気まぐれ思いつき日記

会社員→妻の海外赴任に伴い主夫(5年)→会社員兼フリーライター兼主夫。 生き物とデジタルガジェットと食べることをこよなく愛し、最近は筋トレとキャンプにご執心な40代。

2016/09

娘が公立の小学校に通うことになったので色々な道具を一式揃えました。結構なお金が飛んでった。何なんですかね。特に体操服。
4000円くらい払ってみんなお揃いの体操着を着る必要性がどこにあるんでしょうか?動きやすい服装、で良くない?ダメな理由を教えていただきたいです。ユニクロで速乾性のシャツと短パン買ってくればいいじゃん。別にユニクロじゃなくてイオンでもヨーカドーでも楽天でも良いけど、なんで学校指定のものを着なければいけないのか。どなたか教えていただきたい。

とロサンゼルスの友達(日本人)に愚痴ったら、「組体操はお揃いじゃないときれいじゃないから!w」って教えてくれました。でたー、組体操。うちの小学校は毎年5月が運動会だから今年やったのか知らないけど、こんだけ色々と問題起きてる中でやるのかな。うちの子、どんくさいけど軽いから上に乗る役やって落っこちてまた骨折ったりしないかな(過去に2回鎖骨を折ってるw)。

いやもうホント、わけわかんないっす。 絵の具セットとか書道セットも、買ったは良いけど、月に1、2回くらいしか使わなそうなんですが。もうそれ共用で良くない?みんなで使うものだから大切にしましょう!ってなるし、エコだし、お財布にもエコだし、それで良くない?1人1セット買う必要性はどこ?どこにあるの?あと連絡帳とか、メールじゃダメ?プリントもどっか行っちゃうし、メールの方が嬉しいんですがー。学校もコストカットできるし、WIN-WINじゃない?個人情報問題?もしかして個人情報漏れちゃうかもって怒っちゃう人いるの?捨て垢作れば済む話なのに?

早速色々と謎にぶつかっております。こういうのって先生に相談しに行ったらやっぱり嫌な顔されるのかなあ。アメリカならガンガン聞くんだけど、こっちだと子供の成績表とかそういうのにまで響きそうだからなあ。どうしたものか迷ってます。まあ多分聞くんですけど。 

おまけ
前々関係ないけど。娘の通ってた現地校の体育の先生は、生徒達の注意を引くとき、
"YO YO YO!"
って叫び、それを聞いた生徒は 
" YO WHAT'S UP?"
って返すんだって。
返事が小さいと何回も繰り返すそうです。
大学の時にやってた「学生注目!」「なんだー!」ってのと同じなんだけどなんだろうこのギャップ。アメリカの小学生かっこよくて悔しい。 

前回(1)の続き

・台所も洗面台も低い

前に住んでた家がどうだったのか覚えてないのだけど、新居はとにかく低くて、小学生の娘が台に乗らなくても届く高さで、180cm近い僕にはかなり厳しいものがあります。すでに腰が痛くなりそうです。


・水が美味しい

水道水が美味しい!!浄水器を通してはいるものの、そのまま十分飲用できる美味しさ。バンクーバーのお水も美味しかったのですが、ロサンゼルスのはそれはもう不味かったです。歯磨きのときにうがいするために口に含むのもためらわれるレベル、というと言い過ぎですが、とにかく美味しくなかったです。さらに、食器とかについたまま乾くと白いの残るし、髪の毛はギシギシになるし。娘の髪が日本に帰って来てから柔らかくサラサラになった気がします。 


・ハンカチが必須

バンクーバーでもロサンゼルスでも、トイレに行って手を洗うと必ずドライヤーかペーパータオルが常備されていました。ところがどっこい、日本のトイレは一部を除いてそんなものはなく、持参のハンカチかもしくは服で拭く(←)しかありません。娘は学校に行って「みんなハンカチを持ってきてる!」とびっくりしてました。

関係ありませんが、トイレはアメリカではRestroomと言いますがカナダではWashroomです。


・女の人の服がちゃんとしてる

歩いている女の人がどの人もみんなちゃんとした身なりをしています。バンクーバーでもロサンゼルスでも、さっきまでヨガやってましたみたいなタンクトップにレギンスの人が普通に買い物してたり学校にお迎えに来てたのに、そんな人は皆無。そういえばニューヨーク行ったときもちゃんとしてる人が多かったから、都会ってことなんでしょうか。


・家電が高機能でしびれる

北米のゴミみたいな家電を4年間使ってた身からすると、日本の家電はすごいです、しびれます。レンジはボタン1つで勝手にちょうどいい温度に温めてくれるし、洗濯乾燥機は生地を傷めず乾燥までしてくれます。家電じゃないけど換気扇は静かでちゃんと機能するし。あっちの換気扇なんてドライヤーかよって音を出す割にちっとも吸わないですからね。挙げ句にやたら敏感な火災報知器がビービー鳴り出すし。日本の家電最高!


・子供が単独行動

海外から帰って来た親にとっての試練、それは子供が単独行動すること。1人で学校に行き、1人で遊びに行く。親は心配でもついていきません。迷子になったらどうしよう、交通事故にあったら?人さらいはいない?と不安な気持ちは募ります。ファインディングニモのマーリンの心境、すっごいわかる。

まあ逆に、親同士で連絡取り合って時間と場所決めてプレイデートするとかそういうめんどくさいのから解放されるのはめっちゃラクで嬉しいことこの上ないですけどね。


・歩いててたまたま会った知らないご近所さんに挨拶したらスルーされる

これはねえ、日本人からしたら「はあ?」って感じかもしれませんが、あっちでは普通なんですよ!むしろ無視する方がカンジ悪いんですよ!散歩してる人とかとすれ違ったら必ず挨拶するし、お互いの名前は知らなくてもいつも会う人なら笑顔で会話しちゃったりするんですよ。いい文化だと思うんだけどなあ。


・タバコの臭い

北米生活中、ほとんど嗅ぐことがなかったタバコの臭いがそこかしこから漂ってきます。先日、工務店の方が修理でいらしたんですが、作業をしていた玄関がしばらくタバコ臭くなりました。すっごくカンジ良いのにその臭いで台無しぃ!


・サービス過剰

ユニクロで下着を買って商品を受け取るのに、店員さんがわざわざカウンターから出て来て手渡してくれたのにはびっくりしました。いや、そんな高級ブランド品買ってないし。そこまでしてくれなくて良いと思うんですけどねえ。値段には値段相応のサービスで良いと思うのですが、いつからこうなってしまったんでしょ。なお、バンクーバーの店員さんは値段相応のサービスを提供できるように頑張って欲しいと思います。挙げ句にチップ取るとかバカにしてんの?



以上、帰国一週間で感じたことでした。またすぐ当たり前になっちゃうんだろうなー。 

日本を離れる際、ほとんどの家電は手放してしまいました。洗濯機や冷蔵庫は倉庫に置いておいてもダメになってしまうし、電子レンジは独身の時から使ってたやつだしでもう良いかなと判断した次第です。

そんなわけで、帰国に際して一新いたしました。冷蔵庫も洗濯機も電子レンジもぜーんぶ。お金に羽が生えてひらひら~と飛んで逃げて行きましたとさ。

そんな中で、買って良かったもの1位は除湿器!

からりとした天候のロサンゼルスから帰って来ていちばんきついのはやはり湿気、と思って買ったのですが、これが洋服を乾かすのに大活躍。夜、お風呂場に干して「衣類乾燥モード」にしておくと、翌朝にはからっからに乾いています。そう、厚手のジーンズでもね。比較してないけど風呂場乾燥機より電気代安そうな気がします。気のせいかな。
ここのところの長雨でじっとりして来た感のある寝室も、一日かけておくとからりさっぱり。水がたっぷり溜まってるのを見ると不思議な高揚感も味わえて幸せ2倍。とにかくびっくりするくらい重宝しています。海外から帰って来た人でなくても強くオススメしたい一品です。

ちなみに僕が買ったのはこちら。



除湿器にはコンプレッサー方式とゼオライト方式がありますが、個人的にはコンプレッサー方式の方が断然オススメ。前にゼオライト方式を使いましたが、部屋の温度が上がってムワッとするし、威力はいまいちな感じがします。
二つの方式の違いについてはこちらをどうぞ。
All About 暮らし


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おまけ

あと、電動かき氷機も良かったです。
こちらは夏の一時帰国のときに購入したのですが、シロップを買ってしまえばあとは好きなときに簡単にかき氷が食べられて良いですね。さらに電動だからスイッチONにするだけであっという間にできちゃいます。今まで一生懸命に手でゴリゴリ回してたのがアホみたい(その手動のを友達に譲っておいてなんですが)。しかもクラッシュドアイスみたいなのではなくすごくふんわりとした氷で、ちゃんとしたお店のかき氷っぽい食感。もう季節はずれのせいかシロップが100円で売ってたのでお得感も相まって、いま我が家で人気のデザートとなっています。来年の夏もがしがし使いますよー。
 



ちなみに今ならシーズンオフで半額近くなってます(悔しい)。興味ある方は今のうちにポチった方がいいかもー。

完全にタイミングを逃した感はありますが、やはり嬉しかったので書き残しておきます。


前にも書きました通り、カープファンです。大好きです。久しく球場には応援に行けていませんが。そして気がつけばカープブームが来て、昔は当日でも神宮球場なら外野指定席の前の方がとれたのに、今ではすぐに売り切れてしまうとか。嬉しいような、困ったような。


そんな中で、まさかの優勝ですよ。

途中、巨人の追い上げがすごくて、オールドファンとしては嫌でもメイクドラマが脳裏にちらつきます。毎朝結果を見るのが怖い時期がありました。

ですがカープはグイっと引き離し、マジックが点灯してから毎日減らしていき、全然足踏みしないまま一気に優勝まで行ってしまいました。


9月8日、マジック2で臨んだ優勝が決まるかもしれないという夜、途中経過を見てカープがリード、2位の巨人が阪神相手に1点のビハインド。これはもしかしてもしかするぞと。優勝の瞬間を生で見ていたい、とそう思いまして、渋谷のスポーツバーへ繰り出しました。

結果は阪神の藤川投手が坂本選手に逆転3ランを打たれて逆転、カープは勝ったものの優勝は持ち越しになりました。


そしてマジック1となり、カープは9月10日、巨人の本拠地東京ドームへ乗り込みます。勝てば優勝、胴上げ。やはり生で見たい、と連日の懇願を妻が快く聞き入れてくれて、またもや渋谷のスポーツバー(前回と違う店)に。
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 先発は我らが「男気」黒田投手でした。初回に2点を失うも「神ってる」鈴木誠也選手の同点2ラン、さらに続く松山選手のソロで一気に逆転、その後も鈴木選手の2打席連続ホームランなどで追加点を入れ、今村投手、ジャクソン投手、中崎投手のリレーで見事に優勝を決めました。


もうね、もうね、もうね。涙が溢れましたよ。特に、黒田投手が新井さんと抱き合い涙する姿は、いま思い出すだけでも涙腺が刺激されるくらい感動的でした。本当に良かった。カープのファンで本当に良かったです。


スポーツバーでの観戦というのは今回が初めてで、特に優勝を決めた試合を見たお店は本格的なところでカープのユニフォームを来たファンがたくさん訪れていまして、その人達と感動を分かち合えたのはとても楽しかったです。知らない人と一緒に喜び合えるのはスポーツ観戦の醍醐味ですね。

文句も言わず送り出してくれた妻に感謝です。


翌朝のスポーツ新聞は、全紙買おうか迷ったのですが、保管しておく場所にも困るので、厳選した2紙だけにしておきました。記念品ですからね。買うことが大事。
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まだCS、さらには日本シリーズが残っています。全てに勝って、日本一の美酒に酔いしれることができますように。そしてまた記念のスポーツ新聞を買うことができますように。

4年半ぶりに日本に住んでみて感じた色々なこと


短いようで長い北米生活を終え、また日本で暮らすことになりました。かつて当たり前だったことが当たり前ではなくなっていて、北米生活を始めたときに感じたカルチャーギャップを逆方向に感じる日々です。

色々思うところはありますが、どっちがただしいとかではなく、「違う」というだけのことも多々あります。こういう感覚って少しすると慣れてしまって忘れてしまうので、今のうちに書き留めておこうと思った次第。


・ゴミの分別

めんどくさいでーす!バンクーバーもロサンゼルスもリサイクルするのはビン・缶・古紙、あとはまとめて「リサイクルしないゴミ」でした。しかもロサンゼルスはリサイクルするのは全部同じところにまとめて入れるという投げやりっぷり。ビンも缶も段ボールも全部1つのところ。これ、ホントに後でちゃんと分別するのかなあと疑問です。不法就労のメキシコ人とかに分別させてるのかしら。

まあ分別をきちんとすることは環境に優しいので良いのですがしかしめんどくさい、、、。


・過剰包装

リサイクルしよう、というならその前にゴミを減らしましょうよー。北米では野菜なんかはほぼ全て量り売りでした。なので包むにしても自分でビニールをとって入れる感じ(カットしたカボチャやキャベツはさすがにラップされてましたが)。ところが日本のスーパー、業務の簡略化のためでしょうけど、全て丁寧に梱包(もう梱包という表現使っちゃう)されてて、出すのもめんどくさいし、そのあとトレイを洗ったり分別したり、めんどくさいったらありません。しかもプラスチックゴミ、週に1回しか回収されないし。これなんとかならないんでしょうかねえ。


・肉も野菜も高い

ロサンゼルスで住んでいた場所がさほど物価が高い場所ではなかった上に都心に引っ越してきたから余計に感じるのでしょうが、高いです、びっくりしてます。果物にいたってはもう高級品ですね。エンゲル係数上がりますわ。ただ、お魚は安くて種類が豊富なのでそこは良かったです。


・袋詰めは自分でする

北米のスーパーでは店員さんが袋詰めしてくれてました。お肉をビニールに入れずにそのまま果物を一緒に入れてくれるなどなかなかスパイシーなことしてくれる人もいたから善し悪しなんですが。買い物かごにエコバッグを入れてそのまま出そうとして奥さんにたしなめられて「ああ、そうだったな」と。まあこれは回転早くするためには良いですよね。店員さんがダラダラと世間話しながらちんたら袋に詰めてる時とかイライラしましたが、そういう心配ないですし。


・買う量に注意

車がないので重たいものを大量に買うと帰り道がえらいことになります、なりました。調味料、油などの最初に必要な重たいものは買い揃えたのでもうそんな辛い思いはそうしない予定ですが、炎天下を両手に食い込む買い物袋をぶら下げての帰り道はなかなかでした。


(2に続きます。) 

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