気まぐれ思いつき日記

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む40代男性の日常。2年間ずつバンクーバー、LAに滞在、2016年8月末に帰国。現在は主夫と会社員とライターの三足のわらじで頑張ってます。バンクーバーやLAと関係ないことも多々あります。

2015/06

3日連続の更新です!!
本日を持ちまして娘の現地校2年生が修了し、夏休みに突入いたしました。新学年が始まるのは8月の終わり。長いよ夏休み。

丸1年こちらの現地校にきっちり通い、やり方なんかが少し見えて来たのでご報告。
なお娘はロサンゼルスに引っ越してくる前はバンクーバーの現地校にほぼ2年通っていたので英語についての問題はほとんどありません、というのが前提。

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 こちらでは学校毎にカリキュラムが異なっていています。公立でも進学校っぽいところがあるという感じ。そして先生によってもカリキュラムが異なり、去年の娘が1年生のときの担任の先生はどんどん進んじゃう派。やり方もかなりスパルタで、うちは最後の2、3週間だけだったのであまり気になりませんでしたが他の保護者からは総スカンをくらっていた模様です。
現在の2年生の先生は同じ学年同士である程度すり合せをしている模様で、他のクラスのお母さんの話を聞いても似たようなことをしているのでホッとしました。

算数は結構なスピードで進みます。2年生でかけ算・割り算・分数・面積などを習っています。ただ習うといってもかけ算以外は本当に基礎的な部分をさらっと触れさせるという感じ。おそらくまた次の学年になったら改めてしっかりやっていくのでしょう。
それでもついていけない子も当然いるので、その子達は置いてけぼりになるのかというと、それはそれでその子達のレベルに合った課題を出されます。ついていける子はどこまでもついて行って、という感じで同じクラスの中でやってる課題が異なっているようです。
算数については、日本の教育では一度ついていけなくなると家庭でフォローする以外についていきようがなく、そこでわからなくなってドロップアウトしてしまう子がいると聞きますが、その辺は上記の方法でフォローしているようです。
その代わり、一つ一つについてじっくり教えるやり方ではないのでドロップアウトする子の割合が結構多いんじゃないかなあという気もするので、どっちもどっちな気がしますが。

文法的なところでは、2年生後半になって主語・述語・修飾語や過去形・現在進行形などが出て来ました。あと疑問詞なんかも。過去形は変則のものを覚えたりと少し日本の英語教育っぽい感じ。文を見て「主語に丸をし、動詞に下線をひきなさい」とか。でもそういうのを習う前にリーディングやライティングをがんがんやります。スペルが多少違っていても基本単語以外は特に言われません。娘の作文を見てスペルがめちゃめちゃなので先生に相談したら、みんなそんなもんだから気にするなと言われました。

宿題は月曜日に一週間分(月〜木)が出ます。算数ドリル、文法ドリルと別途ワークシート、あとリーディング20分を毎日やります。娘は平日放課後の補習校に週2回通っているので、それがない日に集中してやってましたが、補習校の宿題も合わせるとなかなかのボリュームなのでちょっとかわいそうでした。まあ慣れちゃえばそんなもんって感じなんでしょうけど。
ちなみに宿題の内容は毎週学校のウェブサイトにアップロードされるのでそれを見てどれをやるか指示します。

学校の課題で特筆すべきはプレゼンテーションの授業。2週間に1回、順番が回って来て、決められたお題についてプレゼンをします。内容は自分の家族、読んだ本、有名人(ウォルト・ディズニーを選択)、歴代大統領(T・ルーズベルトを選択)、他国の文化などなど。その度にお父さん手伝って原稿を作りましたよ。そして娘のクラスにはパワーポイントを使ってプレゼンする子がいて、娘も使いたい、と。仕方ないのでパワポで作りましたよ。プレゼンではレポートの内容以外に大きく通る声だったか・みんなの目を見て話したかなどが評価項目として毎回フィードバックされます。ほぼ毎回3段階の1(良い)をもらってきたのでお父さん嬉しかったです!(自慢)
パワポまで使うかは別として、プレゼンの授業が2年生からあるのはすごいなあと思います。人前で話す訓練をするって大事よね。

先日ふと気付いたのですが、運動会はありませんでした。バンクーバーでもそれっぽいのはあったので、全くないことにちょっとびっくり。代替になるものではファンドレイジングイベントで"FUN(D) RUN"というのがありました。同じところをぐるぐる走るだけの、バンクーバーいたときのテリーフォックスランみたいな感じ。で、どう関係あるのかわかりませんが「寄付してね」というもの。よくわかんないけど寄付しました。

寄付といえば、割とごりごりと「寄付くれー寄付くれー」と言って来るところがあってちょっと苦手です。目標額があって、「ほら、あと少しだよ!あなたの寄付で目標到達するよ!」みたいな。そんなこと言われても到達したらなんか良いことあんの?ってなります。バンクーバーの学校の方がもっと品のある感じでしたねー。
面白いなと思ったのは、地元のダイナー(ファミレス)と提携して、定期的に指定の日にそのダイナーで食事すると売上げの10%が学校に寄付されるというもの。大して美味しくないんだけど、寄付すると学校でガラクタが当たる抽選券がもらえたり友達に会えたりするので何回か行きました。

日本人に限らず、母語が違う国の子供が現地校に通うとなると言語の問題がどうしてもあります。それをサポートするプログラムがあり、バンクーバーではESL(English Second Language)、ロサンゼルスではELD(English Learning Development)と言います。担任の先生には「入るでも入らないでもどっちでもいいよ」というのでとりあえず入れてもらったのですが、本人が「つまんないから嫌だ」と言うのですぐやめました。後で聞いた話では、子供にとってELDに入るというのは他の子が受けている授業を受けられないし劣っているように感じて屈辱的なんだとか。ただ英語が全く喋れない子にとっては母国語で喋れる環境というのは大切な息抜きになるので、子供の言語力と気持ちを良く見てどうするか決める必要があるようです。

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ざっくりと思いついたところを書き出してみました。日本とはもちろん、アメリカとカナダでもだいぶ違うなーという感じです。とりあえずお父さんは娘が楽しく学校に通って色々と新しいことを学んできてくれればそれでいいよ。頑張れ。

二日連続更新するよ!すごいよ!誰か褒めて!

はい、ということで、ロサンゼルスの交通事情に続いて自動運転についてちょっと書いてみますよ。

最近よく自動運転に関する記事を見かけます。実現が着々と近づいているのかなあと思うとワクワクします。僕はあまり運転が好きじゃないし、車で出かけるとお酒も飲めなくなるし、何よりロサンゼルスに住んでると頭おかしいとしか思えない運転する人が多いので早く実現してキチガイドライバーを駆逐していただきたいと思います。

ただ、自動運転実現にあたっていくつか課題があるのもまた事実。どっかで読んで「そらそうだわな」と思ったことで僕が考えついたわけじゃないですが、あたかも自分が考えたかのように偉そうに挙げてみます。

1)危機回避問題
自動運転させるためには車に考えられるあらゆるシーンを想定してどういう挙動をとるかというのをプログラミングする必要があります。で、滅多にないケースかもしれませんが「正面からは居眠り運転のトラック、左側の歩道には登校中の児童の列、右側は反対車線から来る車」というシーンに遭遇したときどうするのか、と。人間が運転してたら、まあ「どうしようもない」で正面衝突したり児童の列に突っ込んだり反対車線に突っ込んだりして死人が出て終わることなのですが、プログラマーはこれを想定して何かしらの判断をコンピューターにさせる必要があります。そしてじゃあ実際どうするのかというのはなかなかに難しい気がします。すでに公道テストしているGoogleの車はどうしているんでしょうかね。

2)責任問題
1のシーンに限らず、不慮の事故が起こってしまった場合、責任は「車の持ち主」「製造メーカー」「プログラムしたシステム会社」のどこに責任があるのかというのははっきりさせないといけません。場合によっては法改正の必要がある可能性もあります。日本への導入は交通事情も含め時間がかかりそうですね。

3)システムエラー問題
パソコンやスマホみたいにエラーが起きては絶対にいけないのが車です。でも人が作るものですから絶対というものもありません。公道テストをいくら重ねてもブラックスワンはどこに隠れているのかわからないのです。みんなに使ってみてもらってバグや脆弱性が見つかったから後から直します、というように簡単にはいきません。

4)ハッキング問題
自動運転させるためには外部との通信のやり取りが必要になるでしょう。そしてその車をプログラムで動かす以上、ハッキングされる可能性というのは逃れ難い問題であるように思います。AppleやGoogleの超賢い人達が作ったシステムだってセキュリティホールは見つかるわけで。そしてハッキングされたときの問題の深刻具合はパソコンの比ではありません。


サラッと書き出した以外に他にも色々と課題はあるでしょうが、冒頭に書いたとおり自動運転への流れは変わることはないでしょう。その中でこれらの問題をどう解決していくんだろうなというのが個人的に興味深いところです。 
あと、自動運転が実現したときに職を失う人達の数がハンパないという話(※)もあり、これもどうなってしまうのかなと気になるところです。 失いそうだなあという人は今のうちに身の振り方を考えるべきなんでしょうが、そういう人達ってこういうことに興味ないから失ったときに初めて気付くんですよねえ。

色々な意味で自動運転技術の進歩について気にしていきたいところです。


※おまけ:どんな人が無職になるのかな?
カーシェアリングが普及して、車が売れなくなります。当然、メーカー・部品供給会社・ディーラーなどなど車関連企業はかなり厳しい立ち位置に立たされるでしょう。保険会社も煽りを受けるでしょう。
さらに車関連以外ではアメリカではまず主に高速道路を使う長距離トラックから導入されることは間違いなく(高速道路は予想外の事象が発生する確率が一般道に比べて低いため自動運転に向いています)、トラックドライバーが職を失います。そして彼らが移動の途中で休憩に使っていた高速沿いにある小さな町のモーテルやダイナーの従業員、そして彼らの生活を支えていた周囲のスーパーなどが丸ごとゴーストタウンになるのではと言われています。その他にもタクシーやバスの運転手なども危ないですね。 
自動運転が普及したとき、何十万、何百万の雇用が失われるって結構怖い。 

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ジャカランダの咲く季節になりました。一年中温暖で季節感があまり感じられないロサンゼルスにおいて、数少ない季節を感じさせてくれるのがジャカランダです。ジャカランダはロサンゼルスのいたるところに植えられている街路樹で、5月中旬頃に満開になります。1年前に引っ越してきたときもちょうどジャカランダが花盛りの季節でした。

そんなわけで気がつけばロサンゼルスに移って1年が過ぎました。1ヶ月経った時の感想を前に書きましたが、1年経ってもあまり変わりません。感想は変わりませんが、もう少し報告できることが増えた気がしますので今回は交通事情に絞ってちょっと報告してみます。

1)運転が異常に荒い
これ、前にも書きましたが、本当に荒いです。あたまおかしい。まず車間距離の取り方が異常です。こちらでは車間距離は「前の車と3秒空けましょう」ということになっています。前の車が通ったところと同じ場所を自車が3秒後に通るようにしましょう、ということなのですが、これが1秒もしないうちに通る感じ。彼らの感覚では3秒経っているのでしょうか。アインシュタインもびっくりです。具体的には、時速100kmで走っているのに車間距離は15mくらいの車がちょいちょいいます。
さらに、その15mの車間距離にウインカーなしで割り込むというちょっとしたアクションゲームのようなやり取りが日常茶飯事で行われています。こっちの人達、ほとんどウインカー使いません。パトカーすら使わないこと度々。壊れてるのかなあ。
ちなみに、去年の夏にニューヨークのダウンタウンに行ったらもっと運転が荒くてびっくりして、さらにそのあとトルコに行ったらそれにも増して荒くて、上には上がいるんだなと感心しました。

2)エクスプレスレーンがある
高速道路には時々エクスプレスレーンというのがあります。これは「2人以上乗っている車」または「エコカー」しか走ってはいけず、そうでない車が走ると罰金をとられるというもの。エコカーは以前はプリウスなどのハイブリッドカーも対象でしたが、ハイブリッドカーが増え過ぎたのと電気自動車の台頭で除外されるようになりました。現在エコカーの対象となるのは電気自動車とプラグインハイブリッドだけです。そのせいか、テスラやリーフなどの電気自動車をとてもよく見かけます。
ちなみに「2人以上乗っている」という条件は、通勤で高速を使う人が多いことから定められています。車社会だなー。

3)最大8車線
さすが車社会というだけあって、高速道路は僕が見た限りでは最大8車線あります。反対側へ移動するのはとても大変そうな気がしますが、みんなあまり気にせず斜めにスイーッと横切って行きます。僕には無理。空いているときでない限り、一本ずつ丁寧に移動します。

4)高速道路は難易度が高い
車線がたくさんあるのはまあ良いのですが、分岐点では行き先が4・2・2くらいの割合で分かれたりしていて油断していると目指す場所と全然違うところに連れて行かれたりします。結構何回か間違えて高速を降りて乗り直すはめになりました。無料で良かった。

5)一般道には中央に左折待機用レーンがある
 一般道では信号のところだけでなく、ほとんどずっと道の真ん中のレーンが「中央分離帯」兼「左折待機用レーン」となっています。なので、信号がないところで左折したい場合はこのレーンに入って対向車線の車列が切れるのを待つことになります。日本人的には後ろの車に迷惑をかけてるという気遣いがなくて良いです。もちろん中央分離帯があるところも多々あります。

6)運転中の携帯電話利用に厳しい
走りながら操作するのはもちろんNGなのですが、信号待ちしてるときも禁止されているようです。白バイがスーッと近づいて来て取締りしてるところを何回か見かけました。まあ、危ないからねえ。

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アメリカは大都市のダウンタウンなど一部を除けば根本から車社会で車がないと生活できない感がすごく、頭ではわかっていても実際暮らしてみると改めて強く感じます。日本とはもちろん、バンクーバーとも町づくりが違うなあと。 若者も車離れとか言ってられないのではないでしょうか。これだけ車中心に社会が作られていると、自動運転などイノベーションが起きたときに受ける影響もすごく大きそう。今後この辺りを気をつけて見て行きたいと思います。

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