僕はミュージカル映画は好きだけどミュージカル自体は今まで観る機会に恵まれずにきました。今まで観たことがあるのは李香蘭とコーラスラインを中学か高校のときの学校の課外授業で観に行っただけ。当時はミュージカル映画も良さを感じませんでしたが、気がつけば割と好きなジャンルになっていました。娘と一緒に観るディズニープリンセスの映画の影響もあるのかな。
最近ではLA LA LANDを観ましたよ。
音楽すごく良かった。オープニングの曲はヘビーローテーションしています。なんかテンション上がりますよね。
映画はもっとLAの街並みが出るかと思ったけど、ハリウッドとグリフィス天文台がメインだったのでそこはちょっとがっかり。
で、ひょんなことから家族で劇団四季が上演しているミュージカル「巴里のアメリカ人」を観ることになりました。全然知らなかったんですけど、ジーン・ケリー主演の映画があるんですね。
ジーン・ケリーといえば「雨に唄えば」が有名だけど、雨の中を街灯の下で踊りながら歌うワンシーンしか知らないw 古典映画、全然観てないなあ。
さてさて、その「巴里のアメリカ人」。僕の感想は、「うーん、いまいち」でした、好きな人には申し訳ないのだけど。なんというか、芸術性が高すぎて僕にはピンときませんでした。14分に及ぶバレエショーのシーンは正直寝てしまわないよう頑張るのがやっと。。。バレエのロミオとジュリエットやシルクドソレイユのショーを観て寝てしまう人間なので、ああいうのは僕にはマッチしてないのかなあ。ちょっと観る人を選ぶ気がします。
気に入った点を挙げると、プロジェクションマッピングを駆使した演出や舞台装置を上手く使った場面転換は興味深かったです。演技やストーリーと全然関係ないw
ただ、娘は「すっごく良かった!」と言っていたので、観に行った甲斐はあったのかな。何が琴線に触れるかわからんもんですね。何が良かったのか聞いたら「歌もダンスもお話も全部良かった」と。それは何より。
娘がとても楽しんでくれたので、これに懲りずにまた違う演目を観に連れて行ってあげたいと思いました。次は僕でも楽しめそうなのがいいな。キャッツとかライオンキングとかアラジンとか(電車の車内広告にもろに影響を受けている)。