tentsite
じゃじゃーん、ついに行ってきました、完全ソロキャンプ。前回のソロキャンプは二人で行ってそれぞれ勝手にやる、というスタイルだったので、出発から帰宅までずっと一人の完全ソロキャンプは今回が初めてなのです。すごい!(なにが?)

場所は森のまきばオートキャンプ場。なんでここを選んだかというと、家からのアクセスが良くて、焚き火ができるから。焚き火ができないキャンプ場もあるので、焚き火したいマンとしてはそこは気をつけないといけないところなのです。

以下、振り返り用も兼ねて簡単にご報告。

【キャンプ場レビュー】
campground
接客の感じも良いですし、洗い場がたくさんあってお湯も出るのが良かったです。あと、最終チェックアウトが16時と通常に比べてかなり遅めなので、金曜に半休とって土曜日ゆっくりして帰るのもありだなあと思いました。特に何があるわけでもないけど良いところでした。
薪は600円の割に量があまり多くないので、途中で買えるなら買って行った方が良いかもしれません。炭は1.8kgで500円、3kgで700円、だったかな。僕の使い方だと1.8kgだとちょっと足りない感じでした。
炭は火が消えてなくても捨てられる缶があるので(水をかけないといけないけど)、帰る時間が迫っているけど炭消しポットもないしどうしよう!みたいなことにはならないです。
30分300円でマウンテンバイクを借りられますが、20分で2周くらいしたら満足しました。もうちょっと花が咲いたりするとまた違うのかなー。
sunset
night
夜はちょっと幻想的できれいでした。


【新投入アイテムレビュー】
・テント
tent
風が強かったのですが、テントの構造上横風を防ぐようになっていてかなり良かったです。高さも、ハイコットを使用しましたが寝る分には気になりませんでした。これからも愛用します。


・寝袋

iska
イスカ(人気老舗寝袋ブランド)のアルファライト1000EXという寝袋を新しくゲットし実戦投入しました。限界温度(ガタガタ震えながらも凍死はしないで使えるギリの温度)が-12℃という強めのスペックです。限界温度に5℃プラスした温度、つまり-7℃くらいなら快適に寝れるという仕様。そんな寒いところでキャンプするつもりはありませんが(今回は図らずも近い状態になってしまっただけ)。実はモンベルのダウンハガー650#1という寝袋が欲しかったのですが、悩んでる間に売り切れたのでこれにしました。寒波がきて-3℃の寒さ(体感的にはもっと低かったけど)でも全然気にせず眠ることができました。寝心地も良かったです。ダウンシュラフに比べてかさばるのが難点だが仕方ない。大切に使っていきます。

・焚き火台
前回、LogosのLOGOS the ピラミッドTAKIBI Lをレンタルで使ったらとても良かったのですが、お高いのでそれの中華製パチモンをAmazonで購入しました。本家に比べるとうすぺったく、網がガタつく、下からの通気性がやや悪く火の着きが悪いです。ただ、3000円前後でこのサイズ、収納のコンパクトさを考えると十分ではあります。
そのうち新しいの欲しくなるんでしょうけど(というかすでになってる、これとか欲しい)、壊れるまでは使い倒します。
・モックシューズ
着脱しやすい、サンダルみたいな用途の靴です。スニーカーとかだと夜中にトイレに行くのに不便だし、サンダルだと寒いので買ってみました。長距離歩くのには全く向いてないのですが、ジムに行くのにも重宝していますし今回も大活躍でした。KEENとかから高いの出てますが、コロンビアのが軽くてかわいい上に安くて良い感じで気に入ってます。



・火吹き棒
小さいものからちょっとずつ火を大きくしていくスタイルもそのうちやってみたいなと思って、ファイヤースターターという火打ち石的なアイテムをゲットしたら一緒についてきた火吹き棒が地味に活躍しました。空気を送るって大切なんだなって。焚き火台の通気性の悪さをカバーできて良かったです。

・難燃性ひざかけ
前回の反省点にあげた、膝と腰が寒い問題を解決すべく導入しました。暖かかったのは良かったのですが、ズボンやポーチに毛がつきまくりました。多少付くだろうことは想定内でしたが、それをはるかに上回る着きっぷり。Amazonにお怒りレビューが載るのもわかります。洗濯したらつかなくなるかなあ。あまり積極的には勧められません。



【良かった点】
・やっぱり楽しかった
キャンプ場を探すことから始まり、何を食べるか、何をするかなど事前に考えるところから楽しいですし、それを順番にやっていくのも楽しかったです。家族や友達で行くキャンプも良いけど、他人に気を遣うことなく完全に自分のやりたいことをやりたいペースでできるのは良いですね。

・ご飯美味しかった
お昼はお餅を炭火で焼いて磯辺焼きとぜんざい、夜は前回に続いておでん、翌朝はソーセージとお味噌汁と炊きたてのご飯。全部美味しかったし幸せでした。ビールも前回は1本で後悔したので3本持ってきました。寒くて2本しか飲まなかったけど、寒くても2本飲んだとも言えるので、次も3〜4本は必要だなと思いました。おつまみ(乾き物)も多めに用意しないとな。

isobe
zenzai
beer
rice

・靴の中に入れるカイロ素晴らしい
つま先からシンシンと寒さが浸み込んできたので靴の中に入れる用のカイロを使ったらめっちゃ快適になりました。冬場のディズニーランド用に買ってあまり効果を実感できてなかったのですが、ジッとしているときにこれはすごく効きます。冬場のキャンプには必需品。

・ペグの掃除
思いつきでお湯を張ったバケツに抜いたペグ(テントを固定する金具。土がべっとり付いて拭くのが大変)を放り込んでおいて、少ししてから雑巾でぬぐったら割と楽チンな気がしました。次回もこれでいこう。
peg


【反省点】
・テントの設営場所と向きを失敗
今回のキャンプの最大の反省点。テントの場所と設置する向きを受付や洗い場からの距離と景色を考慮して決めたのですが、結果として北風が吹いている中で北を向いて設営してしまい、常に北風を正面から受け止めることになってしまいました。アホだ。おかげで寒い上に焚き火の煙にひたすらいぶされ、火はなかなかつかないと良いところが何もありませんでした。次は風向きも十分に考慮に入れます。

・寒いのは辛い
上記理由によりとにかく寒かったです。本やらKindleやらiPadやら持って行ってたのですが、寒くてあまり楽しめませんでした。寒い時の対策を練り直さないといけないかもしれません。あと手袋は革の分厚いのを持っていたのですが、そうするとできることが少なかったです。次回は防風で細かい動きができる手袋が欲しいなと思いました。

・枕がないと肩が凝る
寝るときはもう寒くて思考能力をかなり失っていて、とにかく寝袋に滑り込んで暖を取ることが最優先事項になっていたので気がつきませんでしたが、枕必要。バスタオルを丸めたものでもいいので何かしら忘れずに持っていきます。

・コットの配置と荷物の置き場
コットをテント内で斜めに置いていたら、脚側を手前に寄せていたためスペース効率が悪かったなと反省。と言っても伝わりにくいと思いますので図で説明。下図で右側に頭を持ってきてたのですが、そうすると左奥がデッドスペースになってしまい、しかも右手前側はコットに乗り降りするのに不便(頭側に寝袋の入り口があるので頭側から出入りしたい)でした。次回は頭を手前側にするなど工夫します。
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【次回に向けて】
・着火剤はたくさんあって良い
薪の着火具合が悪くてたくさん使いました。多めに持って行ってたので事なきを得たので次回も多めに持っていきます。

・ロープワークを勉強しておきたい
テントにガイドロープを張るのに、端っこをどう縛って良いのかわからず難儀しました。なんとなくでやったけど。事前にちゃんと勉強してかっこよくやれるようにしたいです。

・やかん欲しい
お湯を沸かすのにチタンマグを使いましたが、350mlくらいずつしか沸かせないし沸かしてる間はマグが使えないので、ケトルが欲しいなと思いました。絶対に必要ではないのだけど。焚き火にかけられるやつかっこいいけどソロキャン用じゃないし置き場所も困るよね。クッカーセットについてくるやつが現実的なのかなあと思ってます。角形のクッカーで代用してもいいけど。

・クッカースタンド欲しい
フライパンでソーセージを焼いてるときにバーナーの五徳だと安定感が悪かったので、フライパンが置けるような安定するやつが欲しいので物色します。
sausage

↑これとか良いなと思ってます。


いやほんと、こうやって試行錯誤するのも楽しみの一つだと思うので、これからも課題を見つけては潰してを繰り返しながら楽しみます。