¡Hola! ¿Como está?
ということで、ロサンゼルスから日帰りでメキシコに行ってきましたよ!
ご存知の通り、メキシコと国境を接しているカリフォルニア州からは割と気軽に国外旅行に行くことができるのです。ただし、そこはそこで色々あるのですがね、、、!
今回訪れた街はTijuana(ティファナ)。 前から行ってみたいなーと思っていたのですが、子供連れてくとこじゃないし1人で行くのも寂しいしで迷ってました。そこでちょうど日本から出張に来ている友達に一緒に行かないか打診してみたところ快諾してくれたのでおっさん2人で訪れてみた次第です。
まずはカリフォルニア州は南端の都市サンディエゴに行きます。
メキシコは治安がよろしいとは言えないアメリカと比べてもぐっと治安が悪いところなので、自分の車で行くのは避けたいところです。そしてレンタカーも規定で「国外に出ちゃダメ」というのが多いので、みんな基本的に国境近くの駐車場に停めます。1日$10。思ってたより安い。今回は10時半くらいに到着して運良く停める場所を見つけることができましたが、空きはあまりなかったので早めに行った方が良さそうです。
国境手前にある「知らない人についていっちゃダメ!」をリアルに感じさせる警告。
地続きとは言っても国境を越えるのでパスポートは忘れずに。通関する際に別室に呼ばれたので「すわ入国拒否か!弁護士を!弁護士を呼べ!」となるかと思いきや、戻る際に必要な許可証とスタンプをくれます。この許可証がないとアメリカに戻る際にえらいことになるらしいので、もらえる雰囲気がない場合は聞いてみるようにしましょう。
拍子抜けするくらいあっさり国境を越え、歩道橋の上からメキシコ側を眺めると朝からすでにすごい行列。車の人も徒歩の人も朝からアメリカ目指して並びまくってます。戻るとき、自分もこの列に混じるのかと思うとげんなりしますが今は気にしない。
歩道橋でさらにどぶ川(そういや日本では最近見ない気がするけどあるのかしら)を越えるとタクシーがたくさん並んでいます。タクシーは後で利用することになりますが、今はとりあえず無視してダウンタウンを目指します。そういえば、国境を越えたらすぐそこには観光地ティファナの街が広がっているというイメージだったのですが、国境からしばらくは閑散としていて人はまばらでなんか臭いだけ、治安的にもダメな雰囲気がプンプンしていましたので足早に通り過ぎます。
ダウンタウンに入る手前の通りで土産物屋のおっちゃんがどこで習ったのか卑猥な言葉をかけてきます。「トモダチ、チョットコイ!チ◯コチ◯コ!×××ペロペーロ!」
誰やこんな言葉教えたん!
面白いなと思ったのは、ダウンタウンに入る前の街並にやたらと薬局と歯医者が目立つこと。「アメリカの保険もOK!」と書いてあるところを見ると、安いのかしら(アメリカは超高い、虫歯治療で10万円軽く超えます)。怖いからこんなところで治療しないけど。
テクテクと歩いてダウンタウンへ。ダウンタウンまでで5分か10分くらい歩いたかな。意外に遠かったです。
そしてお腹が空いてきたので、シーザーサラダ発祥のレストラン、Caeser'sへ。12時オープンのところ11:45くらいに行きましたが入れてくれました。もちろん店内は誰もいません。ていうかお店を出るまで誰も来ませんでした。有名なはずなんだけどなあ。
気を取り直してシーザーサラダをオーダー、しようとメニューを見ると、ひゃ、$105!!!?!?!
これ、単位が$だからややこしいのですがペソです。$1≒15ペソということで、実際は$7でした。めんどくさくて換金してこなかったから一瞬焦りました。
オーダーすると、ウエイターさんが木のボウルと調味料が載ったカートをゴロゴロと押してきます。なんと、目の前でドレッシングから作ってくれるんです!(事前に調べてたから知ってたけど)
色々な材料をボウルに入れて、木のヘラで混ぜていきます。意外なくらいたくさんオリーブオイルが入っているのが興味深かったです。
ロメインレタスはカットせずに剥がした葉っぱのまんまドレッシングをからめます。レタスをお皿に盛りつけ、上にカリカリに焼いたバゲットをのせて出来上がり!
発祥の地だとか目の前で作ってくれたからだとか補正はあるかもしれませんが素直に美味しかったです。
空腹がおさまったところで次に行きたい場所はちょっと遠いので、街歩きしながらタクシー乗り場に向かいます。なんだか知らないけどとにかく薬局が目立ちます。誰が何を買うんだろ。
スーパーに入ってみました。果物、安い。アメリカも安いけどさらに安いです。
そしてカットフルーツにはチリパウダーがまぶされて売ってます。美味しいのかしら。
ヘアジェルもすごい量で売ってました。キロ単位。そういやメキシコの人って髪の毛テラッテラなイメージ。やっぱりたっぷり使うのね。
チーズがケースに入って量り売り。
日本の名を冠した謎のお菓子。
やはり異国のスーパーは面白いです。
さて、次の目的地はPlayas de Tijuana。ティファナのビーチエリアで、多くの地元民で賑わっています。歩いて行くと結構ありそうなのでタクシーに値段交渉。片道$15というから高いんじゃないの?と思いましたが、実際は思ってた以上に遠くて、メキシコの物価としてはアレですがそんな特別高いというほどでもない価格かもしれません。結局、値切って往復$25にしてもらいましたが。
んで、何でわざわざお金を払ってまでそこに行ったかというと、アメリカとの国境がそこにあるからです。さっき自分の足で越えて来たところですが、海に面している部分というのはなかなか見られないし、2国間のコントラストがすごいと聞いたのでどうしても見たくて行ってみた次第。
実際に行ってみたところ、価値あり、です。国境の塀は高く、カラフルにペイントされています。そして、塀のこちら側とあちら側で家族と思われる人達が一生懸命に何か会話をしていました(下の写真右端)。おそらく、アメリカに密入国してもうメキシコには戻れない人達と残された家族なのではないでしょうか。なんと言うか、胸に迫るものがありました。
ビーチを見ると、メキシコ側は地元の家族連れがたくさん訪れていて楽しそうな雰囲気。一方、アメリカ側を見ると、乗馬をしている人達がポッカポッカ歩いているだけで、あとは荒野と人気のないビーチが広がるばかり。
両国間を自由に行き来できるのは鳥ばかり。
タクシーの運転手さんを待たせていたのであまり長居するわけに行かなかったのですが、何とも強烈に印象に残りました。
このあと、ホントはタコスを食べに行きたかったのですが、調べてあった美味しそうなお店は思いの外通そうなので諦めて帰国することに。
事前の調べではボーダーを越えるのに2〜3時間と聞いていましたが、並び始めたのが早かったせいか1.5時間くらいで抜けられました。ちなみに徒歩で並ぶ際、レーンがいくつかに分かれていますが"Genral Public"という方に並びます。スイスイと進んで行く"Ready Lane"というのもありますが、アメリカの市民権を持っていて事前申請をしていてと何かと制約があります。
あと少しで建物の中に入れる、という最後の方に突然謎のレーンが端っこに発生し、そばに到着したバンからぞろぞろと人が並んで建物に入る手前で爽やかに割り込んできます。事前調査でそういうバスみたいなものがあるというのは知っていたのですが、これが噂に聞くアレか、、、。バンは真っ白で看板も何も書いてない普通の商業バンの見た目で、異国の地でこれに乗るのは勇気がいるなと思いました。
ちなみに行列は一度に何十人かを建物に入れ、それがさばけたら次のを入れるという方式なので、ゆるゆると進むというよりはほとんどの時間止まっていて動く時は一気に進む、というスタイルです。最初は不安になりますが、一度動くと安心します。
イミグレでは特に何か聞かれることもなく、あっさり通してもらえました。
無事にアメリカに戻るとなんかホッとします。国境近くにはプレミアムアウトレットもありますので、お買い物したい人はこちらでどうぞ。
帰り道、コスタメサで高速を降りて喜多方ラーメンを食べました。トーランス近辺は豚骨系が多くてこういうあっさり系はあまりないので嬉しいお味。とても並びますが接客も感じ良いし、近くを通ったら寄りたいところです。
ちなみにすぐそばにはSouth Coast Plazaというサウスベイ最大級の巨大ショッピングモールもあります。 小籠包が美味しいことで有名な鼎泰豐や絶品プライムリブのLawry'sも入っていて、ショッピング好きな人も食べるのが好きな人も楽しめる素敵スポットです。あ、ユニクロも入っています。時間に余裕があったら寄ってみても良いかもしれません。今回は渋滞に巻き込まれてあまり余裕もなかったし、おっさん2人で行くころでもないので寄りませんでした。
ということで、メキシコ日帰り旅行、楽しかったです!でももうメキシコはいいかな、満足!
ということで、ロサンゼルスから日帰りでメキシコに行ってきましたよ!
ご存知の通り、メキシコと国境を接しているカリフォルニア州からは割と気軽に国外旅行に行くことができるのです。ただし、そこはそこで色々あるのですがね、、、!
今回訪れた街はTijuana(ティファナ)。 前から行ってみたいなーと思っていたのですが、子供連れてくとこじゃないし1人で行くのも寂しいしで迷ってました。そこでちょうど日本から出張に来ている友達に一緒に行かないか打診してみたところ快諾してくれたのでおっさん2人で訪れてみた次第です。
まずはカリフォルニア州は南端の都市サンディエゴに行きます。
メキシコは治安がよろしいとは言えないアメリカと比べてもぐっと治安が悪いところなので、自分の車で行くのは避けたいところです。そしてレンタカーも規定で「国外に出ちゃダメ」というのが多いので、みんな基本的に国境近くの駐車場に停めます。1日$10。思ってたより安い。今回は10時半くらいに到着して運良く停める場所を見つけることができましたが、空きはあまりなかったので早めに行った方が良さそうです。
国境手前にある「知らない人についていっちゃダメ!」をリアルに感じさせる警告。
地続きとは言っても国境を越えるのでパスポートは忘れずに。通関する際に別室に呼ばれたので「すわ入国拒否か!弁護士を!弁護士を呼べ!」となるかと思いきや、戻る際に必要な許可証とスタンプをくれます。この許可証がないとアメリカに戻る際にえらいことになるらしいので、もらえる雰囲気がない場合は聞いてみるようにしましょう。
拍子抜けするくらいあっさり国境を越え、歩道橋の上からメキシコ側を眺めると朝からすでにすごい行列。車の人も徒歩の人も朝からアメリカ目指して並びまくってます。戻るとき、自分もこの列に混じるのかと思うとげんなりしますが今は気にしない。
歩道橋でさらにどぶ川(そういや日本では最近見ない気がするけどあるのかしら)を越えるとタクシーがたくさん並んでいます。タクシーは後で利用することになりますが、今はとりあえず無視してダウンタウンを目指します。そういえば、国境を越えたらすぐそこには観光地ティファナの街が広がっているというイメージだったのですが、国境からしばらくは閑散としていて人はまばらでなんか臭いだけ、治安的にもダメな雰囲気がプンプンしていましたので足早に通り過ぎます。
ダウンタウンに入る手前の通りで土産物屋のおっちゃんがどこで習ったのか卑猥な言葉をかけてきます。「トモダチ、チョットコイ!チ◯コチ◯コ!×××ペロペーロ!」
誰やこんな言葉教えたん!
面白いなと思ったのは、ダウンタウンに入る前の街並にやたらと薬局と歯医者が目立つこと。「アメリカの保険もOK!」と書いてあるところを見ると、安いのかしら(アメリカは超高い、虫歯治療で10万円軽く超えます)。怖いからこんなところで治療しないけど。
テクテクと歩いてダウンタウンへ。ダウンタウンまでで5分か10分くらい歩いたかな。意外に遠かったです。
そしてお腹が空いてきたので、シーザーサラダ発祥のレストラン、Caeser'sへ。12時オープンのところ11:45くらいに行きましたが入れてくれました。もちろん店内は誰もいません。ていうかお店を出るまで誰も来ませんでした。有名なはずなんだけどなあ。
気を取り直してシーザーサラダをオーダー、しようとメニューを見ると、ひゃ、$105!!!?!?!
これ、単位が$だからややこしいのですがペソです。$1≒15ペソということで、実際は$7でした。めんどくさくて換金してこなかったから一瞬焦りました。
オーダーすると、ウエイターさんが木のボウルと調味料が載ったカートをゴロゴロと押してきます。なんと、目の前でドレッシングから作ってくれるんです!(事前に調べてたから知ってたけど)
色々な材料をボウルに入れて、木のヘラで混ぜていきます。意外なくらいたくさんオリーブオイルが入っているのが興味深かったです。
ロメインレタスはカットせずに剥がした葉っぱのまんまドレッシングをからめます。レタスをお皿に盛りつけ、上にカリカリに焼いたバゲットをのせて出来上がり!
発祥の地だとか目の前で作ってくれたからだとか補正はあるかもしれませんが素直に美味しかったです。
空腹がおさまったところで次に行きたい場所はちょっと遠いので、街歩きしながらタクシー乗り場に向かいます。なんだか知らないけどとにかく薬局が目立ちます。誰が何を買うんだろ。
スーパーに入ってみました。果物、安い。アメリカも安いけどさらに安いです。
そしてカットフルーツにはチリパウダーがまぶされて売ってます。美味しいのかしら。
ヘアジェルもすごい量で売ってました。キロ単位。そういやメキシコの人って髪の毛テラッテラなイメージ。やっぱりたっぷり使うのね。
チーズがケースに入って量り売り。
日本の名を冠した謎のお菓子。
やはり異国のスーパーは面白いです。
さて、次の目的地はPlayas de Tijuana。ティファナのビーチエリアで、多くの地元民で賑わっています。歩いて行くと結構ありそうなのでタクシーに値段交渉。片道$15というから高いんじゃないの?と思いましたが、実際は思ってた以上に遠くて、メキシコの物価としてはアレですがそんな特別高いというほどでもない価格かもしれません。結局、値切って往復$25にしてもらいましたが。
んで、何でわざわざお金を払ってまでそこに行ったかというと、アメリカとの国境がそこにあるからです。さっき自分の足で越えて来たところですが、海に面している部分というのはなかなか見られないし、2国間のコントラストがすごいと聞いたのでどうしても見たくて行ってみた次第。
実際に行ってみたところ、価値あり、です。国境の塀は高く、カラフルにペイントされています。そして、塀のこちら側とあちら側で家族と思われる人達が一生懸命に何か会話をしていました(下の写真右端)。おそらく、アメリカに密入国してもうメキシコには戻れない人達と残された家族なのではないでしょうか。なんと言うか、胸に迫るものがありました。
ビーチを見ると、メキシコ側は地元の家族連れがたくさん訪れていて楽しそうな雰囲気。一方、アメリカ側を見ると、乗馬をしている人達がポッカポッカ歩いているだけで、あとは荒野と人気のないビーチが広がるばかり。
両国間を自由に行き来できるのは鳥ばかり。
タクシーの運転手さんを待たせていたのであまり長居するわけに行かなかったのですが、何とも強烈に印象に残りました。
このあと、ホントはタコスを食べに行きたかったのですが、調べてあった美味しそうなお店は思いの外通そうなので諦めて帰国することに。
事前の調べではボーダーを越えるのに2〜3時間と聞いていましたが、並び始めたのが早かったせいか1.5時間くらいで抜けられました。ちなみに徒歩で並ぶ際、レーンがいくつかに分かれていますが"Genral Public"という方に並びます。スイスイと進んで行く"Ready Lane"というのもありますが、アメリカの市民権を持っていて事前申請をしていてと何かと制約があります。
あと少しで建物の中に入れる、という最後の方に突然謎のレーンが端っこに発生し、そばに到着したバンからぞろぞろと人が並んで建物に入る手前で爽やかに割り込んできます。事前調査でそういうバスみたいなものがあるというのは知っていたのですが、これが噂に聞くアレか、、、。バンは真っ白で看板も何も書いてない普通の商業バンの見た目で、異国の地でこれに乗るのは勇気がいるなと思いました。
ちなみに行列は一度に何十人かを建物に入れ、それがさばけたら次のを入れるという方式なので、ゆるゆると進むというよりはほとんどの時間止まっていて動く時は一気に進む、というスタイルです。最初は不安になりますが、一度動くと安心します。
イミグレでは特に何か聞かれることもなく、あっさり通してもらえました。
無事にアメリカに戻るとなんかホッとします。国境近くにはプレミアムアウトレットもありますので、お買い物したい人はこちらでどうぞ。
帰り道、コスタメサで高速を降りて喜多方ラーメンを食べました。トーランス近辺は豚骨系が多くてこういうあっさり系はあまりないので嬉しいお味。とても並びますが接客も感じ良いし、近くを通ったら寄りたいところです。
ちなみにすぐそばにはSouth Coast Plazaというサウスベイ最大級の巨大ショッピングモールもあります。 小籠包が美味しいことで有名な鼎泰豐や絶品プライムリブのLawry'sも入っていて、ショッピング好きな人も食べるのが好きな人も楽しめる素敵スポットです。あ、ユニクロも入っています。時間に余裕があったら寄ってみても良いかもしれません。今回は渋滞に巻き込まれてあまり余裕もなかったし、おっさん2人で行くころでもないので寄りませんでした。
ということで、メキシコ日帰り旅行、楽しかったです!でももうメキシコはいいかな、満足!