気まぐれ思いつき日記

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む40代男性の日常。2年間ずつバンクーバー、LAに滞在、2016年8月末に帰国。現在は主夫と会社員とライターの三足のわらじで頑張ってます。バンクーバーやLAと関係ないことも多々あります。

2018/10

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Pass Me! お出かけNoteで前回の富士サファリパークの楽しみ方を徹底的に解説!に続いて、えのすいこと新江ノ島水族館の記事が公開されました。

新江ノ島水族館パーフェクトガイド

前回に続き今回も「どこよりも詳しい」と自信を持って申し上げられるよう、現地取材も含め徹底的に調べて書きました。ただ、詳しいと言っても公式サイトと同じでは意味がありません。このシリーズを書く上でいちばん悩むのがここの折り合いです。

特に今回のえのすいは公式サイトがかなり充実していて、ここに出ていない情報を探すというのは至難の技というレベル。ただ、逆に言えば「詳しすぎる」がために欲しい情報に辿り着きにくかったり、ざっくりとした概要を掴みづらかったりという面もあるのかなと思いまして、そういう方面から記事を書いてみました。

また、そこに広報さんから取材時に教えてもらった山ほどあるこだわりや豆知識を加えていくのですが、どれをとってどれを落とすかの取捨選択も今回の悩みどころでした。「とにかく詳しく」という気持ちと、読んでもらったときに冗長になりすぎないようにとのバランスをとるの、難しいですね。めちゃくちゃ長い記事ですが、これでも「ちょっと弱いかな」とか「マニアックすぎるかな」とか「くどいかな」とかで削ってる部分が結構あるのです。僕自身は生物大好きおじさんとしてどの情報も「うわー、すっげー、まじですかー!」って感じだったんですけどね。

例えばクラゲコーナーひとつとってみても「成体だけでなくポリプの状態も見られます」とか「毒クラゲとして有名なカツオノエボシも展示されています(記事内ではより毒性の強いハブクラゲを取り上げました)。カツオノエボシは単体のクラゲではなく集合体なんですよ!」とか普通の人は「お、おう」で終わっちゃうでしょうから泣く泣くカットしたわけです。

そんなこんなでちょっとめんどくさいおじさん相手に、答えにくい質問にも丁寧に答えてくださったり一緒に館内をまわりながらめちゃくちゃアツく色々と教えてくださったりと、広報の井上さんには本当に感謝です。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!!

そしてこのめちゃくそ長い記事の校正や90点以上ある画像をチェックして公開できる形にしてくださった由良さんにも感謝です。いつもありがとうございます!

とまあ、苦労の結晶の記事でございます、ぜひ読んで、よろしければPass Me!でチケット買って、遊びに行ってみてください。
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個人的に今回いちばんお気に入りだったフウセンウオ。
もっとグッズ展開あっていいと思うレベルのかわいさ。



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ところでMacbook ProのキーボードのNとMが突然調子悪くなり、これだけのエントリを書くのもめちゃくちゃストレスフルな状態です。早く修理に持っていかなければ。。。

タコを捕りに粟島へ行って来た(タコ捕り編)からの続き)

台風の影響で予定より6時間早く島を離れた僕たちは、特に大きな問題もなく村上駅まで戻ってきました。ただ、新幹線は購入したチケットの種類が時間変更できないタイプのものでして、このまま新潟駅に速やかに移動したとしてもそこで何時間も待たないといけません。

駅前の観光案内所で聞いてみたところ(僕は船酔いでグロッキーだったので奥さんズが聞いてきた)、なんでも村上駅にはおすすめ観光スポットがあるというじゃありませんか。せっかくなのでそこを見て回ることにしました。

おすすめ観光スポットというのは、千年鮭 きっかわというお店。
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ここでは鮭の塩漬けが大量に天井からぶら下げられて干されていて、なかなか壮観です。当然ですが中はめっちゃ魚臭いので苦手な人には辛いかも。
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吉永小百合さんがCMの撮影で訪れていて、ポスターの写真も撮っています。
ポスター

鮭はなかなかのお値段だったので、眺めるだけ眺めて隣の酒屋へ。そこでこの時期限定の生詰酒(瓶詰めする前に加熱殺菌しない日本酒)が。僕は日本酒飲めないので奥さんが自分用に買ってました。僕も日本酒が飲めたらなあ。。。(飲むとすぐ気持ち悪くなってしまうのです)

他にも団子屋や木工細工屋など、城下町らしいレトロな雰囲気の街を散歩してきました。

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米どころの団子は美味しかったです。米どころじゃなくても団子は美味しいけど。

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信楽焼の狸はよく見るけどこちらはリアル狸。金玉袋はそこまで大きくない。

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軒先によく生花が飾られていました。

なかなか良い街でしたよ、村上。散歩している間、台風が近づいているとはいうものの、全然雨にも降られずに済みました。暴風雨の中を散歩するのはさすがにいやですからね。


このあとも公園で遊んだりして時間をつぶして予定通りの新幹線に乗り帰京。東京到着予定は20時。

ただ、ここでもうひとつ問題が発生します。それは台風の影響でJR東日本が在来線の運行を20時でストップさせるという英断を下したこと。東京駅から山手線で帰ろうと思ってたのに帰れないw
なので、上野駅で途中下車して地下鉄で帰ることになりました。上野駅、めっちゃ閑散としてました。
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JR上野駅。20時とは思えない閑散っぷり。

しかし行き先が東海道新幹線じゃなくてよかったです。早々に止まってましたからね。実は
夏休みに海外旅行に行ったのですが、それも機材トラブルで帰国が遅れて仕事を1日休むことになってしまったので、また(しかも台風が来るってわかってたのに)休むことになると心苦しいことこの上ないですからね。

ということで、想定外もありましたがとても楽しい旅でした。タコ捕り、来年も行きたい!
あと次回は芋の花もち食べたい、めっちゃ美味そう。

タコを捕りに粟島へ行って来た(粟島へ向かう編)からの続き)

いよいよ旅の目的、タコ捕り大会!目指すはもちろん優勝。初出場で優勝とかかっこよくない?


道具は事前に旅館のおじさんこと五十嵐さんが用意し、インストラクターとしてタコ捕りに同伴してくれます。時間は1時半から3時半の2時間一本勝負。捕れたタコの総重量で競います。

どんな道具を使うかというと、タコをおびき寄せる餌をしっかりと結びつけた棒と、餌に食いついてきたタコに引っ掛けて捕まえるためのカギがついた棒の2本。
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膝から腰くらいの深さの浅瀬で岩や海藻などタコが隠れていそうなところへ片っ端から餌を動かしてタコを探します。タコが餌に食いつくと棒がグッと重くなるのですぐわかります。

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お友達が割とすぐにヒットしましたが、カギで引っ掛けるのに失敗して逃してしまいました。カギは素人にはなかなか扱いが難しいため、五十嵐さんいわく「手で掴んだほうが早い」。それを先に言っていただきたかったw 妻もヒットするもののうまく捕まえることができず。


僕はというと、アタリすらありません。それでもめげずに餌の棒を動かしながら動き回っていたら、岩の影の見えないところに棒を突っ込んだときにヒット!でも手を入れるのがどうにも難しい場所。思い切ってカギつき棒を奥から一気に引くと手応えがあり、磯ダコゲットだぜ!

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これは嬉しい。あとで計量したところ160gだったので小ぶりサイズといったところでしょうか。しかしタコ1匹とれるとこんなに嬉しいものなんですね。


娘はというと、早々に飽きてアメフラシ捕獲に熱中していました。でっかいのがそこらじゅうにいて、その独特のフォルムと質感が気に入ったようです。タコ捕りどこ行ったと思わないでもないですが、それはそれで楽しかったようなので良しとしましょう。まあアタリもないとつまんないよね。

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結局、最初の1匹以外アタリもなく姿を見ることもなく、後半の1時間はひたすら棒をあっちこっちに突っ込んで動かす作業だけでちょっと途中飽きてきたのも否めません。2時間という大会の制限時間は丁度いいのかも。結局僕はアタリもゲットしたのもこの1匹だけで終了。同行した友人はでかいのも含めて3匹ゲットし、見事3位入賞していました。羨ましい。


冷たい海水に2時間も浸かって身体も冷えたのでお風呂お風呂。 港から歩いて5分ほどのところに温泉があります。大人は500円ですが旅館で400円のチケットを売ってくれるのでこっちで購入して持って行きます。温泉に行く準備をしていたので、授賞式(&抽選会)が終わったらすぐに温泉へ直行。まだほとんど人がおらず、ゆっくり浸かることができました。少ししたら人がわーっ入ってきたので直行作戦は成功だったと言えましょう。まあそれでも大混雑という感じではないですけどね。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。舐めるとしょっぱい。シャンプーやボディソープはおいてあるので、タオルと着替えさえあればOKという感じです。


旅館に戻って少ししたら夕飯。この夕飯が本当に素敵で美味しかったです!!この夕飯だけのためにこの宿に泊まってよかったと思えるほど最高。

基本的に全て地場のものを使った料理を出してくれます。


煮物、揚げ物、焼き物とお魚料理がこれでもかというくらい出てきます。もちろん名産の芋だこやえごねりも。

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そしてメインはこちらの刺し盛り!
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大人4人子供3人で食べてもなかなか減らないボリューム。しかも身がぷりっぷり。過去に食べた刺し盛りの中でもトップクラスに美味しかったです。


旅館のおじさん、五十嵐さんが色々と説明してくれます。このおじさんは朴訥とした感じですがちょいちょい謎のボケをぶっこんできて油断ができません。僕は好きでしたけど。


翌朝の朝食はわっぱ煮。前日の食堂で食べたやつよりぜんぜん美味しい!何が違うんだろう。なんというか、香ばしい香りがして、コクがある気がします。ああ、僕にもっと表現力があれば!とにかく美味しかったです(小学生並感想)。

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さて。予定ではこのあと魚釣りや島の探検など粟島を満喫して14時の高速船で島を離れる予定だったのですが、やつが、チャーミーが近づいているせいで予定の大幅変更を余儀なくされます。前日に船のチケットを購入するときに「明日の高速船は朝8時発だけ運航し、残りは休航するからね」と言われてしまっていたのです。仕方ないのでこの朝イチの便に変更して島を離れたのでした。もっと遊びたかったぜ。。。

続く


年に一度、タコ捕り大会が行われる島が新潟にあります。その名も粟島。新潟の島と言えば佐渡島が有名ですが、粟島は佐渡島よりもう少し北に浮かぶ人口360人ほどの小さな島。

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矢印の先の米粒みたいな島が粟島

ここでタコ捕り大会が開催されることを知ったのは、玉置標本さんの「捕まえて、食べる」を読んで。この本については過去に感想文も書いていまして、タイトルのまま生き物を色々な手段(原始的なものが多い、道具すら使わないものも)で捕まえて調理して食べる、ということを紹介した本。面白いです。



この本を読んでタコ捕りツアーが粟島で秋に開催されると知り、俄然行きたくなりました。本を読んだのは年初でしたが「今年、僕はこの大会に参加する!」と妻に高々と宣言し実行に移した限りです。そういう僕の思いつき行動に「いいよ」と気軽にのってくれる妻には本当に感謝しています。

そしてうちの家族だけでもいいけど、誰か友達もいれば楽しかろうと友人家族を誘ったら、ノータイムで参加のお返事。こういうイベントに積極的に参加してくれる友人がいるというのもありがたいものです。

いざ参加することに決めたとは言うものの、タコ捕り大会は島のキャパシティの問題もあり1回あたり100人を3回、合計300人の選ばれた者のみが参加できるという狭き門。応募は先着順なので初日の朝8:30から電話をリダイヤルしまくり、9:30頃にようやくつながってなんとか予約できたのでした。さらっと書いてるけど結構大変でした。


さて、いざ粟島へ。と言っても粟島への道のりはそんな簡単なものではありません。まず上越新幹線で東京駅から2時間ほどかけて新潟駅に行き、そこから在来線に1時間ほど揺られて村上駅へ、さらにそこからタクシーで岩船港まで行って(10分、2000円くらい)、船で粟島へ向かいます。船は高速船で1時間ほど、フェリーだと1.5時間ほど。自宅から東京駅までの時間も入れると乗っている時間だけで5時間以上の長旅です。

今回は9月29日の土曜日13:30から開催の大会に参加するので、9:40発10:30粟島着のフェリーに乗りたい、というところから逆算するとどうしても前日に新潟には着いておきたいということになり、出張パックを駆使してホテルと新幹線代がセットのチケットを購入して前泊することに。こちらのパックの良いところは、新幹線の往復運賃くらいの金額でホテルにも泊まれちゃうところ。その代り新幹線の時間の変更がききません。まさかそれが後で影響してくるとは予約したときは夢にも思いませんでした。。。


そんなわけで金曜日の夜、仕事が終わって着替えて東京駅から新幹線で新潟駅へ。新潟の駅前はいわゆる地方の繁華街という感じでした。泊まったANAクラウンプラザホテルは駅から遠いもののとてもきれいで、朝食ブッフェはどれも美味しく、新潟県産のお米の食べ比べというマニアックなコーナーもあり、願わくばあと2、3泊したいくらい美味しかったです。
牛タン弁当
東京駅で買った牛タン弁当。高かったけど美味しかった。
電車の旅に駅弁はマストですよね。


米食べ比べ
米食べ比べ。魚沼産コシヒカリがいちばん美味しい気がしたけど、全部美味しかった。

新潟駅前で友人家族と合流し、粟島へ向かいます。僕は船酔いしやすいたちなので、酔い止め(アネロンニスキャップがおすすめ)を飲んであとは寝てやり過ごします。

おりしもちっともチャーミングじゃない勢力を誇るチャーミーこと台風24号が近づいてきていて天候はどうなることかと思いましたが、曇ってはいるものの雨も風もなく、問題なくタコ捕りに集中できる天気でした。

船が着くと旅館の方が迎えに来てくれています。僕たちが泊まったのは旅館たてしま。ここが大当たりでした!まず、港から近い。そして後述しますがご飯が美味しい、すごく美味しい。旅館のおじさんこと五十嵐さんはとぼけた感じですがやさしく面白くて、またここに泊まりたいなーという宿でした。あ、部屋は民宿のそれで、特別きれいとかそういうのはありません。ただWifiはばっちりつながるのでネット中毒の僕にはありがたかったです。

そんなわけで荷物を置いてまずは腹ごしらえ。旅館のまわりでご飯を食べられるのは2軒ほどしかなく、大きい方の食堂、あわしま屋を選びました。
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頼んだのは粟島名物のわっぱ煮。わっぱ煮とは、魚メインの汁物を入れたわっぱ(木の器)に焼いた石を入れて調理して食べる粟島名物です。この石は溶岩が冷えて固まった玄武岩で、加熱しても滅多に割れることがないため、島の宝だみたいなことを五十嵐さんが言ってました。
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定食にはわっぱ煮の他に新潟名物のえごねりや芋だこも。
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えごねり。ゴールデンカムイ最新刊にたまたま出てきたので「おお、これが!」となりました。味はざらっとした刺身こんにゃく(要するにほとんど味がしない)。新潟食品名産図鑑

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芋だこ。粟島はじゃがいもの生産に適しているそうで、今回の目的となったタコとあわせた芋だこはめちゃくちゃローカルに根ざした料理なのです。

ここのお店はボリュームはありましたが、味は普通かな。。。もうひとつのお店がどうだったのか気になります。

お腹も満たされたところでいざタコ捕りへ。
続く

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