気まぐれ思いつき日記

会社員→妻の海外赴任に伴い主夫(5年)→会社員兼フリーライター兼主夫。 生き物とデジタルガジェットと食べることをこよなく愛し、最近は筋トレとキャンプにご執心な40代。

カテゴリ: ロサンゼルス・雑感

¡Hola! ¿Como está?
ということで、ロサンゼルスから日帰りでメキシコに行ってきましたよ!
ご存知の通り、メキシコと国境を接しているカリフォルニア州からは割と気軽に国外旅行に行くことができるのです。ただし、そこはそこで色々あるのですがね、、、!

今回訪れた街はTijuana(ティファナ)。 前から行ってみたいなーと思っていたのですが、子供連れてくとこじゃないし1人で行くのも寂しいしで迷ってました。そこでちょうど日本から出張に来ている友達に一緒に行かないか打診してみたところ快諾してくれたのでおっさん2人で訪れてみた次第です。

まずはカリフォルニア州は南端の都市サンディエゴに行きます。
メキシコは治安がよろしいとは言えないアメリカと比べてもぐっと治安が悪いところなので、自分の車で行くのは避けたいところです。そしてレンタカーも規定で「国外に出ちゃダメ」というのが多いので、みんな基本的に国境近くの駐車場に停めます。1日$10。思ってたより安い。今回は10時半くらいに到着して運良く停める場所を見つけることができましたが、空きはあまりなかったので早めに行った方が良さそうです。
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国境手前にある「知らない人についていっちゃダメ!」をリアルに感じさせる警告。
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地続きとは言っても国境を越えるのでパスポートは忘れずに。通関する際に別室に呼ばれたので「すわ入国拒否か!弁護士を!弁護士を呼べ!」となるかと思いきや、戻る際に必要な許可証とスタンプをくれます。この許可証がないとアメリカに戻る際にえらいことになるらしいので、もらえる雰囲気がない場合は聞いてみるようにしましょう。

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拍子抜けするくらいあっさり国境を越え、歩道橋の上からメキシコ側を眺めると朝からすでにすごい行列。車の人も徒歩の人も朝からアメリカ目指して並びまくってます。戻るとき、自分もこの列に混じるのかと思うとげんなりしますが今は気にしない。
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歩道橋でさらにどぶ川(そういや日本では最近見ない気がするけどあるのかしら)を越えるとタクシーがたくさん並んでいます。タクシーは後で利用することになりますが、今はとりあえず無視してダウンタウンを目指します。そういえば、国境を越えたらすぐそこには観光地ティファナの街が広がっているというイメージだったのですが、国境からしばらくは閑散としていて人はまばらでなんか臭いだけ、治安的にもダメな雰囲気がプンプンしていましたので足早に通り過ぎます。
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ダウンタウンに入る手前の通りで土産物屋のおっちゃんがどこで習ったのか卑猥な言葉をかけてきます。「トモダチ、チョットコイ!チ◯コチ◯コ!×××ペロペーロ!」
誰やこんな言葉教えたん!
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面白いなと思ったのは、ダウンタウンに入る前の街並にやたらと薬局と歯医者が目立つこと。「アメリカの保険もOK!」と書いてあるところを見ると、安いのかしら(アメリカは超高い、虫歯治療で10万円軽く超えます)。怖いからこんなところで治療しないけど。
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テクテクと歩いてダウンタウンへ。ダウンタウンまでで5分か10分くらい歩いたかな。意外に遠かったです。
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そしてお腹が空いてきたので、シーザーサラダ発祥のレストラン、Caeser'sへ。12時オープンのところ11:45くらいに行きましたが入れてくれました。もちろん店内は誰もいません。ていうかお店を出るまで誰も来ませんでした。有名なはずなんだけどなあ。
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気を取り直してシーザーサラダをオーダー、しようとメニューを見ると、ひゃ、$105!!!?!?!
これ、単位が$だからややこしいのですがペソです。$1≒15ペソということで、実際は$7でした。
めんどくさくて換金してこなかったから一瞬焦りました。
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オーダーすると、ウエイターさんが木のボウルと調味料が載ったカートをゴロゴロと押してきます。なんと、目の前でドレッシングから作ってくれるんです!(事前に調べてたから知ってたけど)
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色々な材料をボウルに入れて、木のヘラで混ぜていきます。意外なくらいたくさんオリーブオイルが入っているのが興味深かったです。
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ロメインレタスはカットせずに剥がした葉っぱのまんまドレッシングをからめます。レタスをお皿に盛りつけ、上にカリカリに焼いたバゲットをのせて出来上がり!
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発祥の地だとか目の前で作ってくれたからだとか補正はあるかもしれませんが素直に美味しかったです。

空腹がおさまったところで次に行きたい場所はちょっと遠いので、街歩きしながらタクシー乗り場に向かいます。なんだか知らないけどとにかく薬局が目立ちます。誰が何を買うんだろ。

スーパーに入ってみました。果物、安い。アメリカも安いけどさらに安いです。
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そしてカットフルーツにはチリパウダーがまぶされて売ってます。美味しいのかしら。
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ヘアジェルもすごい量で売ってました。キロ単位。そういやメキシコの人って髪の毛テラッテラなイメージ。やっぱりたっぷり使うのね。
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チーズがケースに入って量り売り。
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日本の名を冠した謎のお菓子。
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やはり異国のスーパーは面白いです。

さて、次の目的地はPlayas de Tijuana。ティファナのビーチエリアで、多くの地元民で賑わっています。歩いて行くと結構ありそうなのでタクシーに値段交渉。片道$15というから高いんじゃないの?と思いましたが、実際は思ってた以上に遠くて、メキシコの物価としてはアレですがそんな特別高いというほどでもない価格かもしれません。結局、値切って往復$25にしてもらいましたが。

んで、何でわざわざお金を払ってまでそこに行ったかというと、アメリカとの国境がそこにあるからです。さっき自分の足で越えて来たところですが、海に面している部分というのはなかなか見られないし、2国間のコントラストがすごいと聞いたのでどうしても見たくて行ってみた次第。
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実際に行ってみたところ、価値あり、です。国境の塀は高く、カラフルにペイントされています。そして、塀のこちら側とあちら側で家族と思われる人達が一生懸命に何か会話をしていました(下の写真右端)。おそらく、アメリカに密入国してもうメキシコには戻れない人達と残された家族なのではないでしょうか。なんと言うか、胸に迫るものがありました。
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ビーチを見ると、メキシコ側は地元の家族連れがたくさん訪れていて楽しそうな雰囲気。一方、アメリカ側を見ると、乗馬をしている人達がポッカポッカ歩いているだけで、あとは荒野と人気のないビーチが広がるばかり。
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両国間を自由に行き来できるのは鳥ばかり。
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タクシーの運転手さんを待たせていたのであまり長居するわけに行かなかったのですが、何とも強烈に印象に残りました。

このあと、ホントはタコスを食べに行きたかったのですが、調べてあった美味しそうなお店は思いの外通そうなので諦めて帰国することに。

事前の調べではボーダーを越えるのに2〜3時間と聞いていましたが、並び始めたのが早かったせいか1.5時間くらいで抜けられました。ちなみに徒歩で並ぶ際、レーンがいくつかに分かれていますが"Genral Public"という方に並びます。スイスイと進んで行く"Ready Lane"というのもありますが、アメリカの市民権を持っていて事前申請をしていてと何かと制約があります。
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あと少しで建物の中に入れる、という最後の方に突然謎のレーンが端っこに発生し、そばに到着したバンからぞろぞろと人が並んで建物に入る手前で爽やかに割り込んできます。事前調査でそういうバスみたいなものがあるというのは知っていたのですが、これが噂に聞くアレか、、、。バンは真っ白で看板も何も書いてない普通の商業バンの見た目で、異国の地でこれに乗るのは勇気がいるなと思いました。

ちなみに行列は一度に何十人かを建物に入れ、それがさばけたら次のを入れるという方式なので、ゆるゆると進むというよりはほとんどの時間止まっていて動く時は一気に進む、というスタイルです。最初は不安になりますが、一度動くと安心します。

イミグレでは特に何か聞かれることもなく、あっさり通してもらえました。

無事にアメリカに戻るとなんかホッとします。国境近くにはプレミアムアウトレットもありますので、お買い物したい人はこちらでどうぞ。

帰り道、コスタメサで高速を降りて喜多方ラーメンを食べました。トーランス近辺は豚骨系が多くてこういうあっさり系はあまりないので嬉しいお味。とても並びますが接客も感じ良いし、近くを通ったら寄りたいところです。
ちなみにすぐそばにはSouth Coast Plazaというサウスベイ最大級の巨大ショッピングモールもあります。 小籠包が美味しいことで有名な鼎泰豐や絶品プライムリブのLawry'sも入っていて、ショッピング好きな人も食べるのが好きな人も楽しめる素敵スポットです。あ、ユニクロも入っています。時間に余裕があったら寄ってみても良いかもしれません。今回は渋滞に巻き込まれてあまり余裕もなかったし、おっさん2人で行くころでもないので寄りませんでした。

ということで、メキシコ日帰り旅行、楽しかったです!でももうメキシコはいいかな、満足!
 

3日連続の更新です!!
本日を持ちまして娘の現地校2年生が修了し、夏休みに突入いたしました。新学年が始まるのは8月の終わり。長いよ夏休み。

丸1年こちらの現地校にきっちり通い、やり方なんかが少し見えて来たのでご報告。
なお娘はロサンゼルスに引っ越してくる前はバンクーバーの現地校にほぼ2年通っていたので英語についての問題はほとんどありません、というのが前提。

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 こちらでは学校毎にカリキュラムが異なっていています。公立でも進学校っぽいところがあるという感じ。そして先生によってもカリキュラムが異なり、去年の娘が1年生のときの担任の先生はどんどん進んじゃう派。やり方もかなりスパルタで、うちは最後の2、3週間だけだったのであまり気になりませんでしたが他の保護者からは総スカンをくらっていた模様です。
現在の2年生の先生は同じ学年同士である程度すり合せをしている模様で、他のクラスのお母さんの話を聞いても似たようなことをしているのでホッとしました。

算数は結構なスピードで進みます。2年生でかけ算・割り算・分数・面積などを習っています。ただ習うといってもかけ算以外は本当に基礎的な部分をさらっと触れさせるという感じ。おそらくまた次の学年になったら改めてしっかりやっていくのでしょう。
それでもついていけない子も当然いるので、その子達は置いてけぼりになるのかというと、それはそれでその子達のレベルに合った課題を出されます。ついていける子はどこまでもついて行って、という感じで同じクラスの中でやってる課題が異なっているようです。
算数については、日本の教育では一度ついていけなくなると家庭でフォローする以外についていきようがなく、そこでわからなくなってドロップアウトしてしまう子がいると聞きますが、その辺は上記の方法でフォローしているようです。
その代わり、一つ一つについてじっくり教えるやり方ではないのでドロップアウトする子の割合が結構多いんじゃないかなあという気もするので、どっちもどっちな気がしますが。

文法的なところでは、2年生後半になって主語・述語・修飾語や過去形・現在進行形などが出て来ました。あと疑問詞なんかも。過去形は変則のものを覚えたりと少し日本の英語教育っぽい感じ。文を見て「主語に丸をし、動詞に下線をひきなさい」とか。でもそういうのを習う前にリーディングやライティングをがんがんやります。スペルが多少違っていても基本単語以外は特に言われません。娘の作文を見てスペルがめちゃめちゃなので先生に相談したら、みんなそんなもんだから気にするなと言われました。

宿題は月曜日に一週間分(月〜木)が出ます。算数ドリル、文法ドリルと別途ワークシート、あとリーディング20分を毎日やります。娘は平日放課後の補習校に週2回通っているので、それがない日に集中してやってましたが、補習校の宿題も合わせるとなかなかのボリュームなのでちょっとかわいそうでした。まあ慣れちゃえばそんなもんって感じなんでしょうけど。
ちなみに宿題の内容は毎週学校のウェブサイトにアップロードされるのでそれを見てどれをやるか指示します。

学校の課題で特筆すべきはプレゼンテーションの授業。2週間に1回、順番が回って来て、決められたお題についてプレゼンをします。内容は自分の家族、読んだ本、有名人(ウォルト・ディズニーを選択)、歴代大統領(T・ルーズベルトを選択)、他国の文化などなど。その度にお父さん手伝って原稿を作りましたよ。そして娘のクラスにはパワーポイントを使ってプレゼンする子がいて、娘も使いたい、と。仕方ないのでパワポで作りましたよ。プレゼンではレポートの内容以外に大きく通る声だったか・みんなの目を見て話したかなどが評価項目として毎回フィードバックされます。ほぼ毎回3段階の1(良い)をもらってきたのでお父さん嬉しかったです!(自慢)
パワポまで使うかは別として、プレゼンの授業が2年生からあるのはすごいなあと思います。人前で話す訓練をするって大事よね。

先日ふと気付いたのですが、運動会はありませんでした。バンクーバーでもそれっぽいのはあったので、全くないことにちょっとびっくり。代替になるものではファンドレイジングイベントで"FUN(D) RUN"というのがありました。同じところをぐるぐる走るだけの、バンクーバーいたときのテリーフォックスランみたいな感じ。で、どう関係あるのかわかりませんが「寄付してね」というもの。よくわかんないけど寄付しました。

寄付といえば、割とごりごりと「寄付くれー寄付くれー」と言って来るところがあってちょっと苦手です。目標額があって、「ほら、あと少しだよ!あなたの寄付で目標到達するよ!」みたいな。そんなこと言われても到達したらなんか良いことあんの?ってなります。バンクーバーの学校の方がもっと品のある感じでしたねー。
面白いなと思ったのは、地元のダイナー(ファミレス)と提携して、定期的に指定の日にそのダイナーで食事すると売上げの10%が学校に寄付されるというもの。大して美味しくないんだけど、寄付すると学校でガラクタが当たる抽選券がもらえたり友達に会えたりするので何回か行きました。

日本人に限らず、母語が違う国の子供が現地校に通うとなると言語の問題がどうしてもあります。それをサポートするプログラムがあり、バンクーバーではESL(English Second Language)、ロサンゼルスではELD(English Learning Development)と言います。担任の先生には「入るでも入らないでもどっちでもいいよ」というのでとりあえず入れてもらったのですが、本人が「つまんないから嫌だ」と言うのですぐやめました。後で聞いた話では、子供にとってELDに入るというのは他の子が受けている授業を受けられないし劣っているように感じて屈辱的なんだとか。ただ英語が全く喋れない子にとっては母国語で喋れる環境というのは大切な息抜きになるので、子供の言語力と気持ちを良く見てどうするか決める必要があるようです。

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ざっくりと思いついたところを書き出してみました。日本とはもちろん、アメリカとカナダでもだいぶ違うなーという感じです。とりあえずお父さんは娘が楽しく学校に通って色々と新しいことを学んできてくれればそれでいいよ。頑張れ。

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ジャカランダの咲く季節になりました。一年中温暖で季節感があまり感じられないロサンゼルスにおいて、数少ない季節を感じさせてくれるのがジャカランダです。ジャカランダはロサンゼルスのいたるところに植えられている街路樹で、5月中旬頃に満開になります。1年前に引っ越してきたときもちょうどジャカランダが花盛りの季節でした。

そんなわけで気がつけばロサンゼルスに移って1年が過ぎました。1ヶ月経った時の感想を前に書きましたが、1年経ってもあまり変わりません。感想は変わりませんが、もう少し報告できることが増えた気がしますので今回は交通事情に絞ってちょっと報告してみます。

1)運転が異常に荒い
これ、前にも書きましたが、本当に荒いです。あたまおかしい。まず車間距離の取り方が異常です。こちらでは車間距離は「前の車と3秒空けましょう」ということになっています。前の車が通ったところと同じ場所を自車が3秒後に通るようにしましょう、ということなのですが、これが1秒もしないうちに通る感じ。彼らの感覚では3秒経っているのでしょうか。アインシュタインもびっくりです。具体的には、時速100kmで走っているのに車間距離は15mくらいの車がちょいちょいいます。
さらに、その15mの車間距離にウインカーなしで割り込むというちょっとしたアクションゲームのようなやり取りが日常茶飯事で行われています。こっちの人達、ほとんどウインカー使いません。パトカーすら使わないこと度々。壊れてるのかなあ。
ちなみに、去年の夏にニューヨークのダウンタウンに行ったらもっと運転が荒くてびっくりして、さらにそのあとトルコに行ったらそれにも増して荒くて、上には上がいるんだなと感心しました。

2)エクスプレスレーンがある
高速道路には時々エクスプレスレーンというのがあります。これは「2人以上乗っている車」または「エコカー」しか走ってはいけず、そうでない車が走ると罰金をとられるというもの。エコカーは以前はプリウスなどのハイブリッドカーも対象でしたが、ハイブリッドカーが増え過ぎたのと電気自動車の台頭で除外されるようになりました。現在エコカーの対象となるのは電気自動車とプラグインハイブリッドだけです。そのせいか、テスラやリーフなどの電気自動車をとてもよく見かけます。
ちなみに「2人以上乗っている」という条件は、通勤で高速を使う人が多いことから定められています。車社会だなー。

3)最大8車線
さすが車社会というだけあって、高速道路は僕が見た限りでは最大8車線あります。反対側へ移動するのはとても大変そうな気がしますが、みんなあまり気にせず斜めにスイーッと横切って行きます。僕には無理。空いているときでない限り、一本ずつ丁寧に移動します。

4)高速道路は難易度が高い
車線がたくさんあるのはまあ良いのですが、分岐点では行き先が4・2・2くらいの割合で分かれたりしていて油断していると目指す場所と全然違うところに連れて行かれたりします。結構何回か間違えて高速を降りて乗り直すはめになりました。無料で良かった。

5)一般道には中央に左折待機用レーンがある
 一般道では信号のところだけでなく、ほとんどずっと道の真ん中のレーンが「中央分離帯」兼「左折待機用レーン」となっています。なので、信号がないところで左折したい場合はこのレーンに入って対向車線の車列が切れるのを待つことになります。日本人的には後ろの車に迷惑をかけてるという気遣いがなくて良いです。もちろん中央分離帯があるところも多々あります。

6)運転中の携帯電話利用に厳しい
走りながら操作するのはもちろんNGなのですが、信号待ちしてるときも禁止されているようです。白バイがスーッと近づいて来て取締りしてるところを何回か見かけました。まあ、危ないからねえ。

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アメリカは大都市のダウンタウンなど一部を除けば根本から車社会で車がないと生活できない感がすごく、頭ではわかっていても実際暮らしてみると改めて強く感じます。日本とはもちろん、バンクーバーとも町づくりが違うなあと。 若者も車離れとか言ってられないのではないでしょうか。これだけ車中心に社会が作られていると、自動運転などイノベーションが起きたときに受ける影響もすごく大きそう。今後この辺りを気をつけて見て行きたいと思います。

約4ヶ月ぶりの更新になりました!なんかね、一度更新が滞るとね、あれね、書きたいことは色々あるのになかなか腰が上がらないですね。
そんな重たい腰を上げさせるほどのことかというとどうなのかわかりませんが、怒りをどこかにぶつけたくてペンをとる、もといキーボードを叩くこととあいなりました。これをキッカケにまたブログ更新を積極的にしていけたらいいですね!

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海外に住んでいる日本人(日本国籍を有する人)は、何かしらの証明書を発行してもらうためには大使館または領事館に出向いて申請する必要があります。大使館はその国の首都に、領事館はそれ以外の大きな都市にあります。僕が住んでいるのはロサンゼルス郡のサウスベイと呼ばれるところで、領事館があるダウンタウンから約40km、時間にして車で約1時間かかるところです。つまり、書類一枚もらうために往復2時間かけてダウンタウンまで行かなければいけません。

まあね、書類一枚といっても証明書の類いですし、大切な書類ですから、本人が来いというのもまあわからんじゃないですよ。ただですね、行ってすぐもらえるかというと在ロサンゼルス領事館の場合はNOでして、申請して約一週間後に取りに来いと、そうおっしゃるわけです。往復2時間かけて書類を申請して、また一週間後に往復2時間かけて取りに来いと。

「は?」ってなりません?ならない人はブラウザの戻るボタンを押すかここをクリックしていただき、読むのを止めていただいて結構です。

僕はこれが非常に気に入らないわけでして。しかもですよ、同じカリフォルニア州にある在サンフランシスコ領事館は郵送での受け取りを認めているんですよ!!!僕もうっかりしていまして、申請に必要な書類等をチェックするのに在サンフランシスコ領事館のサイトを見て「ああ、郵送で受け取れるんだな」と早とちりをしたのですが、同じカリフォルニア州で違うなんて思わないじゃないですか。

しかもこれに先立ちまして、去年も同じように申請して受け取りに行ってとしたときに文句を言って、ついでに領事館宛にメールでも「申請なり受け取りなりを郵送でできるようにしてほしい」と要望を出したんですよ。で、今回(サンフランシスコ領事館の)「郵送受け取り可」というのを見て、 「ああ、領事館も捨てたもんじゃないな」とにっこり微笑み、いそいそと切手と封筒を持って在ロサンゼルス領事館に赴きました。

そしたら
「あ、郵送は受け付けていません(きっぱり)」
「へ?何でですか?」
「そういうルールですので(どやぁ)」

 出ました、「そういうルール」。このね、理由を聞かれて「ルール」だとか「昔からずっとそうしてる」とかって返事をするのはアホの極みですから。まだ「わかりません」の方がましですからね。「そういうルール」なのはそれはそれでいいし仕方ないんですが、理由を聞かれたらそのルールが定められている理由とか経緯を答えるべきなんです。知らないなら素直に自分の無知を認め頭を垂れ、「調べておきます」まで言うのがまともな社会人のあり方ですよ。だけどその担当者の返答は「そういうルールですので」。

「でも、サンフランシスコ領事館は郵送受け付けてますよ?同じカリフォルニア州の領事館ですよね、ダメというのもおかしくないですか?」
「他の館のことは知りませんが、当館では郵送を受け付けないというルールなんです」
「じゃあ受け取りのためにまた往復2時間かけて来いと?」
「申請が少ない館では当日お渡しできるところもありますが、当館は申請数が多いためお時間をいただいております」

まっっったくユーザーフレンドリーじゃないんですよ。ザ・公務員。そんなに申請数が多いっていうなら人を増やせばいいし、何なら特に日本人が多いサウスベイエリアに週一でいいから出張所でも作ればいいんですよ、可能なのかは知りませんが。どちらもできませんっていうなら他に何か方策はないか徹底的に調べて考えるべきなんです。でも彼らはそうしない。なぜなら放っておいても自分達は一切困らないから。何なら不便な方が仕事が少なくていいやくらいに思っているかもしれない。

そんなこんなで先週は激おこプンプン丸でして、今週もちょっとおこな感じで取りに行きました。ついたら、これは見落としていた自分にも否があるのですが、壁にでかでかと「釣り銭がないようにお願いします」とあります。引換券(5×10cmくらい)にもフォント10くらいで書いてある。申請料は19ドル。僕は20ドル札しか持っていません。 

で、申請書を払う段になって「すみません、20ドル札しかないんですが」って言ったら引換券を指差して
「お釣りがないようにって書いてあるんですけどね」って。

いやさ、僕も悪いよ?でもさ、そもそも「お釣りがないように」ってそっちの都合でしょ?何でそんな偉そうに「お釣りがないようにって書いてあるのにそれができないお前はゴミ」みたいな言い方されないといけないの?そりゃね、郵送で小切手か現金書留かなんかで送るってんならお釣りがないようにするのはそりゃわかるけど、対面ではるばる受け取りに来た利用者に対してそんな偉そうに言うことなの?

とまた激おこプンプン丸になりました。先週僕が文句言いまくったときのおねーちゃんでしたから、ちょっとした意趣返しのつもりかもしれませんが、サービスする側に身を置いている以上、それはおかしいでしょ。腹立つわー。

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そういうわけで、外務省に知り合いがいる人とかいたら文句言っておいてください。 最後まで愚痴を読んでくださりありがとうございました!

気がつけば一月も終わりに近づいていますが明けましておめでとうございます。今年もゆるゆると更新していこうと思います。もう頑張って頻繁に更新するのを目標にしてもできないので最初から宣言しとくぜ、ゆるゆるといくとな!

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2015年初日の出(Terranea Resortにて)。LAのような西海岸ではなかなか見ることが難しい初日の出ですが、小さな半島の突端まで赴いたらなんとか拝むことができました。

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さて、マヌカハニーです。ご存知ですか?
最近、なめると喉の痛みがおさまるとか花粉症に効くとか、まあその辺まではいいんですが虫歯、火傷、胃潰瘍、はてはガンにまで効くなど万能薬的な効能を噂される特別なハチミツ、それがマヌカハニーです。

マヌカハニーの効果・効能 

ニュージーランド原産のマヌカという木の花から集められた蜜で作られたからマヌカハニー。

僕がこの名前を最初に聞いたのは5年くらい前、Twitterを始めたばかりの頃で、そのときにフォローしてた輸入業者のおっさんが「これからマヌカハニーが来る!俺はマヌカハニーに賭ける!」つってマヌカハニーの輸入代行をしていたのを眺めていたときでした。そのおっさんの頑張りが実を結んだのか、単に先走っただけで終わったのかは定かではないですが、前者だとしたらウハウハだろうなというくらい流行ってますよね、マヌカハニー。

最近は周囲からも「マヌカハニー最高!」という声をちらほら聞いていたのですが、ほら、僕、理系じゃないですか。そういうプラシーボ効果プンプンなものにいまいち惹かれないっていうか、調べてもなかなか科学的根拠に基づいた説明に行き当たらなくて信用できないんですよね。だいたい、喉の痛みなんか普通のハチミツなめても治りますから!

というわけで敬遠していたわけですが、やはり理系のはしくれとして、実際に試しもせずにその効果を否定するのも良くないよなと。実学を旨とする人間としましては挑戦してなんぼだろうと。でも高いんだよなあと思っていたら、僕の愛するスーパー、Trader Joe'sで一瓶$10ちょっとで売っていました。ま、まあこれなら買ってやってもいいかなと(謎上から目線)。
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トレジョーのマヌカハニーはUMF10+。UMFはUnique Manuka Factorという抗菌成分の略で、この数値が多いほどえらいらしいです。10+以上あれば効果が期待できるんだとか。

おりしも体調を崩し喉が唾を飲み込むのも痛いという状態になり、普通のハチミツ舐めてものど飴舐めてもすぐまた痛くなるという状態を脱したくて怖々と買って舐めてみました。 

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あら。あらら。やだ、、これ、、、ホントに効く、気がする、、、。

正直言って認めるのが悔しいのですが、確かに普通のハチミツより喉の痛みを和らげる効果時間が長いです。舐め始めてから3日経ちましたが、かなり改善されました。も、元々そういうタイミングだっただけかもしれないし、完全に認めたわけじゃないんだからね!

ということで、マヌカハニーの効果を疑問視してる方も喉が痛くてたまらなくなったらとりあえず試してみると良いですよ。 

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