先日のオオゼキイベントの中で、レジの話が出まして、それについてレポに書かなかったなーってのとあと、当日話さなかったレジでの僕の気になるポイント(いちゃもん)を思い出したので、その辺も含めて書いてみようかなと。書く方のお仕事はお盆前に納品完了してちょっと暇だし。
レジの話の発端は、僕がイベント前にまつしまさんと交わしたチャットの中で
「まつしまさん、僕の愚痴を聞きたいだなんて優しいな」と思ってあまり本気にしてなかったのですが、イベントの途中で
「そういえばおがしんさん、レジのことで何か伝えたいことがあるって…」
とぶん投げてきてくれました。
「えっ?このタイミング?みんなの前で僕の神経質さ溢れるめたくそ感じ悪い姑みたいな愚痴言うの?誰得なの?」
と激しく戸惑いながら、「細かいからね、どうせみんなドン引きするからね」とエクスキューズを入れながら、思いの丈を語りました。
内容としましては、
レジでクレジットカードを切ったあと、レシートが出てくるまでクレジットカードを握りしめたままでいられるのが嫌。
というものです。もう少し詳しく説明しますと、下図のようにカードを切ったらすぐに返して欲しい。で、レシートが出てくる間にカードを財布にしまいたい。
「は?たかだか5秒とか10秒とかでしょ?我慢できなさすぎじゃね?そんな時間も我慢できないくせにオオゼキイベントとか参加してんじゃねーよ」とか言わないでください。オオゼキイベントはそんなんじゃないんです、もっと優雅な大人の時間なんです。
僕がこれが嫌なのは、これはオペレーションで解決できる問題だからなんです。例えばこれがものすごくトロくさい、まだ見習いのおばさんがいるレジだったならば余計にかかる時間は10秒どころじゃないでしょう。でもこれはあまり気にならない。なぜならそれは個人の能力による問題だから。おばさんは多分、おばさんなりに頑張っておばさんの中の最速で処理してるわけです。これはもうしょうがない。できないものはできない。「間違えてくれるなよ?」と生温かい目で見守るばかりです。
一方でクレジットカードにぎりしめ問題は、先にクレジットカードを返してくれるだけで済みます。簡単。
とまあこんな愚痴をきっかけに、レジ周りのことを色々話していたらレジの人の能力の話になりまして。いかに素早くバーコードの位置を把握してリーダーを通すかという動体視力(と記憶力)、お客さんが袋詰めしやすいよう効率よく空きバスケットに移していく空間デザイン力が必要だ、と。
で、この空間デザイン力について、今回のイベントを企画してくだすった竹鼻さんが実は1年半も前にnoteに記事を書いていました。(すごく面白く示唆に富むので必読です!)
日常に潜むデザイン-レジのおばちゃんが教えてくれた無意識-
これすごくないですか?1年半の雌伏の時を経て、オオゼキイベントという機会を得て、この記事はいま鳳凰のように羽ばたいたわけです。これを奇跡と言わずなんと言えばいいのでしょう!?(答え:偶然)
【訂正】
フューチャリストである竹鼻さんはちゃんとこの日のことを「予測」して書いたんだ、とのことですので、訂正とお詫びを申し上げます。奇跡でも偶然でもなく、そう、必然だったのです。
いやー、まさか僕の愚痴が空間デザインの話に飛躍する(鳳凰だけに)とは夢思わず。こういうのなんて言うんだろ、バタフライエフェクト?瓢箪から駒?なんせ感動しました。なんでも話してみるもんですね。
それにしてもオオゼキのレジは常に誰もが神速と言えるレベルでレジ通すの速い。これはイベント参加者全員が口を揃えて言っていたので、うちの近所のオオゼキだけではなさそう。あれ、理由をリサーチして他のスーパーにも横展開してほしい。
ーーーーーー
レジ周りで、イベントではぶちまけなかったけど不満に思ってることをもう一つ思い出したのでついでに書いておきます。愚痴ってばかりですまんな。
同じ商品をたくさん買うことってあるじゃないですか。うまい棒コーンポタージュ味10本とか。そうしたときに、人によっては1本1本、ピッ、ピッってリーダー通すの、あれ嫌い。わかってもらえますかね。
数を数えて、1つ通して「個数10」みたいなの、やってくれる人もいるからその機能はあるはずなんだけど、まあまあの確率で1つ1つ通すの。3つまでなら全然OK、4つもギリ許容範囲なんですが、5つ超えたあたりからイライラします。なに?あなたは掛け算知らないわけ?って思うんです。え、細かい?
まあ実際のところ、ガチでイライラするわけじゃなく、「あーーーー、マジかーーーー。」くらいで終わりなんですけど、嫌なんですよねー。
ーーーーーー
イベントでは他にもレジ周りの話で「なぜアメリカのレジでは袋詰めしてくれるのに日本ではしてくれないのか」という話も出ました。これはスペースの問題だそうです。納得感ある。あと「量り売りが少ないのはJAの陰謀」とか。マジで面白かった。
レジ周りって実は工夫の宝庫ですし、多分色々調べればこれだけで本一冊書けるんじゃないかと思うんですよね。コンビニではついでに手にとって買っちゃうの狙いでガム置いてあるのとか、フォーク並びとパラレル並びはフォーク並びの方が公平感あって好かれるけどパラレル並びの方が効率は良い、とか有名ですよね。そういう本ないのかな。あったら教えてください、すごく読みたい。
おまけ
アメリカのスーパーのレジ周りにはなぜかペーパーバックの(あまり面白くなさそうな)マンガがよく置いてありました。あれも「あ、ついでにこれも買っておこう」ってなるの狙ってるのかな。買ってる人見たことないけど。
レジの話の発端は、僕がイベント前にまつしまさんと交わしたチャットの中で
このレジでのクレカの扱いについては色々思うところがありますが、言うとたいがい『うわー、こいつ細かい、めんどくさい人だー』となるので我慢しています。と書いたところ、まつしまさんが「聞きたいです!」と言ってくださったのがきっかけです。
「まつしまさん、僕の愚痴を聞きたいだなんて優しいな」と思ってあまり本気にしてなかったのですが、イベントの途中で
「そういえばおがしんさん、レジのことで何か伝えたいことがあるって…」
とぶん投げてきてくれました。
「えっ?このタイミング?みんなの前で僕の神経質さ溢れるめたくそ感じ悪い姑みたいな愚痴言うの?誰得なの?」
と激しく戸惑いながら、「細かいからね、どうせみんなドン引きするからね」とエクスキューズを入れながら、思いの丈を語りました。
内容としましては、
レジでクレジットカードを切ったあと、レシートが出てくるまでクレジットカードを握りしめたままでいられるのが嫌。
というものです。もう少し詳しく説明しますと、下図のようにカードを切ったらすぐに返して欲しい。で、レシートが出てくる間にカードを財布にしまいたい。
「は?たかだか5秒とか10秒とかでしょ?我慢できなさすぎじゃね?そんな時間も我慢できないくせにオオゼキイベントとか参加してんじゃねーよ」とか言わないでください。オオゼキイベントはそんなんじゃないんです、もっと優雅な大人の時間なんです。
僕がこれが嫌なのは、これはオペレーションで解決できる問題だからなんです。例えばこれがものすごくトロくさい、まだ見習いのおばさんがいるレジだったならば余計にかかる時間は10秒どころじゃないでしょう。でもこれはあまり気にならない。なぜならそれは個人の能力による問題だから。おばさんは多分、おばさんなりに頑張っておばさんの中の最速で処理してるわけです。これはもうしょうがない。できないものはできない。「間違えてくれるなよ?」と生温かい目で見守るばかりです。
一方でクレジットカードにぎりしめ問題は、先にクレジットカードを返してくれるだけで済みます。簡単。
とまあこんな愚痴をきっかけに、レジ周りのことを色々話していたらレジの人の能力の話になりまして。いかに素早くバーコードの位置を把握してリーダーを通すかという動体視力(と記憶力)、お客さんが袋詰めしやすいよう効率よく空きバスケットに移していく空間デザイン力が必要だ、と。
で、この空間デザイン力について、今回のイベントを企画してくだすった竹鼻さんが実は1年半も前にnoteに記事を書いていました。(すごく面白く示唆に富むので必読です!)
日常に潜むデザイン-レジのおばちゃんが教えてくれた無意識-
これすごくないですか?1年半の雌伏の時を経て、オオゼキイベントという機会を得て、この記事はいま鳳凰のように羽ばたいたわけです。これを奇跡と言わずなんと言えばいいのでしょう!?(答え:偶然)
【訂正】
フューチャリストである竹鼻さんはちゃんとこの日のことを「予測」して書いたんだ、とのことですので、訂正とお詫びを申し上げます。奇跡でも偶然でもなく、そう、必然だったのです。
すごい!!レジデザインについて図解で示されている!!(笑)さらに僕の昔の記事は(予測)です(笑)
— 竹鼻良文/TAKEHANAKE (@masaka114) August 28, 2019
レジの話 - 気まぐれ思いつき日記 https://t.co/Cjx80LibEj
いやー、まさか僕の愚痴が空間デザインの話に飛躍する(鳳凰だけに)とは夢思わず。こういうのなんて言うんだろ、バタフライエフェクト?瓢箪から駒?なんせ感動しました。なんでも話してみるもんですね。
それにしてもオオゼキのレジは常に誰もが神速と言えるレベルでレジ通すの速い。これはイベント参加者全員が口を揃えて言っていたので、うちの近所のオオゼキだけではなさそう。あれ、理由をリサーチして他のスーパーにも横展開してほしい。
ーーーーーー
レジ周りで、イベントではぶちまけなかったけど不満に思ってることをもう一つ思い出したのでついでに書いておきます。愚痴ってばかりですまんな。
同じ商品をたくさん買うことってあるじゃないですか。うまい棒コーンポタージュ味10本とか。そうしたときに、人によっては1本1本、ピッ、ピッってリーダー通すの、あれ嫌い。わかってもらえますかね。
数を数えて、1つ通して「個数10」みたいなの、やってくれる人もいるからその機能はあるはずなんだけど、まあまあの確率で1つ1つ通すの。3つまでなら全然OK、4つもギリ許容範囲なんですが、5つ超えたあたりからイライラします。なに?あなたは掛け算知らないわけ?って思うんです。え、細かい?
まあ実際のところ、ガチでイライラするわけじゃなく、「あーーーー、マジかーーーー。」くらいで終わりなんですけど、嫌なんですよねー。
ーーーーーー
イベントでは他にもレジ周りの話で「なぜアメリカのレジでは袋詰めしてくれるのに日本ではしてくれないのか」という話も出ました。これはスペースの問題だそうです。納得感ある。あと「量り売りが少ないのはJAの陰謀」とか。マジで面白かった。
レジ周りって実は工夫の宝庫ですし、多分色々調べればこれだけで本一冊書けるんじゃないかと思うんですよね。コンビニではついでに手にとって買っちゃうの狙いでガム置いてあるのとか、フォーク並びとパラレル並びはフォーク並びの方が公平感あって好かれるけどパラレル並びの方が効率は良い、とか有名ですよね。そういう本ないのかな。あったら教えてください、すごく読みたい。
おまけ
アメリカのスーパーのレジ周りにはなぜかペーパーバックの(あまり面白くなさそうな)マンガがよく置いてありました。あれも「あ、ついでにこれも買っておこう」ってなるの狙ってるのかな。買ってる人見たことないけど。