気まぐれ思いつき日記

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む40代男性の日常。2年間ずつバンクーバー、LAに滞在、2016年8月末に帰国。現在は主夫と会社員とライターの三足のわらじで頑張ってます。バンクーバーやLAと関係ないことも多々あります。

カテゴリ: 子育て

我が家は娘が小さい頃からあちこち連れ回していまして、その経験上「これはあると便利!」というものをいくつかご紹介します。

・折りたためる洗面器
折りたためなくてもスーツケースに入れば別に良いのですが、子連れ旅は荷物も増えるので折りたためる方がラク。
なぜ洗面器があると良いかと言うと、海外のお風呂はシャワールームのみのところが多々あり、しかもそのシャワーも固定式、かつ水圧が弱いところが多いからです。そうすると狙った場所にお湯をかけるのも難しく、特に小さい子だとシャンプーや石鹸を洗い流すのが地味に大変。そこを洗面器にお湯を溜めてバシャーとやるとめちゃくちゃ捗るのです。悪いことは言わないから今すぐ「海外旅行持っていくものリスト」を作成し(僕はGoogle Keepを使ってます、検索性も高いし旅行の度に使えて超便利)、そこに「洗面器」を加えるのです。



・レトルト食品や日本のお菓子
環境が変わる上に食べなれないものばかりだと、餓死すんじゃねーかくらい極端にものを食べなくなる「子連れ旅行あるある」。それで機嫌悪くなったり体調崩されると大変。
なので、少量で良いので食べなれたものを持っていくと良いです。レトルトといっても味噌汁レベルでOK、これだけでもう全然違うから。あとはサトウのご飯とお茶漬けの素とか、お煎餅とか。経験上、麺類も手堅いですのでカップ麺もおすすめ、場所とるけど消費すればお土産スペースできるし、最後の手段としてホテルに置いてきても。
ハワイ(ワイキキ限定)なら日本食が手軽に手に入るので心配無用ですが、それ以外の場所は入手困難なので持っていきましょう。大人も味噌汁飲むと落ち着きますので子供いなくてもおすすめ。

・時間かせぎアイテム
移動は子供にとって疲れるだけで楽しくないもの(もちろん大人もですが)。またレストランでの料理が提供されるまでの時間も強敵。なので、その時間をいかに上手く過ごすかは超重要課題です。
まず子供のお気に入りアイテム。1つか2つ選ばせておきましょう。油断するとバッグいっぱい持ってこようとするので、その辺はうまくコントロールを。
それからその子が好きそうな「新しい」オモチャ。新しいオモチャはもうどうしようもなくなったときの最後の手段として出すその瞬間まで子供に見られないようにします。あまりお気に召さなくても10〜30分くらいは時間を稼いでくれます。我が家ではシールブックを重用していました。安いしかさばらないです。
タブレットに動画をダウンロードしておくと、だいぶ静かです。普段からずっと動画を見続けることには抵抗があるかもしれませんが、旅先くらいは良しとしましょうよ。AmazonのKindle Fireなら6000円弱からありますし、キッズ用のものもあります。
上記は8インチ版ですが、7インチの安いやつが6月から発売になります。
fire7kids
ちなみにAmazon Primeなどでダウンロードした動画は飛行機に乗る直前に一度再生して、機内でちゃんと見られるか確認しましょう。アカウントの認証が必要で空の上ではいかんともしがたい場合があります(一度やられたw)。

この辺のアイディアについては「飛行機 子連れ 対策」とかでググると色々出てきますので調べておくと良いと思います。無策で乗った上に子供が騒いでるのを放置して親は映画に夢中とかは他の乗客からすると親子共々張り倒したくなりますのでやめましょう。

・薬一式
旅先で体調を崩すのも子連れ旅行あるある。なぜここで。。。!
これも環境が激変するし疲れるしで仕方ないと割り切り、「そういうことは往々にしてある」と織り込み済みでいた方が気もラクです。そして海外で薬を買うのはどれがその症状に効くのか調べたり聞いたりするのも大変なので、可能な範囲で持参すると焦らないですみます。
解熱剤・酔い止め・胃腸薬、くらいは持っておきたいもの。修学旅行の持ち物に必ずある「常備薬」ってこういうことだったのかと子供ができてから思いました。


ここからは「必携」というほどじゃないし、なくてもすごくは困らないけどあると便利アイテム

・湿布
子連れじゃなくても、荷物を持ってたくさん歩き回ったりすると疲れがどっと出ますので、寝る前に湿布を貼っておくと翌日も元気!ただしモーラステープなど日光過敏になるものもありますので気をつけて。(日光過敏については知らない人は各自調べてね!)

・袋止めクリップ
海外でお菓子買ったけどでかくて食いきんねーよ!ってことよくあることなので、袋止めクリップをいくつか持っていくと便利です。忘れたら小技でしのげますので無くても死ぬことはありませんが、あると便利。


せっかくの旅行、少しでもストレスを少なく家族みんなで楽しめるようしっかり準備して臨んでいただきたいものです。大人だけならちょっとしたトラブルも楽しいですけど、子連れだと色々詰みますのでね。


おまけ
僕は使ったことないのですが(10年前はこんなの無かった!)、便利そうだなあというやつ。昔からあったら絶対買ってたな。
飛行機の中で子供が面白いように寝る!子連れ長距離フライトの神グッズ(乳幼児〜小学生におすすめ) | 家庭の知育応援サイト《知育アットホーム》


parisamerica

僕はミュージカル映画は好きだけどミュージカル自体は今まで観る機会に恵まれずにきました。今まで観たことがあるのは李香蘭とコーラスラインを中学か高校のときの学校の課外授業で観に行っただけ。当時はミュージカル映画も良さを感じませんでしたが、気がつけば割と好きなジャンルになっていました。娘と一緒に観るディズニープリンセスの映画の影響もあるのかな。


最近ではLA LA LANDを観ましたよ。

ラ・ラ・ランド(字幕版)
ライアン・ゴズリング
2017-05-26


音楽すごく良かった。オープニングの曲はヘビーローテーションしています。なんかテンション上がりますよね。


映画はもっとLAの街並みが出るかと思ったけど、ハリウッドとグリフィス天文台がメインだったのでそこはちょっとがっかり。


で、ひょんなことから家族で劇団四季が上演しているミュージカル「巴里のアメリカ人」を観ることになりました。全然知らなかったんですけど、ジーン・ケリー主演の映画があるんですね。


ジーン・ケリーといえば「雨に唄えば」が有名だけど、雨の中を街灯の下で踊りながら歌うワンシーンしか知らないw 古典映画、全然観てないなあ。


さてさて、その「巴里のアメリカ人」。僕の感想は、「うーん、いまいち」でした、好きな人には申し訳ないのだけど。なんというか、芸術性が高すぎて僕にはピンときませんでした。14分に及ぶバレエショーのシーンは正直寝てしまわないよう頑張るのがやっと。。。バレエのロミオとジュリエットやシルクドソレイユのショーを観て寝てしまう人間なので、ああいうのは僕にはマッチしてないのかなあ。ちょっと観る人を選ぶ気がします。
気に入った点を挙げると、プロジェクションマッピングを駆使した演出や舞台装置を上手く使った場面転換は興味深かったです。演技やストーリーと全然関係ないw

ただ、娘は「すっごく良かった!」と言っていたので、観に行った甲斐はあったのかな。何が琴線に触れるかわからんもんですね。何が良かったのか聞いたら「歌もダンスもお話も全部良かった」と。それは何より。


娘がとても楽しんでくれたので、これに懲りずにまた違う演目を観に連れて行ってあげたいと思いました。次は僕でも楽しめそうなのがいいな。キャッツとかライオンキングとかアラジンとか(電車の車内広告にもろに影響を受けている)。

今日同僚と話してて、我ながら良いこと言ったなあという気がするので、忘れないうちに書いておきます。

「自己満足のために怒らないようにする」

つまり、なんで怒ってるのかを自己分析して、それが自己満足のためならば怒るのは理不尽だからやめようね、という話です。

例えば、部屋が激しく散らかっていたら「なんで片付けないんだ!」と子供であったりパートナーであったりに対して怒りたくなるかもしれません。でも、片付けないのは片付いてなくても散らかした当人が困ってないからです。あるいは困っていることに気づいていてもめんどくさくて片付けたくないからかもしれませんが、いずれにしても片付けることにさほどメリットを感じてないから散らかったままになっているわけですね。「散らかすのは悪いこと」と思うなら、それを相手が行動に移すレベルで納得するまで説得するべきで、納得してくれないならそれは価値観の押し付けでしかありません

で、片付いてないとなんで怒りたくなるのかというと、自分が気分良くないからです。散らかっているところを見たくない、人を呼んだ時に恥ずかしい、他人のものをわざわざ片付けたくない、だから片付けてほしい。でもこれは自己満足のためだよね、と。散らかした当人からしたら「知らんがな、わし別に気分悪くないし。」と。

なので、その気分が悪い状態を我慢するか、自分で片付けるか、自己満足のために協力してくれるよう要請して片付けてもらうか、あるいは相手に片付けるメリットを説くなど何か根本的な対策をとるかといった行動をとるべきであって、「俺の気分が悪くなるから片付けろ」と怒るのは「むしゃくしゃするから殴らせろ」と無茶苦茶言ってるジャイアンと同じです。
gian

そんなわけで、怒りたくなっても「それが本当に自己満足のためではないのか」というのを自問自答すると、怒る機会も少し減るのかなと思うのでよろしければ考えてみてください。

ちなみに子供に対して怒るときは下記のエントリーもどうぞ。

子供が急に海外で暮らすということ」というエントリーがちょっと話題になっています。
4才の子供がある日海外(アメリカ・カリフォルニア州)に引っ越して言葉もわからない現地校に入り、他の子達とコミュニケートできず孤立し、メンタルを病みかかっている姿は想像するだに胸を締め付けられる思いです。

ちょうど友達が子連れで海外に引っ越したという話を聞いたので、その友達や他の人でも誰かの参考になればと思い、少し書いてみます。


思い返せば我が家もカナダに引っ越して娘には辛い思いをさせたなあという気持ちがありまして、上のエントリーは我が家にとって人ごとではなかったわけです。
うちにとってラッキーだったのは、奇跡的と言っていいほど、ていうかもう奇跡だな、うん、神がかり的に周りの人達に恵まれたということです。

まず同級生に日本人(厳密にはハーフ)がいたこと。
この子はカナダにいる間の娘にとってのベストフレンドの一人でした。この子が通訳の役割を果たしてくれたことで、他の子との交流もちゃんとはかれたのかなと思います。

1つ上の学年にも日本人がいたこと。この子達のお母さん達にも相当助けてもらいました。入ってすぐの頃、休み時間に一人で泣いていたところを声をかけてくれて一緒に遊んでくれたのは本当に助かりました。
翌年、同じように泣いていた新入生の日本人の子に声をかけてあげたと娘が報告してくれたときは本当に嬉しかったです。

さらに、入学してすぐに、同じアパートに同級生が住んでいてしかも同じように海外から引っ越してきたばかりの子供がいたこと。この子のお母さんはアパートが同じであることに気づいて夕飯に招待してくれました。(そのときのことを過去に書いています。娘にお友達ができました

また、クラス役員のお父さんとお母さん(どっちも中国系カナダ人)が本当に本当にいい人達で、馴染めずにいた娘のことをとても気にかけてくれたこと。
放課後、遊び相手がおらずポツンと立っている娘に声をかけて、自分の子供達に「一緒に遊んであげて」といつも声をかけてくれました。お父さんの方は僕と同じく主夫で、以前は神父だか牧師だかもしていたんだとか。どうりで優しい。僕の生涯で彼ほど優しい人が他にいたかな、と思うくらい優しい、そしていつも冗談ばかり言っている気さくな人です。一度、家に招いたときに「娘のことを気にかけてくれてありがとう!」と伝えたら、「だって娘ちゃんは知らない人ばかりのところに、しかも言葉がまったくわからない世界に急に放り込まれたんだよ?自分だったらと思うと考えるだけで恐ろしいよ。だから自分にできる精一杯のサポートをしようと思ったんだ。」と言ってくれました。神父っていうより神様なんじゃないかな。

いまだに当時のことを思い返すだけで感動で涙がこみあげてくるくらい、本当にたくさんの親切に恵まれて、だからこそものすごく良い印象をバンクーバーに対して持っています。

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小さい子供を連れて海外引っ越す人にお伝えしたいのは、子供の親同士のコミュニケーションがとても大切だということです。もっというと、遊び相手になってくれる子の親と早く仲良くなることが肝要。

日本と異なりアメリカやカナダでは(そして他の多くの国でも)、子供同士が勝手に約束をして放課後に遊びに行くということができません。なので親同士で話して、いつだったらば遊べるのか、どちらがどちらの家あるいはどこの公園に行って遊ぶのか、何時まで遊ぶのか、誰が連れて行き付き添いをするのか(子供だけで外で遊ぶのは御法度)。そういったことを全て話した上で一緒に遊ぶことになります。

男性の親の場合はこれが非常に高いハードルで、僕はコミュニケーション能力は低い方ではないと自負しているのですけれども、やはり女性ばかりの中にいきなり飛び込んで(ここまではできるけど)しかも連絡先を交換したりするのはなかなかに難易度が高い行為です。子供同士が先に仲良くなっちゃえば「プレイデートしたいって言ってるんで連絡先教えて」って言えますが、親側で先に仲良くなってという行為ができない。そこに加えてシャイな娘は自分から友達と約束をしてこれない(というか保育園育ちでそもそもそういう習慣もない)ので割と八方塞がりになるところでした。周囲のサポートがなかったら、そして同級生や近い学年に日本語を喋れる子がいなかったら、どうなっていたことかと思うと背筋が寒くなります。

願わくば、先のエントリーのお嬢さんが早く仲良しのお友達を作って、学校が楽しくなってくれますように。。。

小学校の学校公開授業の一環で、学校発達心理研究所の発田憲先生の講演を聴いてきました。個人的にはめちゃくちゃ参考になったので、現在はタイレポを順次絶賛公開中ですが、備忘録を兼ねてブログに書いておきます。1時間近い講演のまとめなので長いですけど、お子さんをお持ちのかたはお付き合い願えれば幸いです。これでおいらも今日から叱り名人だ!


前段:子供の発達について
脳科学では、子供に対して不適切な刺激を与えることは子供の脳の発達に非常に悪い影響を与えることがわかっています。不適切な刺激というのは、暴言であったり暴力であったりもそうですし、不適切な叱り方も含まれてきます。

一言に発達と言っても、、言語、運動能力、知的、情動、対人関係、自己とそれぞれが別々に山あり谷ありと変化しながら発達していくため、体の発達とそれ以外の発達は別々であることを理解する必要があります。体が大きくなったからといって他の部分まで発達しているかというとそうではなく、違う問題だと認識しなければいけません。

言語の発達について見てみると、話す力と聞く力があります。この聞く力についてフォーカスすると、一度に複数の指示を聞くということは子供にとっては難しいそうです。大人なら一度に平均で5つ、±2つくらいの指示を同時に聞くことができます。例えば、「スーパーで牛乳を買ってきて、行きがけに手紙をポストに投函し、帰りにクリーニングの回収もよろしく。帰ってきたらお風呂掃除もお願いね」とか、大人ならできる。僕は1つくらいは絶対に忘れる自信があるのでメモしますが。
でも子供、特に低学年の子は2つでもなかなかできません。「宿題やってから机の片付けして」と言われても、印象に残った方だけやる子が多いとのこと。うん、僕の娘は5年生だけど未だにそういうことはちょいちょいあります。
これ、複数の指示を理解するという機能がGoogle HomeやAlexaに実装されたのも最近の話なので、やはり処理が難しいのかなとか聞きながら思いました。

次に自己の発達について。自己肯定感、自分はやればできると思う力を育ててあげることは親としてとても大切なことです。しっかりとした自己肯定感があると大人になってからも強く生きられます。一方、自己肯定感が低いと、困難な課題にあたったときに「どうせできないよ」とすぐ諦めてしまいます。ではどうやって自己肯定感の高い子供を育てるのか?

その前に、子供のやる気を起こすためのスキルを説明します。
やる気を起こすスキルには「叱る」と「褒める」があります。それぞれ、子供に特定の感情を引き起こし、行動に移すように仕向ける効果があります。引き起こせる感情は次の通り。
叱る:緊張感、恐怖感、罪悪感
褒める:優越感、効力感、有能感

脳科学的には叱られると緊張する物質が一気に全身を駆け巡るそうで、叱るという行為は刺激が強く非常に即効性があります。それゆえつい多用したくなるスキルです。ただ、叱られた緊張感というのはあまり長続きはせず、
叱る→緊張感から勉強する→緊張感がとけるとさぼる→また叱る
というループが生まれやすくなります。ところがさらに叱ることを繰り返すとその刺激に慣れてしまいます。そうすると
叱る→慣れる→強く叱る→また慣れる→段々激しく叱るようになる→行き過ぎると暴力や暴言に
というバッドエンドを迎えることに。なのでやはり叱るのは効果的に使わないといけないということですね。ただ、全く叱らないのが良いかと言うと、人間はストレスがまったくないというのも成長がなくダメになるようなので、上手く叱っていく必要があります。

一方でやる気を起こさせるもう1つのスキル「褒める」は、なかなか効果が出にくいそうです。褒めても優越感が得られる物質はほんの少量で、何回も繰り返し、何年も褒め続けることで少しずつ自己肯定感が出るとのこと。子供の自己肯定感を高めるには親が長く地道な作業を続けるしかないようです。

この長い作業に比べると叱ることの効果は出やすいため、ついつい叱る方に行きがちなのですが、先述したように叱りすぎるとバッドエンドへ向かっていきますので使い方は誤らないように気をつけなければいけません。ではどう叱ると良いのか、ということでいよいよ本題に入ります。


1)絶対にダメなことだけを叱る
客観的に考えたとき、「実はどうでもいいこと」「そんなに強く叱る必要のないこと」を叱ることはしてはいけません。ちょっとしたこと(ご飯をこぼしたとか)、ちょっと反抗しただけなのに叱る、というのはNG。「中学生でご飯をぽろぽろこぼしながら食べる子は基本的にいないので、成長すれば叱らなくてもちゃんとこぼさず食べられるようになります。」って先生おっしゃってました。おっしゃるとおりです。また、反抗されるとムカつきますが、そのムカムカを発散するために叱るのはダメということですね。

2)理性的に叱る
感情を出して叱らない。泣きながら叱る、怒りながら叱るなどの「ながら叱り」はしてはいけません。とはいえ人間なので、たまにあるくらいは仕方ない、とも。僕はこれは気をつけるようにしていて、できている気がします。

3)叱るポイントだけを叱る
叱りながら子供の聞く態度を叱ったり、本当の問題とは違う過去のできごとまで叱ったりしない。叱るときは本質的な問題1つだけにしぼって叱ることが大切。
「叱られてるときは目を見ろ」とか「しゃきっとして聞きなさい」とか言っちゃダメです。前段で書いたように、子供は同時に2つのことをできないからわけわかんなくなっちゃいます。
これねー、僕言っちゃうんですよね。「人の話は目を見て聞くもんだろ。」って。聴いてて思わず苦笑いしましたw
態度などどうしても気になる場合は、あとでフォローする形で言うと良いそうです。「そういうのは言ってる人も気持ち良くないし、あなたのためにも良くないからやめようね」とか。むずかしー。

4)傷つけないように叱る
子供の尊厳を傷つける言葉を使ったり、体に障害が及ぶ行動に出たりしてはいけない。
怒鳴られて育った子供は、自分の気持ちをわからせるために人に怒鳴るようになってしまいます。言うことを聞かないからと暴力をふるわれた子供は、他人に対して暴力で言うことを聞かせようとします。体罰のいかんところはそういうところもあるんですよね。
あと、「あなたがやったんでしょう」とか、決めつける言葉は傷つく言葉になるそうですので気をつけたいところ。

5)短く叱る
クドクドといつまでも叱り続けない。
叱られている状態で話をちゃんと聞いていられるのは低学年なら3分、高学年でも10分が限界だそうです。それ以上はイライラを発散させたい親の自己満足。短く叱るスキルを身につける必要があります。
子供がやってしまったことは、人生すべての失敗ではありません。叱り終えたらすべてを切り替えて、子供とかかわることが大切です。
また、さらっと、淡々と切り替えることが重要で、ぶり返してはいけません。自分がモヤモヤしててもぐっとこらえておしまいにします。そうでないと、その子供はいつまでも切り替えられない大人になってしまいます。

6)適切なときに叱る
いつ、どこで叱るか。「その時に叱る」「少し時間をおいてから叱る」というのは、子供の特性と問題の状況をあわせて考えて、叱るタイミングを決める必要があります。特に人前で叱ることはそれなりの理由がない限り避けなければいけません。人前で叱る行為は効果は出やすいのですが、子供の尊厳を強く傷付けるのでやってはいけないことです。これ、大人でも同じですよね。

7)毅然とした態度で叱る
叱ったあとに謝るのはダメ。
あとで「言い過ぎちゃったね」と謝るくらいなら叱らないほうが良く、優柔不断さは子供に悪影響を及ぼします。叱ったら叱り切る。言い過ぎちゃわないように、2の「理性的に叱る」や5の「短く叱る」の実践力が問われますね。
ただし、叱ったあとのフォローは大切な行為です。謝るのとは違い、「叱ったのは、あなたができると思うから叱ってるんだよ」など肯定感を高めるフォローは良い効果を生むそうです。これ、僕も叱ったあとにフォローすることはあるんですけど、使い方誤るとDVするジゴロのやり口だなとしながら思ってしまいます。そうはならないよう、正しく叱れるようにならないとですね。

8)視覚で叱る
「叱る=言葉で叱る」が一般的ですが、聴覚で入った情報を理解するのが得意な子と視覚での理解が得意な子とがいます。視覚が得意な子には、視覚的な方法で見せながら叱ると良いでしょう。具体的には、叱るときには紙を用意し、叱りながらポイントを紙に書いて見せてあげると、子供も何を叱られているのかわかりやすくなります。

9)わかりやすく叱る
子供にとって「なぜ叱られているのか」を子供がよく理解した状態で叱る。
叱った側の思いと子供の理解は一致してるのかよく確認する必要があります。これは5の「短く叱る」とセットです。長々くどくどと説教されても、結局何がいけなかったのかよくわからなくなってしまうので注意。
そして状況を聞くときは叱りながらではなく、やさしく丁寧に聞くことが重要。聞いた話をもとに大人が状況を整理してあげることで、子供にも問題がどこにあるかを理解できるようにし、その上で問題になるポイントだけを叱るようにします。難易度高い。


上記の9つのスキルについて5段階で自己評価しレーダーチャートにすることで、得意不得意を視覚的に確認することができます。さらに他者に評価してもらうことで客観視することも重要。子供が高学年以上なら、子供に評価をつけてもらって、正直な意見をもらうことも大切とおっしゃってました。これ、勇気いりますね。。。

以上、講演会で学んできた「叱り方9つのスキル」でした。時々見返して、ちゃんと自分ができているのか確認したいものです。

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