原稿の締め切りが迫っているのですが、ちっとも書けないでいます。久しく文章を書いてないからかもしれません。よし、ウォームアップがてら久々にブログでも書くか、というので最近思うところを少し。


相変わらずコロナ満開の昨今ですが、「いつまでも自粛なんてしてらんねーぜべらぼうめ」みたいな雰囲気もあって、春先に比べるとコロナ怖い人は減ったのかなーという印象です。
僕自身のコロナに対する感覚としては、10段階評価(10が家から出るのも怖い、1がコロナパーティーに参加するくらい怖くない)で言えば3くらい、「怖いとは思わないけど気をつけよう」です。人がマスクせずに大声で喋ってると嫌だなあと思います。大声で喋ってる時点でコロナ関係なく嫌なんですけど。


で、マスクの話。
そもそもマスクは何のためにしているのか、というところです。N95マスクのようなガチなマスクを除けば、現在発売されている一般的なマスクは使い捨てマスクも繰り返し使える布マスクもアベノマスクも、ウイルスを体内に取り込まないようにする効果は期待できません。CDCとかWHOが初期に「マスク意味ねーし」と言ってたのもそういう理由でしょう。

ではなぜマスクをするのかというと、ウイルスを含む飛沫、ようするに唾を飛ばさないようにするためです。「飛沫感染」とかいうからよくわかんない人もいるのかもしれませんが、要するに「感染者が喋ってたら唾が飛んで他人に感染るよ」ということです。クラスターが多発しているのがキャバクラ、ホストクラブ、カラオケということからも明らかですよね。
だから、もし自分が感染者だったらという可能性を考慮してみんなマスクをしましょうね、ということです。
2020-07-30
拾い物で恐縮ですが、飛沫をおしっこに例えて説明した図がこちら。

「もしみんなが素っ裸で歩き回ってて、誰かがあなたに向かって放尿したらあなたはビショビショになります」
「もしあなたがパンツを履いてたら、少し濡れますが、まあ多少は防げます、履いてないよりはまし」
「もし放尿野郎もズボンを履いてたら、おしっこは彼のもとに留まってあなたは濡れません」

ということで、みんなパンツを履きましょう、もといマスクをしましょう、ということですね。

ただし屋外や人がいないところではマスクを外しても良いとお医者さんは言っていますね。「3とる(距離をとる、マスクをとる、水分をとる)」というやつです。三密に比べてあまり浸透してない気がしますが。マスコミさん、ちゃんと仕事してる?このままじゃ熱中症で倒れる人続発しちゃうよ。


ごたごた長々と書きましたが、マスクは飛沫飛散防止のために着用しているんだよね、ということの再確認でした。

さて、ようやく本題です。

鼻から飛沫、出る?

いやね、くしゃみしたら鼻水出ますけど、そんなに飛び散らかすものじゃないですよね、鼻水。てことは、鼻まで覆う必要なくない?って思うわけです。

んで僕は自説を強化してくれる話を探しにインターネットの大海に漕ぎ出てみたのですが、「予防のために鼻もマスクで覆うべき」という言説が99%くらいでした。まじかー。でもいくら読んでもきちんとした理由は書いてないんですよ。「マスクってそういうもんだから」みたいな感じで。

mask
また拾い物ですが、正しくマスクをつけましょう!ってこういう図もあります。「マスクから鼻を出すのってパンツからちんちん出したまま履いてるのと同じだぜ」と。いや、違うだろ。
この図で推奨されているのは「自分がかからないようにする」ための方法で、「飛沫飛散防止」ではないですよね。

みんながパンツ、じゃなくてマスクを着用してきちんと口を覆っていれば、鼻から飛沫を吸い込むリスクは限りなく低いわけで、「だったら鼻は出してても良いじゃないか!」と私、強く申し上げる次第です。


なんでこんなことをだらだらと書いてるかというと、先日ジムに行ってマスクから鼻を出してたら「ちゃんと鼻まで覆ってください」って怒られたからです。「えー、でもー、飛沫飛ばないしー、別にいらなくないですかー?」みたいなことを言ったら「ルールですから」って言われました。僕は人を説得するときに「ルールだから」っていう人は頭が悪いと決め付けているので、コロナよりバカが感染ると大変と思い、すぐに言われたことに従いました。


あーあ、誰かお医者さんとか「全員がマスクを着用している環境下においてはマスクから鼻を出すことは問題ない」って大きな声で元気に言ってくれないかなー。