気まぐれ思いつき日記

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む40代男性の日常。2年間ずつバンクーバー、LAに滞在、2016年8月末に帰国。現在は主夫と会社員とライターの三足のわらじで頑張ってます。バンクーバーやLAと関係ないことも多々あります。

2013/05

五体不満足などの著書で有名な乙武さん入店拒否事件論争が一部でえらいことになってます。詳細は下記まとめなどをお読みください。

乙武洋匡さん、銀座の「TRATTORIA GANZO」に「車椅子だから」と入店拒否される(追記あり)

事情はよく知らないけどまとめを読むのもめんどくさい人のために簡単にまとめると、

1)乙武さんがイタリアンレストランを予約し友人女性と訪れる
2)ところがそのレストランは車いす利用者は事前承諾が必要で(ホームページに明記)、乙武さんはしていなかった(のちに食べログで見ただけだったことが本人ブログより判明)
3)さらにレストランはエレベーターが使えない2階にあり、自力で入店することは困難
4)友人女性が入店の協力を店員にお願い
5)しばらく待った後店員が協力しようとしたところ、店長がそれを引き止め、2を理由に協力できないことを申し出る
6)そこをなんとか、とお願いするも冷たくあしらわれる
7)あまりの冷たい対応に怒りの乙武さん、Twitterにて店名を晒して非難
8)「障碍者差別!」「事前連絡しない乙武は何様」などの双方入り乱れた論争に発展
9)レストランが謝罪文をホームページに掲載、また乙武さんが自身のブログにて詳細な事情説明、事前連絡をしなかったことや店名晒しを詫び、事態の収束を図る ←いまここ

まあこの件についてはあちこちで色々書かれてるんで今更僕がえらそうに書くこともないんですが、バンクーバーにいるから見えることもあるかなと思いましてちょっと書いてみる次第です。

色々なところを眺めていて挙がっている意見としてはざっくり下記に大別される気がします。
乙武さん擁護派
・乙武さん本人のみ運べば済んだんだから周囲に協力を仰ぐなどして対応するべき
・車いすであることを理由に入店拒否するのは差別(実際は事前相談していれば可)
・断り方が悪い(店長の過去のツイートなどからも人格攻撃に発展)

お店擁護派
・車いすの人が事前に電話確認するのは常識
・運んでもらうことを頼むのは図々しい(運んで怪我させた場合の責任論も)
・店名を晒すのは本人の影響力から考えてもやり過ぎ
・有名人だからと図に乗っている

僕個人の意見としては、「お店が入店を断るのは仕方ないにしても断り方は良くなかった、だからといって乙武さんも店名を晒すのは大人げなかった」といったところでしょうか。まあ本件については双方謝ってシャンシャンになってるのでどっちが良い悪いというのは置いといていいのかな、と思ってます。

で、書きたいのはここから。
この件についての意見を色々と眺めていると「乙武さん側も配慮があってしかるべき」という意見が目立ちます。「車いすの人は特殊なんだから、それを前提に行動すればお互いスムーズに事が運ぶでしょ」ということです。お互いのことを慮る習慣がある日本人ならでは、という感じでありましてとても良い習慣ではあるんですが、この考えに基づくと「車いすの方は常に周囲に配慮を求められる」ことになります。迷惑をかけるんだから当たり前、というところでしょうか。でもこれって「障碍者であることを理由に配慮を求めている=障碍者差別である」という発想が欠けてるんじゃないかな、と思うんですよね。

このあたり、障碍者(を含む社会的弱者)に対する考え方がカナダやアメリカ(ヨーロッパは知らないけど多分似たようなもんだと思う)と比べると驚くほど違う(というか遅れてる)なと感じさせられます。となんだか知ったようなことを書きますが、僕自身バンクーバーに住むまで多分これらの意見とそんなに大差なかっただろうなと思うんですけどね。

カナダやアメリカの人達(少なくともバンクーバーの人達)は彼らを手助けするのは義務、と認識していますし、日常習慣としてそれが根付いています。だから車いすの人がバスに乗ろうとしたらみんな当たり前に手伝います。「誰か手伝ってくれる人いませんかー」なんてことは誰も言いません。当たり前だからです。

これは妊婦やベビーカーなどの子連れ、お年寄りに対しても同じです。みんなものすごく当たり前に席を譲ります。寝たふりをした人も気付かずにスマホをいじってる人もいません。全身タトゥーでピアスいっぱい開いてる怖そうなお兄さんも含め我先にという感じで席を譲るんです。(いくら当たり前といっても、もちろん譲ってもらった側はお礼を言いますよ。)

1年くらい前に日本で「満員電車におけるベビーカー論争」が起こっていましたが、これもこちらだったら論争になることすらありえないことだと思います。「なんでベビーカーの人は満員電車で遠慮をしないといけないの?」って疑問に思われることでしょう。別にそのお母さんだって好き好んで満員電車に乗ってるわけじゃないでしょうから、何人かが降りて乗れるスペースを空けてあげればいいだけの話です。東京なんて次から次にバンバン電車が来るわけですから、降りたところで到着時間に大差はないでしょう。まあ、こっちの人達の場合、それで遅刻したところで「仕方ないじゃん」という開き直りとそれを許容する余裕(ルーズさとも言う)も相まって行われている可能性は大でありますが。少なくとも自分がそういう場面に居合わせたら降りて次を待つ(あるいは隣の車両に乗り換える)くらいの余裕を持ちたいところです。

日本という国は街はキレイだし食べ物は美味しいしサービスも良くてすごく暮らしやすい素晴らしい国だと思うけど、それは健常者としての視点であって、そうでない人達からすると案外暮らしよくない国なのかなあと思ってしまいました。今回の議論をきっかけにもっと社会的弱者に対するスタンスが改められて日本がもっと住み良い国になったら嬉しいな、となんか綺麗事を書いて本エントリーのまとめといたします。

おまけ)
本件に関する意見で個人的に興味深かったもの
@tyk97さん連続Tweet:乙武さん入店拒否の件から考察する「グローバルいんちき」というプロトコル
車椅子ユーザーあゆさんの『車椅子での入店拒否について』


1年半くらい前にも同じことを書いたのですが、Flickrの仕様変更を受けて改めて書こうかなと。

前回の記事はこちら。
写真を保存しよう

前の記事を要約すると、
・デジカメで撮った写真(画像データ)をパソコンのハードディスクにだけ保存しておくのは危険。
・外付けHDDにバックアップをとるのは基本だけど、地震とかあったら共倒れ。
・なのでクラウドを活用した方がいいよ、Flickrよさげだよ。

ということでした。で、僕はFickrのProという有料サービスを申し込んでいました。こちらのサービス、年間25ドルくらいで容量無制限に写真がアップロードでき、ダウンロードも自由、というものだったのですね。他のクラウドサービスに比べると預けられるのが写真限定(JPGのみ・RAW不可)という縛りはあるものの値段は安いということでこちらにしました。

で、今回Googleから移籍してYahoo!のCEOになったマリッサ・メイヤーっておばさんがしてる各種改革の一環でFlickrも仕様変更になりました、ということです。どのようになったかというと、Proのサービスはなくなり、広告付きだけど無料で1TB(テラバイト・ギガバイトの1000倍)の容量が使えます、ということだそうです。この1TBが多いのかどうかというと、まあ普通の人には十分過ぎる量じゃないでしょうか。年間1万枚の写真を撮ったとしても、画像サイズにもよりますが10~20年くらいは保つんじゃないかと。Flickrのサイトには、"6.5Mピクセルの写真で57万枚分"とうたっています。最近のカメラは(ケータイのものでさえ)10Mピクセル超えが当たり前なのでその計算はどうよという感じもしないでもないですが、それにしてもたくさん保存できますよね。

詳しい紹介記事はこちら。
Yahoo、Flickr Proを廃止。広告嫌いとプロ向けに新たな有料版を提供(TechCrunch)

今回のアップデートで、iPadなどのタブレットでの閲覧もしやすくなったらしいです。まだ試してないけど。まあほとんど写真を保存するためだけに使ってるような感じですからいいんですが、せっかくなので使ってみようかなあ。

そんなわけで、まだ利用してない人は何かあってデータが全部吹っ飛ぶ前にアップロードしておいた方がいいと思いますよー。
ちなみに、FilckrのアカウントはYahooID、GmailまたはFacebookのアカウントを持っていれば取得できます。レッツトライ!

5歳の娘の仕上げ磨きは基本的に僕の仕事です。幼児用歯ブラシの中でもヘッドの小さいものを選んで使っています。正直、めんどくさいなーと思うことも多々あります、特にお酒を多めに飲んだ夜とか。でもまだちゃんと磨けない子どもの歯の管理は親の責任なので、頑張ってやっている次第です。

ただ、ホントにめんどくさいので、早く引退したいなーなんて思いまして、いつ頃まで仕上げ磨きが必要なのか調べてみたところ、9~10歳くらいまで必要なんだって!!!!!道程のまだ半分かよ!
なんでそんなに長く必要かというと、乳歯から永久歯に生え変わったあとも、しばらくまだ歯が柔らかい状態なんだそうで、その間は虫歯になりやすいから親がしっかり仕上げ磨きをしてあげないといけないんですって。もちろん乳歯のときも同様です。ちょっと気が遠くなりそうでしたが、仕方ないので頑張ります。

あと、歯医者さんに半年に一度検診に行ってるんですが、フロッシングを毎晩ちゃんとやるように指導を受けました。子どものときにフロッシングなんてした覚えないけど、しないとダメだって。でもフロスって指に巻き付けてやるには子どもの口は小さ過ぎるんですよねえ。しかも僕は手先が不器用だからなおさら難しい。みんなどうしてるんですかね。

ていうか、僕自身もフロッシングをちゃんとやってなかったです。理由は同じ、奥歯がちゃんとフロッシングできないんですよねえ。で、日本にいたときにかかりつけの歯医者さんに相談したらY字型のフロスを紹介してくれました。

ウルトラフロス(ライオン)

歯科医用なのかな、あまり一般で売ってませんが、これはいいです。マジでいいです。Y字型なので、普通の糸ようじより圧倒的にやりやすい。自分のはもちろん、娘の小さな口でも問題なくできます。最初の頃は自分専用で使っていたんですが、娘のフロッシングもこれでやればいいんだと気付いてからぐっと負担が減りました。これ、本当にオススメ。持つところも動かしやすいように工夫された作りになっていて、日本人の仕事だなあと感心します。お値段は少し張りますが、洗って繰り返し使えるので実際はそこまで経済的な負担もありません。

普通のロールタイプのフロスが苦手な方は是非一度試してみてください。

ライオン DENT.EX ウルトラフロス 10本入 S
ライオン

現在、僕がいちばんよく利用しているSNSはFacebookで、その次がTwitterです。前はTwitterの方が多かったんですが、最近重たくて(僕のPCやスマホのせいなのか、全体的にそうなのかよくわからないんですが)少し億劫になってしまってます。軽ければTwitterの方がしょもない話ができて好きなんですけどねえ。

で、Google+はほっとんど触ってません。友達の更新もはるか昔に途絶えたままという過疎状態。まあ無理して使うこともないんですが、Google+の良さってサークル機能※なんで、ホントはもっとFacebookにとってかわっていい気がするんですよねえ。ユーザーが増えれば一気にひっくり返る可能性もあるとは思いますが、その前にGoogleが飽きてサービス終了してしまいそうな気もします。

※サークル機能とは
知り合いをサークルに登録してカテゴライズすることで、見せたい相手だけに投稿することができます。家族の写真は家族にだけ、とか。しかも同じ人を複数のサークルに登録することも可能です。同じ会社というサークルと同じ部署というサークルを別に作成、同じ部署の人は同じ会社にも登録する、というのも可能なわけですね。このへんはGmailのラベル機能と同じです。

なんで今更Google+がどうのこうのと言い出したかと申しますと、スマホをAndroidにしたからです。実は日本から帰ってくる飛行機の中でiPhoneを紛失してしまいまして、予算の都合上Nexus4にせざるを得なかった、というのがその理由であります。iPhone、愛してたのになあ。

それで、iPhoneで撮った写真はiCloudで自動バックアップされるんですが、Androidで撮った写真はGoogle+とDropboxに自動バックアップされる設定になっています。ここで、Google+が出てくるわけです。

で、で、表題の件なんですが。
僕はGoogleサービスのヘビーユーザーでして、特にGmailとカレンダー機能はもうなくなってしまったら激しく困るレベルで愛用しております。
それで、Google+はカレンダー機能ともっと連携してくれたらなあと。今でもGoogle+で立てたイベントはカレンダーに反映するようなんですが、日記的な使い方ができるように普通の投稿も反映させてくれないもんかと(もちろん、設定で反映の有無は自由にできる、という前提で)。そうすると、もっとGoogle+を活用するんですけどね。FourSquareでもチェックイン情報をGoogleカレンダーに反映させられますが、他のはできないですし。あと、写真も「その日撮った写真」というふうにカレンダーからリンクを貼ったりしてくれないものかと。

カレンダー機能はFacebookにはないGoogleの強みなので、Googleさんは上手く活用したらどうかと思いました。Googleカレンダーは利用者もとても多いので、これを導入することで結構利用者が増えるんじゃないかと思いますがどうでしょう。

先週末あたりだったか、やたらと見かけた話題でありまして、今更感が強いのですが色々思ったことをまとめてみました。

事の発端はこちらの記事。
スパゲティをゆでるときは塩なしでOKです(プレジデントオンライン)

要約すると「スパゲティを茹でるときにゆで汁に塩を入れても入れなくてもコシは変わらないことを科学的に証明したよ」というものです。で、ネットでは「知ってたわー、ずっと前から知ってたわー」とか「ていうか塩味つけるためだろjk」とか色々とご意見が出ていた模様です。

で、ちゃんと検証してる人もいました。
All Aboutの土屋さんは、今回の記事が上がるだいぶ前に検証記事を書いてました。先見の明がある!(違う)
ゆで汁に塩を入れないでパスタを茹でるとどうなるか(All About)
結構丁寧に検証されていて、なかなかの良記事。

今回の記事を受けて書かれた検証記事はこちら。
【検証】パスタをゆでるときに「塩あり」と「塩なし」では何が違うの? どう変わるのか試してみた(ロケットニュース24)

まあ個人的には入れなくてもいいんじゃね?とは思いましたが、感情的な話ではなくきちんと検証されてるのを見るとなんだかホッとした次第です。とりあえず次回は塩を入れずに茹でてみます。

さてさて、それで思ったのは、こんなに「コシ」にこだわるのは日本人くらいなんじゃないかなあと。知らんけど。イタリア人でも地域によってはグダグダパスタが出てくるらしいです。
もちろん僕は生粋の日本人で、グダグダに茹だったパスタなんざ食べたくないアルデンター(アルデンテを好む人。いま作った)なんですが、海外(ていうか北米)でパスタを頼んだことがある方はご存知の通り、グッダグダにしっかり煮込まれたものが出てくることが多々あります。こちらで聞いたのは、なんでも中国人は麺類はグダグダを好むそうで、それに合わせて東洋人には(見分けつかないからね)洩れなくしっかり煮込んで出してくれるのだとか。超余計なお世話!でもそういえば中華料理屋さんで食べる麺類ってどれもコシがない気がします。

そうなってくると世界的には麺にコシがあった方がウケるのか、ない方がいいのか、どっちなのか気になります。北米の人って味にあまり拘らないからで、ヨーロッパだとまた違うんですかね。知ってる人いたら教えてください。バンクーバーは中華系の人が多いので、そんな理由で讃岐うどん屋さんがない(出してもウケない)のかなとか色々と想像は膨らみます。

さらに想像は膨らみ続けます。コシがないうどんといえば伊勢うどん。あの独特の太くてもっちりとした麺と甘辛いタレは海外では案外ウケるんではないかと。僕も大好きなんですが、あまりメジャーじゃないですよね、伊勢うどん。でも美味しい(と僕は思う)ので、お伊勢参りの際には是非お試し下さい。赤福もいいけど伊勢うどんもね!
どうでもいいですが、江戸時代に伊勢神宮へ参拝した人の数は最大450万人、日本人の5人に1人が参拝していたそうです。割合的には現在の東京ディズニーリゾートと同じくらいの集客力だそうで、中には子どもだけで行ったりしていたとか。行方不明と騒いでいたら、数ヶ月して帰ってきてお伊勢参りしてたって話もあったそうです。徒歩ですよ?

話がそれ過ぎました。コシの話だけに話の腰が、いやなんでもないです。

コシの話に戻りまして。前に美味しい水餃子の皮の配合について書きましたが、これの元となったのは冷凍讃岐うどんの話でした。冷凍讃岐うどんにはコシを出すためにキャッサバ粉を配合しているそうです。で、本当の讃岐うどんは当然キャッサバ粉なぞ入れません。ではどうしてコシが出るのか。これは長年の謎だったのですが、こないだ日本に帰ったときに買ったdancyuに出てました!
なんでも、こねる段階で何回も折っては伸ばしを重ねることで幾重もの層ができ、それがコシを生むんだそうです。でも途中途中でしっかり寝かせないといけなくてめんどくさそうなのでまだ試してません。また試したら書きたいと思います。

dancyu (ダンチュウ) 2013年 04月号 [雑誌]
プレジデント社


とりとめのない話をグダグダと書いて茹で過ぎのパスタみたいになってしまいました。おしまい。

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