気まぐれ思いつき日記

会社員→妻の海外赴任に伴い主夫(5年)→会社員兼フリーライター兼主夫。 生き物とデジタルガジェットと食べることをこよなく愛し、最近は筋トレとキャンプにご執心な40代。

カテゴリ:旅行 > キャンプ

昨年のブラックフライデーで軽くてコンパクトなテントを買ったので、そろそろ暖かくなってきたことだしと公共交通機関を使ってソロキャンプに行ってまいりました。車と違って色々と制約が多いのですが、それもあえて楽しもう、ということです。そう、あえてね。

向かったのは奥多摩にある氷川キャンプ場。奥多摩駅から徒歩5分。駅近物件!
なお、奥多摩駅へは新宿駅から青梅駅まで中央線で1時間20分。さらに青梅駅から青梅線で40分。つまり新宿からまるっと2時間。遠いw 我が家から新宿まで30分ほどなのでトータル2.5時間の旅です。

さて、遠い遠い氷川キャンプ場でのソロキャンプですが、天気に恵まれたこともあり素晴らしい体験となりました。今後利用される方の参考までに、また次回以降の備忘録をかねて、振り返りメモ。(新しいテントのレビューもあるよ)

・行きは少し遅めのホリデー快速を狙う
土日は「ホリデー快速」という特急が出ています。短縮できる時間はそこまででもないですが、停車駅が少ないのでストレスが少ないです。ちなみに高尾山とかの登山客でクソ混んでますので、座れないと割と地獄です。おそらく朝早いほうが乗客は多いので、気持ち遅めくらいが良さそう。

・台車OK
駅からキャンプ場までの道は整備されていますし、キャンプ場内も受付からキャンプエリアとなる河原まではコンクリート敷き、河原の砂利もそこまで大きくないので車輪が大きめの台車なら問題なく移動できます。むしろ受付付近から河原まではかなりの急勾配なので台車がある方がラクだと思います。ふるさと納税で一昨年ゲットしたフラットカート2×4がいよいよ活躍するときがきた、、、!(今回はどんな具合かわからなかったので連れていきませんでしたが)
ただし台車はバスに乗るのには激しく向いてないので、移動手段がやや限定されるのが難点ですね。
saka
かなりの急坂

・ペグは鍛造が望ましい
知ってたんですが、鍛造は重たいので、まあどうにかなるやろと思っていったらやはり大変でした。風があまりなかったのででかい石で固定してどうにかなったのですが、やはり不安ですからね。アルミペグでも入るところもありましたが、まったく入る気がしないところも多かったです。

・周囲に買い物できる場所は少ない
駅前にスーパーもコンビニもありません。佐藤商店という酒屋がコンビニっぽいこと始めました、みたいなお店でお酒や水などは買えますが、品揃えが良いとは決して言えないので酒と水以外は基本的に地元(または道中)であらかじめ入手したほうが良さそうです。ちなみにキャンプ場にも売店や自販機はありますが、缶ビール350mlが400円となかなかのお値段です。

・Paypayが使える
キャンプ場の利用料や売店、上述の佐藤商店のいずれもPaypayが使えるので、基本的にキャッシュレスで全部どうにかなります。一回も財布を開きませんでした。

・薪は針葉樹と広葉樹両方ある
針葉樹が箱いっぱいで1200円、広葉樹は一束1500円です。他のキャンプ場と比較してもお高めプライスですが、針葉樹のほうはかなりのボリュームですので気持ちよく燃やせます。朝と夜、両方ガンガンやれて楽しかったです。朝は寒かったし。ちなみに直火OKですので、火の始末も水をかければ済むのでラク。(炭は去るときにちゃんと拾いましょう)
maki

・天気が良い日はタープは必須
暑かったです。川遊びできるので夏も楽しいと思いますが、タープは必須でしょう。川でビールを冷やしてる人がいて、なんかいいなって思いました。スイカとか冷やしたい。

・ネイチャーハイクCloudUp2の評価
去年のブラックフライデーでゲットした新テントの初張りでした。コンパクトだし、そのわりに前室もあって居住性も良いし、張るのもさほど難しくなくてよかったです。ただ、自在金具(プラスチック)がやや使いにくいのと、ガイロープの色が地味で見えづらくて何度か足を引っ掛けそうになったのがネガティブポイント。今度蛍光のロープに変更しようかなと思いました。あと、説明書ついてないのかあと思いながらなんとなくで組み立てましたが、袋の内側に縫い付けられてました。

以上、とても良いキャンプ場だったのでまた行くつもりです!
kawara
広々とした河原のフリーサイト

water
水もきれい、夏は川遊びしたら楽しそう

bonfire

coffee
キャンプ場で飲むモーニングコーヒーはまじ最高

俺、二次燃焼系ウッドストーブ欲しい。でも高い。俺買えない。
友達それ作る。俺も作りたい。

ということで、まずみなさんがどういう風に作ってるのかを調べました。

情報をざっくりまとめると、
1)solo stove同様、円筒形二重構造
2)外側はペンキ缶(上部に太めの縁がある)
3)内側は缶詰、100均の金属製の筒状のものなど
4)外側下部と内側上部・下部に穴を開ける
5)穴はドリルまたはホールソーを使用
といったところです。

1に該当するsolo stoveの構造を確認しましょう。こんな感じ。
2

二次燃焼させる高熱の空気が正しく排出されるために、二重構造の上部は塞がっていないといけません(※1)。反対に下部は空気をしっかり取り込める作りにしたい(※2)。
そのために2にあるようにペンキ缶がちょうど良いんですね。

外側になるペンキ缶のサイズですが、DIYでよく使われているのは1L缶です。これにある種の缶詰の空き缶がベストフィットらしいです。でもなんかちょっと小さいんですよねー。みんなと同じはつまんないし、もうひとまわり大きいのが欲しいなー、ってんで2L缶を買うことにしました。

Amazonの品揃えにはなかったのですが、ヨドバシ.comで売っていたのでこちらで購入。ヨドバシは送料無料なのが最高。
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んで、3に該当する2Lペンキ缶の内側にぴったりな金属製の円筒を探す旅に出たのですが、なかなかありません。ダイソーで見つけたオイルポットがいちばん近いけど、それでも直径が1cm弱小さい。まあでもこれはペンチで曲げながら叩いて伸ばせばいけるだろう、と浅い考えでこのオイルポットを購入しました。
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結論としては、そんな甘いものではなく、エネルギーを消耗して見た目が汚くなっただけでしたので、諦めてアルミホイルで隙間を塞ぐ方式を採用することにしました。
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内側の缶の下部空気取り入れ(※3)はみなさんドリルで穴を開けまくってますが、ドリルで開けるのも大変だし、より通気性が良いものの方が良かろうと思いまして、底を取り外してザル状のものを充てることにしました。
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5で外側の缶の下部空気取り入れ穴(※4)と内側の缶の上部空気吹き出し穴(※5)を開ける必要があります。世の中にはホールソーという円形の穴をきれいに開ける便利な道具があるのですが、これだけのために買うのは完全に何かが違うのでおとなしくドリルで開けました。
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ドリルの穴のままでは小さいので、そこにラジオペンチを差し込んでグリグリ回して穴を広げ、出っ張ったところで怪我をしないようやすりで整えます。

ということでとりあえず完成。
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あとは火を入れるだけ!
そして次回キャンプの予定を立てました。天気が悪くなりませんように!

ウッドストーブというものがあります。その名の通り、木を燃やすストーブでして、要するに焚火台の一種です。
woodstove

一口に焚火台と言ってもそれはもう多種多様でして、大きいのから小さいの、シンプルなものから複雑なものまでとにかく色々、お値段もピンからキリまでございます。

で、最近の新型で流行なのが「二次燃焼」系でして。二次燃焼というのは読んで字の如く1次だけでなく2次の燃焼があるわけです。1次の燃焼は普通に木が燃えます。その木から立ち上る煙にはまだ燃える成分が含まれているので、こちらにも火をつけてばっちり燃やしちゃおう、というのが二次燃焼です。

燃やせるものはしっかり燃やすという無駄がない感じ、良くないですか?

焚き火というただ木を燃やして二酸化炭素を発生させるだけの無駄の極みみたいな遊びに「無駄がない」とか何を言ってるんだという気もしますが、なにせ無駄がなくて合理的。素晴らしい。


去年はモンベルからこの二次燃焼系焚火台フォールディング ファイヤーピットというのが出まして、瞬く間に売り切れました。秋口に「実物見てみたいなー」とモンベルの直営店を訪れてみたところ、「在庫はおろか展示品もありません、入荷は来年の5月」という人気っぷり。
モンベル

人気と聞けば余計欲しくなるのが人情というもの。もう焚火台持ってるからおいそれと新しいのを買うわけにもいかないんですけどね。これ高いし。

で、この二次燃焼系焚火台で一番代表的なのが上の参考記事にも出てくるsolo stoveというシリーズで、小さいのから大きいのまで各種サイズがあります。掌サイズの小さいのでも1万円近くします。高い。
solostove

欲しいけど高いなーとショーウィンドウのトランペットを眺める少年と化していたのですが、友人がこれに似たスタイルのものをDIYしてインスタグラムに投稿してました。

え、なに、作れるのこれ?マジ?

調べたら、ネットには「作ってみた」という報告がYoutubeはじめあちこちに転がっていました。そっか、買えないなら作れば良いんじゃん。いつからだろう、僕が資本主義の毒に冒されていたのは。

よし、じゃあ僕も作ってみるかと。1万円は払えないけど、1000円くらいまでなら出してやろうじゃねえかと。作るの楽しそうだし。

そんなわけで二次燃焼系ウッドストーブを作ることにしました。
(次回に続く)

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みかんが好きです。

果物の中でナンバー1というわけではないのですけど、安くて美味しい、目立たないけどそばにいると安心する。結婚するならこういうタイプが良いのかもしれません。自分でも何を言ってるのかよくわからないんですけど。

ということでみかん狩りができるキャンプ場に行ってきました。こちらです。

13年落ちの実家の車のナビにも登録されていたので由緒正しい歴史のあるキャンプ場っぽいです。今回は家族で行ったので、テントではなくロッジ泊。7000〜9000円で、いちばん安いところにしましたが、空いていたこともあり好意でグレードアップしてくれました。優しい!

現地で見てみるといちばん安いロッジは微妙だったので、次行くとしたら最初から9000円のところにしようと思います。


以下、備忘録を兼ねてキャンプ場情報と反省点をば。

・意外に近い
房総半島の端っこに位置しているので地図で見るとだいぶ遠いのですが、2時間くらいで行けちゃいます。意外に近い。

・道がやばい
高台にあるキャンプ場内の道は細い上になかなか急勾配の坂道が多く、ランクルのような大きい車だと大変そう。繁忙期は対向車が来たときに広いところまでバックできる運転技術が求められます。今回は空いてたのでそういうことになりませんでしたが。

あと、目指す場所に行くのにどこで曲がれば良いのかややわかりづらいです。地図を用意してくれてれば良いのに。。。

・眺めが良い
段々になっていて見晴らしが良いです。森の中ゾーンもあるみたいでそちらはまた違う趣でしょうが、僕たちが泊まったところは遠くに海を臨むこともできてなかなかの眺望でした。
view
view2
ちなみにとても見晴らしの良いサイトはきっちり抑えられていたので、テントを張る人は早めのチェックインが吉です。

・ロッジに多くを求めてはいけない
エアコンはついていますし電源も通っていますが、逆に言うとあとはちゃぶ台くらいしかありません。壁は薄いのでエアコンの温度をかなりあげないと明け方は普通に寒いです。テントよりはだいぶましですけどね。安いですからね、多くを求めるのも違うでしょう。冬行く時は暖かくして寝ましょう。

・直火OK
後始末が大変なので焚火台を使用しましたが、直火での焚き火もOKです。今時珍しい。
takibi
風がなくてあまり寒くなかったおかげでビールが進みました。ダイエット中だけどこういうときは特別。

・トイレ1つだけ(多分)
僕が泊まった場所近辺では、事務所横のトイレしかありませんでした。男子用の小便器が1つと個室が2つ。そのため、高台の上の方は眺めが良いけどトイレが遠く、上り下りが大変です。健康には良さそうだけど夜中は辛い。

・みかん狩りは楽しい
1人500円で取り放題食べ放題です。持ち帰る分は1kg330円の量り売り。
木によって味が違うので、美味しい木を探す作業が楽しいです。先に来てた家族が「この木のがいちばん美味しい!」と言ってた木にあとで行ってみたら、実が一つも残ってなくてがっかりしました。
orange3
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枝をかき分けて奥まで入ることもあるので、ひっかき傷に強い服の方が良さそうです。ジャンパーのフードが地味に邪魔でした。

・カインズの薪が良かった
焚き火用の薪は廃材が無料で利用できるのですが、あまり残ってなかったらいまいちだったときのためにカインズで薪を購入しました。山梨県産コナラ材990円。意識して広葉樹の薪を使うのは初めてです。

この薪がはぜないし、火持ちは良いし、広葉樹の薪最高!ってなりました。少し高いけど満足度はとても高く、次回もカインズを探して薪を買うことになりそうなくらい気に入りました。

・お風呂は温泉で
無料のシャワーがありますが、寒いので翌朝に近所の温泉に行くことにして使いませんでした。利用したのはキャンプ場から車で20分ほどのところにある里見の湯というところ。地理的に帰り道方面なので遠回りにはなりません。

土日料金は1500円と高いのが難点ですが、タオルと館内着がついてきて、浴場も広くてきれいで良かったです。サウナの温度は低め。水風呂も露天の休憩スペースもあります。スケジュール上あまり長居しませんでしたが、長時間滞在するのにはとても良さそうです。

・総評
高規格キャンプ場ではないですが必要最低限の設備はありますし、車で15分くらいの場所にスーパーもホームセンターもあるので困ることはあまりありません。積極的に勧めるほどでもないですが、決して悪くないところでした。
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炊事場。きれいではないしお湯も出ないけど必要十分。

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星がきれいでした。三脚持っていき忘れたのでスマホで撮影。

スクリーンショット 2021-01-08 20.08.32


秋冬キャンプは、暖パン+ヒートテックでも足下から冷えるのでダウンパンツが欲しいなと思っていたところ、どうもワークマンのエアロストレッチアルティメットパンツというのがとても暖かいらしいという情報をある筋から入手しました。

お値段もさすがワークマン、お手頃価格なのであちこち探し回ったのですが動き出しが遅かったかすでにどこも完売。藁をも掴む思いで宮崎の義実家に助けを乞うたところ、タイミング良く新店がオープンしたばかりで在庫があり、なんとか入手することができました。

そんなこんなで無事に手にはしたもののなかなか履く機会がなかったのですが、おりしも強い寒気がいらしてるのでこれ幸いと履いてみました。

暑い。

スキーウエアより暖かいんじゃないかな、これ。「強い寒気?俺を唸らせたかったらシベリアあたりで試すんだな」と言わんばかり。しかもストレッチ性もあって動きやすい。

ただし欠点もあって、透湿性が限りなく0です。履いてると中が汗だくになります。なので、メリノウールみたいな吸湿速乾性の高いタイツを下に履かないといまいちかも。

あと、ダウンパンツと違って嵩張ります。モコモコしてて弾性がある感じ。

それでも防寒性はガチなので、次回のキャンプではタイツありで履いてみようと思います!

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