社員とライターの三足のわらじで頑張ってます。バンクーバーやLAと関係ないことも多々あります。

2010/12

この1年間読んだ本を主観だけでランキングしちゃったよ!どれも面白かったので、是非読んでみてくださいな。

1位:天地明察
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)
この本は今年読んだ本でいちばん時間を忘れて読んだ本だと思います。出会ってなかったらどうとかそういうのではないけれど、読んですごく満足した本。Amazonの批評で星の数が少ないものも、作中の論理の誤りを指摘するものがほとんどで、作品への影響は大きなものではありません。超オススメ。(もう少しちゃんとした感想は過去のエントリー参照)


2位:新書がベスト (ベスト新書)
小飼 弾
ベストセラーズ
面白いだけでなく、その後の本の読み方・選び方も変わったので、そういう意味ではの影響力も含めて2位にランクイン。読む本の新書率が上がったのは前のエントリーの通りです。本の読み方は成毛眞さんの「本は10冊同時に読め!」もオススメ。


3位:トポロジカル宇宙 完全版―ポアンカレ予想解決への道
根上 生也
日本評論社
この本は感動しました。宇宙の形を想像するっていう壮大な作業を本の中でするというところがすごいです。宇宙にロマンを感じるなら読むべし!


4位:大人げない大人になれ!
成毛 眞
ダイヤモンド社
内容は変人奇人列伝な感じですが、周りに遠慮して小さく縮こまるより、やりたいようにやったほうが結果を残せるぜ!って本です。個人的にはすごく共感できる内容で、成毛ファンになった作品でもあります。電子書籍版もありますよー。


5位:容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
東野圭吾作品は今まで読んだことがなかったのですが、結構はまりました。その中でもドギュンときましたよ。この本は本当に面白かった。伏線の張り方が上手で、読み終わった後で読み返したくなります。間違いなく名作。


6位:マグネシウム文明論 (PHP新書)
矢部 孝,山路 達也
PHP研究所
夢が詰まってます。詳細は過去のエントリーに譲りますが、これが実現したらすっごく素敵だなあとウキウキしちゃいます。


7位:動物の値段―シャチが1億円!!??
白輪 剛史
ロコモーションパブリッシング
成毛さんのブログで紹介されてたので読みましたが、動物の値段と飼い方が出てます。現実問題として飼うことはまずないわけですが、動物好きとしてはいろいろな豆知識にふれられてかなり楽しいです。ライオンの値段が意外に安い!


8位:ニセ科学を10倍楽しむ本
山本 弘
楽工社
なんかよくわかんないけど科学的っぽい理由で良いと思ってること、悪いと思ってることありませんか?もっともらしい理由があるけど実はウソな「ニセ科学」を糾弾しながら楽しめる本です。理系の人も文系の人も読んで欲しい本。


9位:完全教祖マニュアル (ちくま新書)
架神 恭介,辰巳 一世
筑摩書房
個人的に、宗教について学ぶのは楽しいのでランクイン。宗教を学ぶことは文化を学ぶことにもつながります。すごくライトかつフランクな文体で宗教を学べる良書。どうしてもこの手の内容はかたっくるしいのが多いのですが、真逆を行ってるので興味ある人は読んでみるといいかも。


10位:流星の絆
東野 圭吾
講談社
東野圭吾の作品を2つもランクインさせてしまいました。ホントはフィクションとノンフィクションを分けようと思ったのですが、フィクションって天地明察と東野圭吾作品と楊令伝、あとマンガくらいしか読んでないのでランキングにならないのでごっちゃ混ぜにしちゃいましたw この本も面白かったですねえ。人気作家なだけあるなあと思います。本もドラマもまだな人は是非。


以上、2010年の僕が読んだ本ベスト10でしたー。来年はもっとたくさん読むぞー。

Yahoo!ニュースを見てたらこんな記事が。

<橋下知事>カジノに高い評価 香港、マカオ視察終え帰国 
毎日新聞 12月23日(木)21時6分配信
 大阪府の橋下徹知事は23日夜、香港での観光PRやマカオでのカジノ視察を終え、関西国際空港に帰国した。

 香港では、地元経済当局の幹部を訪問して意見交換した後、地元の中学校を視察。大阪観光をPRするイベントにも出席し、食べ物や文楽など大阪の魅力をアピールした。また、マカオでは、カジノを含む大型リゾートホテル「ウィンマカオ」を訪れ、ホテル社長らから説明を受けながら、カードゲームのエリアやアトラクションを視察した。

 大阪湾岸へのカジノ誘致に力を入れている橋下知事は帰国後、記者団に「カジノの雇用効果はすごい。今の日本に必要不可欠なツールだ」と高く評価。治安の悪化やギャンブル依存症などの課題については、「やってダメなら修正したらいい」と述べた。


個人的にもカジノ誘致は賛成です。雇用もそうだし、日本人ならではのサービス提供力は確実に外貨獲得に貢献するでしょう。必要不可欠かどうかは知らんけど。

でも、ご存じの通り日本は賭博NGと刑法で定められています。理由は「ギャンブル中毒者が発生する」だとか「一攫千金が狙えると勤労意欲を損ねる」からだそうです。でもあんまり厳しくし過ぎてもなんだから、公営ギャンブルはOKよ、と。

なんだそりゃ。ツッコミどころ満載過ぎて困っちゃいますね。競馬や競輪でも中毒者は発生してるし勤労意欲を損ねてる人はいるでしょう。でもほとんどの方々は真面目に働いてますよね。つか、じゃあ賭博OKの国の方々はどうなんだ、と。ニュースにもある、治安の悪化なんか他国に対して失礼以外の何物でもねーだろ。パチンコは表向きにはギャンブルじゃないことになってるけど、どう考えてもギャンブルですよね。宝くじも同様。ほんと無茶苦茶。

まあね、日本人は農耕民族の性か、昔から「こつこつやってる人が報われる」と教えてきてるから、ギャンブルなんか正反対のことで肯定できない、ってのもわからんでもないんだけどさ。そういう国民性が「失敗を許さない」風潮になってるんじゃないかなと思うのよね。確率的に行ける公算が高くても、失敗する可能性もそこそこあるならダメ、みたいな。もちろん、失敗する可能性の方が高くても、失うものが許容範囲内ならトライしてみればいいんだけど、それもダメ。とにかく冒険はNG、みんな仲良く平和に行こうぜ!ってカンジで。(みんながみんなダメと言ってるわけじゃもちろんないけど、傾向的にね)

ギャンブルも、トータルで見て勝てるならやればいいし(そんなギャンブルは原則としてありえないけどw)、そうでなくてもお小遣いの範囲内であるなら娯楽としてやればいい。
お金の投資・運用の話と一緒で、ちゃんとやり方、楽しみ方を小さいうちから教えていればだいぶ違うと思うんだけどなあ。

治安なんてどうにでもなると思うし(日本の治安の良さをなめんな!)、どーしてもギャンブル依存症の人を減らしたいなら、ギャンブルしたい人は登録制にすればいいよ。税引き後所得の20%までしか使っちゃいけません、みたいにして。そしたらやりたい人は所得隠しとかしなくなるし、生活保護受けてるのにパチンコするバカとかいなくなるよ。所得がないけど金持ってる人とかいるから貯金とか財産とかで計算してもいいんだけどさ。ふと思いついただけの方法なので問題とかあるだろうから別に採用しろっていうわけじゃないけど、禁止すれば減るもんではないと思うわけで、文句言うなら考えろって言いたいのでした。

すっごい久々の更新がまた本の感想文です。書いておくと、後で読み返したときに思い出しやすいのよね。半分備忘録ではございますが、基本的にオススメ本について書いてるので興味があれば是非読んでみてください。

新書がベスト (ベスト新書)
小飼 弾
ベストセラーズ

成毛さんが絶賛していたので読んでみたのですが、面白かった。影響されやすい僕はこの本のせいで読む本の新書率が急激にアップしましたよw 要するにタイトルのまんまで「新書がいちばんお得で面白いよ」ということを書いているのだけど、本の読み方なんかも書いてあって参考になります。1冊の本を一生懸命読み込むより、よくわからないままでもいいから10冊の同系列の本を読んだ方がいい、というのはすごく納得しました。そうそう、そうなんだよねー、わかってるんだけどねー。また、出版社別の新書の傾向やオススメの新書なども紹介されていて、つい面白そうなのをメモしていったら数十冊になってしまいました。ブルーバックスなんか久しぶりに聞いたよ。また読もう。
ということで、この後に紹介する本の新書率の高さに注目w



トポロジカル宇宙 完全版―ポアンカレ予想解決への道
根上 生也
日本評論社

トポロジー(位相幾何学)を用いて宇宙の形を考察しよう、という本。といっても高校生でもわかるように書かれた本なので、必要なのは数学の知識よりも想像力。なぜなら地球の形は三次元で表現できるけど、宇宙の形は四次元世界でないと表現できないからです。四次元世界といえば昔読んだ「第四次元の小説」という短編小説集を思い出しました。四次元世界とはかくも不思議で面白い世界なのかと感動したもんです。
話を戻すと、普通の人間には四次元世界を立体として想像することすらできないのだけど、それを「こんなもの」と理解させることで理論は先へ進みます。これもまずは我々が知る二次元→三次元への展開から始めるのでわかりやすい構成になっています(と思います)。決して簡単に読める本ではありませんが、宇宙の形を想像するというだけでもロマンがあると感じられる方にオススメ。



かけひきの科学―情報をいかに使うか (PHP新書)
唐津 一
PHP研究所

日本人が苦手なかけひきについて、ゲーム理論も交えて考察、してたような気がする。まあまあ面白かったけど、特段印象には残ってないっす。



スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
カーマイン・ガロ
日経BP社

スライドを使ったプレゼンでいかに相手に訴求するか、というのをプレゼンの天才でもあるスティーブジョブズのやり方をベースに解説する本。これはスライドを使ってプレゼンする人には必読の本だし、そうでなくとも人に何かを説明するにあたってはとても参考になる本。ただし、スティーブジョブズのプレゼンのくだりがずっと出てくるので、いつのまにかMacの素晴らしさを刷り込まれて欲しくなるのが難点w お金を払ってMacの宣伝をされてる、という見方も出来ます。



食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)
山田 真哉
光文社

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
山田 真哉
光文社

「さおだけ屋はなぜ潰れないか」の作者が書いた会計入門書第二弾。まあ書いてあることはそう大きく変わらないですが、より具体的に説明されていてすんなり入ってきます。作者も簡単に読んでもらうことを念頭に書いたと言っている通り、二冊で二時間半くらいで読める内容。面白いです。



完全教祖マニュアル (ちくま新書)
架神 恭介,辰巳 一世
筑摩書房

この本はいいですよ。新興宗教の教祖になるためのマニュアル本の形をとった宗教学の本で、過去の成功事例(仏教、キリスト教、イスラム教他)を紹介しています。曰く、キリスト教も最初はかなりきちゃってる新興宗教だった、などかなりライトテイストなので好き嫌い分かれるかもしれませんが、宗教学に興味のある方にはいい入門書になると思います。また、宗教は人をハッピーにするもの、という基本や、戒律が厳しいことは実は信仰の助けになる、などなるほどなあと感心させられる内容も多いです。オススメ。



マグネシウム文明論 (PHP新書)
矢部 孝,山路 達也
PHP研究所

この本はヤバいです。感動します。化石燃料のエネルギーをマグネシウムが酸化するときのエネルギーを使って代替する、という話で、マグネシウムは化石燃料と違ってCO2もNOXも発生しない夢のクリーンエネルギーなのです。クリーンエネルギーといえば水素燃料がありますが、こちらは扱いが難しいのでなかなか実現への道は遠いです。一方、マグネシウムはただの金属なので扱いは簡単です。ではなんでそんないい物があるのに使われていないのか、というと、現状はマグネシウムを精錬するコストがかかり過ぎるためというのがその理由。そしてそのコストを解決する技術があり、実用化を目指しているというのです。ワクワクしちゃいます!わかりやすい話なので、あまり科学とか得意じゃない方にも読んでもらいたい本。



フリーライダー あなたの隣のただのり社員 (講談社現代新書)
河合 太介,渡部 幹
講談社

副題の「あなたの隣のタダ乗り社員」がフリーライダーです。もう出世の見込みがないのでやる気なしなおじさん、部下の功績だけを持っていく横取り上司、他人の提案を潰すだけ潰して提案は一切ないクラッシャー等、各種フリーライダーの紹介とその対処法が書かれています。人事制度から見直す必要がある場合もあり、人事の担当者は読んどいた方がいいかもです。

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